【セガ】『マリオ&ソニック in 北京オリンピック(仮題)』などセガ自信の6タイトルを公開
E3 Media & Business Summit
●バラエティーに富んだタイトルで北米市場を展開
プレスカンファレンスを中心とした今回のE3 Media & Business Summitだが、いくつかのメーカーはホテルの部屋を借り切って関係者を対象としたプレゼンテーションを行っている。クローズドルームでのデモンストレーションだけに撮影などは一切禁止だったのだが、取材陣にとってはいち早く情報を知る絶好の機会と言える。セガも、サンタモニカの海岸沿いにあるホテルLOEWS SANTA MONICA BEACH HOTELにて、プレゼンテーションを実施。未発表作を含む6タイトルをお披露目した。クローズドルームでは、開発者みずからがデモプレイを交えて、ゲームの見どころを紹介してくれたのだ。ここでは、その模様を紹介しよう。
●『マリオ&ソニック in 北京オリンピック (仮題)』(Wii)
お披露目されたタイトルの中でも、日本のゲームファンの関心がもっとも高いであろうタイトルがこちら。2008年開催の北京オリンピックを記念して、任天堂の『マリオ』シリーズとセガの『ソニック』シリーズのキャラクターたちが夢の競演を果たすスポーツゲームだ。日本では任天堂からの発売になるが、北米や欧州ではセガからの発売になