携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

HOME> ゲーム> 【ユービーアイソフト】噂の美人プロデューサー『アサシン クリード』のジェイド氏を直撃!

【ユービーアイソフト】噂の美人プロデューサー『アサシン クリード』のジェイド氏を直撃!
E3 Media & Business Summit

2007/7/18

  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • この記事をつぶやく

●『アサシン クリード』の魅力を語る!

 プレイステーション3とXbox 360で発売が予定されているユービーアイソフトの『アサシン クリード』。1191年の第三次十字軍遠征時代を舞台に、暗殺者の暗躍を描くという独特の世界設定を持つ本作は、これまでいくつかのゲームイベントなどにお披露目され、そのクオリティーの高い映像がユーザーの関心を惹きつけてきた。そんなユービーアイソフトのイチオシタイトルである『アサシン クリード』のプロデュースを担当しているのが、ジェイド・レイモンド氏。そう、いまや個人的なファンクラブができるほどに人気沸騰している女性クリエーターなのだ。ファミ通.comでは、そんなジェイドさんに単独インタビューを敢行。『アサシン クリード』の魅力についてうかがってきた。

▲ジェイド・レイモンド。ユービーアイソフトにて『アサシン クリード』のプロデュースを担当する。


――『アサシン クリード』に関わるようになった経緯を教えてください。
ジェイ
ド ひとつのビデオゲームを作るというのは非常に大きな時間の投資になります。プレイステーション3とXbox 360向けにタイトルを作るに当たっては、ユービーアイソフトの誇るロンドンやロザンジェルスなど、できるだけ多くのスタジオに行き、どのプロジェクトでどのチームと仕事をするか検討しました。そこで、モントリオールの開発チームと出会って、『アサシン クリード』が開発の初期段階にあることを知り、ゲームの目的やアイデアがすっかり気に入りました。チームのメンバーとも気が合って、「モントリオールに引っ越さなくては!」と思ったんですね。

――『アサシン クリード』を開発するにあたって、刺激を受けたタイトルはありますか?
ジェイド
 いろいろな影響がありますが、ユニークなのはスポーツゲームの要素を取り入れていることかな。クリエイティブ・ディレクターのパトリス(デジレ)はとてもスポーツゲームが好きで、アメリカン・フットボール感覚で、街を駆け回ったり、人を押しのけたりするような、身体で感じる要素を取り入れたかったみたいです。もうひとつはレーシングゲーム。キャラクターを動かすときに、クルマを運転しているような経験を取り入れたかった。『プリンス・オブ・ペルシャ〜時間の砂〜』にも、もちろん影響を受けています。ほかにも、ストーリー作りで影響を受けているタイトルもありますよ。昨日(KONAMIの)小島秀夫監督がユービーアイソフトのブースに遊びに来てくださったのですが、『メタルギア ソリッド』シリーズのストーリーの進めかたには、とても刺激を受けています。

――『アサシン クリード』でもっとも気に入っている要素は?
ジェイド
 自由度の高いシステムを使って、好きなゲームプレイを実現できること。格闘ゲームが好きなプレイヤーならまわりのキャラとどんどん戦えるし、ステルスアクションが好きなら、時間を費やして作戦を練ることもできます。建物などの周囲の状況を活かして、アクロバットを披露するというスタイルもある。いずれにせよ、好きなスタイルでプレイできるようにミッションを設定しました。

――なぜ、舞台設定を十字軍の時代にしたのですか?
ジェイド
 “アサシン(暗殺者)”という言葉からインスパイアを受けた部分は大きいですね。パトリスは、キャラクターを作る際に、肩書きにアクションを想像させる人物にしたかったみたいです。たとえば、肩書きが“プリンス”では、あまりアクションが想像できませんよね(笑)。“アサシン”ならすぐにアクションが思い浮かぶし、遊んでみたいキャラクターにも思えます。それで、アサシンについての本もたくさん読みました。彼らは実際に存在した伝説がたくさんあり、非常に興味深いです。マルコ・ポーロはアサシンに会ったことがあるとも言われているんです。『アサシン クリード』の舞台となっている第三次の歴史的背景もおもしろいですよ。とにかく題材がたくさんあるので、アサシンの伝説にまつわるゲームを作らなくては……と思いました。

――なるほど。ゲームの話はこれくらいにして、ジェイドさんの人となりについて聞かせてください。いままでどのようなゲームに関わってきたのですか?
ジェイド
 ゲーム業界でのキャリアは、ソニー(ニューヨーク)でプログラマーとしての仕事を始めたことに始まります。そこで、『JEOPARDY!』、『JEOPARDY Online』、パームのパイロット用のゲームなどを作りました。そのあとエレクトロニック・アーツ(サンフランシスコ)で『SIMS Online』のプロデューサーを務めて、いまはモントリオールで『アサシン クリード』の開発を担当しています。

――では、好きなゲームは?
ジェイド
 好きなゲームはたくさんあるのですが、最近ではカプコンの『バイオハザード4』。臨場感が溢れていて、恐怖感がよく表現されていた。新しい要素もたくさんあって、非常によくできたゲームだと思います。もっとまえだとソニー・コンピュータエンタテインメントの『パラッパラッパー』も好きでした。リズムゲームをプレイしたのは『パラッパラッパー』が初めてだったのですが、ダンスとリズム、ラップの要素があって、新鮮でキュートでした。あまりシリアスではなく、キャラクターのカワイイ動きやアートスタイルも気に入りましたよ。当時、画期的でほかとは違い、そのうえ楽しいゲーム。あと、バンダイナムコゲームスの『鉄拳3』もおそらくいちばん好きなゲームのひとつに入りますね。格闘ゲームの大ファンなので、『鉄拳3』が出たときは、ひと夏を費やしました(笑)。そのときは、「『鉄拳3』では誰にも負けないようになろう!」というのを目標にしていましたよ。

――ファンクラブができるくらいの人気ぶりですが、それについてはどう思います?
ジェイド
 もてはやされ過ぎでくすぐったいですが、ちょっぴり妙な感じもします。ゲーム開発はチームで行うもので、『アサシン クリード』には150人のスタッフが関わっています。私の仕事のひとつはゲームについて外部の方に話をすることですが、できればスポットライトを浴びるのは、チームのスタッフと分け合いたいと思っています。そういう意味では、スタッフひとりひとりにファンクラブがあってよいくらい(笑)。

――注目されるのはたいへんなのでは?
ジェイド
 E3ではかなりたいへんでしたが、逆に注目されるのはラッキーだと思っています。それだけ『アサシン クリード』が注目されるということですから。

――今回のE3についてはどう思います?
ジェイド
 全体としては、まえのほうがよかったと思います。E3はチームにとって大事な動機付けになります。大きなイベントに向かって、(体験版を作りあげるなど目的を持って)みんながフォーカスして一生懸命仕事をするというのはよかった。今回はそれほど大きなイベントではないので、開発チームにとってもまえと違う感じですね。個人的には昨年までのE3のように、休み時間にほかのブースをふらふらして、業界で何が起きたかを感じられるのがよかった。いまは閉鎖的で何も見えないので残念です。

――9月の東京ゲームショウ2007には、日本に来ます?
ジェイド
 行きたいと思っています。小島監督が、「『アサシン クリード』は日本でも人気が出始めているし、北米で作られたアートスタイルを含めて、このゲームは日本のゲームファンにとっても、かなり魅力的だ」とおっしゃってくれました。とてもエキサイティングなことです。東京にはまだ一度しか行ったことがないので、ぜひ東京ゲームショウには行きたいです。

――最後に、日本のファンにメッセージを。
ジェイド
 日本の方が『アサシン クリード』に興味を持ってくれていることはとてもうれしいし、チームにとっては何よりの励みになります。今年はぜひとも日本に行って、読者の方たちにお会いして、『アサシン クリード』についてどう思っているか、聞いてみたいですね。

▲「ぜひとも東京ゲームショウ2007には行きたいです」と語るジェイドさん。


▲“クリード”とは主義や信念といった意味。暗殺者としての信念をもってどのように行動するかが、物語のテーマになる。 

 
Assasin’s CreedTM (C)2006 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Assasin's Crees, Ubisoft, Ubi.com, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries. "2" and "PLAYSTATION" are registered trademarks of Sony Computer Entertainment Inc. Microsoft, Xbox, Xbox 360, Xbox Live, and the Xbox, Xbox 360 and Xbox Live logos are either registered trademarks of trademarks of Microsoft Corporation in the U.S. and/or other countries. 

E3 Media & Business Summitの関連記事

特別企画・連載

一覧へ

地球の運命を賭けた最終決戦が開幕する!『マスエフェクト3』!第4回更新

RPG要素とTPSが融合した高いゲーム性、宇宙を股にかける壮大なストーリーで人気の『マスエフェクト』シリーズ最新作が3月15日に発売される。ここでは、動画、マンガ、企画記事という3つの手法で、本作の魅力を余すことなくお伝えしていく!

フレッツ光で『モンスターハンター フロンティア オンライン』をプレイしよう!!

現在、NTT東日本・NTT西日本の“フレッツ光”と『MHF』による“フレッツ光 モンスターハンター フロンティア キャンペーン”を実施中。フレッツ光を利用して『MHF』をプレイすることで、光刀(太刀)を始めとする特典の数々が手に入るぞ!

流される血のみが、歴史を塗りかえる!『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』

全世界で累計600万以上のセールスを誇る人気ファンタジーRPG『Dragon Age(ドラゴンエイジ)』シリーズが完全映画化! 日米合作によるフルCGアニメとして、『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』が2012年2月11日より全国ロードショー公開される。未曾有のファンタジー世界の幕が上がる!

地球の運命を賭けた最終決戦が開幕する!『マスエフェクト3』!第3回更新

RPG要素とTPSが融合した高いゲーム性、宇宙を股にかける壮大なストーリーで人気の『マスエフェクト』シリーズ最新作が3月15日に発売される。ここでは、動画、マンガ、企画記事という3つの手法で、本作の魅力を余すことなくお伝えしていく!

死なない男と金髪美女の明日の行方は!?『ネバーデッド』!

魔王との戦いに敗れ、不死身の身体になってしまった男ブライスの悪魔との戦いを描くアクションゲーム『ネバーデッド』。ここでは、ブライスと彼を取り巻くキャラクター、不死身ならではのユニークなアクションの数々、そして、最大4人で楽しめるマルチプレイの特徴を紹介する。

難民はやがて英雄となり栄光をつかむ! 『ドラゴンエイジII』!第2回更新

全世界累計320万本以上の出荷本数を記録した、大作ファンタジーRPGの続編『Dragon AgeII(ドラゴンエイジII)』が、いよいよ日本でも発売される。難民から英雄となった主人公“ホーク”の壮大な一代記を、どのように描くかはプレイヤーの選択次第だ。

地球の運命を賭けた最終決戦が開幕する!『マスエフェクト3』! 第2回更新

RPG要素とTPSが融合した高いゲーム性、宇宙を股にかける壮大なストーリーで人気の『マスエフェクト』シリーズ最新作が3月15日に発売される。ここでは、動画、マンガ、企画記事という3つの手法で、本作の魅力を余すことなくお伝えしていく!

地球の運命を賭けた最終決戦が開幕する!『マスエフェクト3』!

RPG要素とTPSが融合した高いゲーム性、宇宙を股にかける壮大なストーリーで人気の『マスエフェクト』シリーズ最新作が3月15日に発売される。ここでは、動画、マンガ、企画記事という3つの手法で、本作の魅力を余すことなくお伝えしていく!

傭兵となって巨人族に立ち向かえ!『ラグナロク オデッセイ』!

PCのオンラインRPG『ラグナロクオンライン』をベースにスピンアウトされた3Dアクションゲーム『ラグナロク オデッセイ』。巨人族との戦いが描かれる本作の魅力をお届け!

扱う情報はR★だけ! ロックスター・ゲームス情報局をオープン

『グランド・セフト・オート』シリーズや『レッド・デッド・リデンプション』などで知られるロックスター・ゲームス情報だけを総合的に取り扱うサイト、ロックスター・ゲームス情報局がオープン。全面協力により、最新情報からその偉大なヒストリーまで全紹介!

この記事の個別URL

ソーシャルブックマーク

  • Yahoo!ブックマークに登録

評価の高いゲームソフト(みんなのクロスレビュー

※ ブログ・レビューの投稿はこちら!ブログの使い方

その他のニュース

『GirlsNews〜声優』にて『ユカフィンTV』スタート――ゲストに長谷川明子やARTERY VEINが登場

スカパー! 371ch、スカパー! HD663chにて好評放送中の声優情報バラエティー番組『GirlsNews〜声優』にて、2012年3月28日にNEWシングル『未来が私を待っている』をリリースするアイドルユニット“アフィリア・サーガ・イースト”のメンバー、ユカフィン・ドールが司会進行を担当する番組内コーナー番組の『ユカフィンTV』が2012年2月17日よりスタートすることが決定した。

セガストアにて『初音ミク アンド フューチャー スターズ プロジェクト ミライ』限定特典付きセットが予約受付中

セガより2012年3月8日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『初音ミク アンド フューチャー スターズ プロジェクト ミライ』。本作にオリジナル特典を同梱した数量限定セットの予約がセガストアにてスタートした。

『ルーンファクトリー4』先着購入特典が決定

マーベラスAQLより2012年7月発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『ルーンファクトリー4』。本作の先着購入特典が決定した。

『ラグナロク オデッセイ』攻略企画第2回

2012年2月2日に発売されたPS Vita用ソフト『ラグナロク オデッセイ』。攻略企画第2回となる今回は、チャプター3を攻略していくぞ。

『モンスターハンター』プレイまんが“モンでき。” 『MH3G』第17回

『モンスターハンター』プレイまんが第17回、リオレウスに轢かれるの巻〜!

【ブログ】麻薙智子のイベコンさんはゲームがお好き!(第41回)

『Kinect スター・ウォーズ』の発売日がいよいよ決まりましたね。ナギも期待の1作なのです。

『ラストエグザイル-銀翼のファム-』コラボ衣装が『トイ・ウォーズ』に登場!

ガンホー・オンライン・エンターテイメントのオンラインTPS『トイ・ウォーズ』では、TVアニメ『ラストエグザイル -銀翼のファム-』のコラボレーションアイテムの販売をスタートした。

植松伸夫氏のロックバンドEARTHBOUND PAPASが吉祥寺で熱演! “犬耳家 親族会議vol.7”リポート

2012年2月11日に行われた、作曲家の植松伸夫氏が率いる音楽レーベル“ドッグイヤー・レコーズ”が主催するライブイベント“犬耳家 親族会議vol.7”の模様をお届け。

『突然ですが「ぱすぽ☆」ですっ』プレス発表会が開催、人気アイドルのぱすぽ☆がソーシャルゲームになった

ジー・モードがMobageのフィーチャーフォン用向けに配信予定のソーシャルゲーム『突然ですが「ぱすぽ☆」ですっ』のプレス発表会が開催。人気アイドルユニット、ぱすぽ☆が参加しての賑やかな発表会となった。

【ブログ】新清士 Global Game Jamが生み出す「幸せエンジニア」(下)

国際ゲーム開発者協会(IGDA)が主催する48時間世界同時ゲーム開発イベント「Global Game Jam(GGJ)」について語る後編です。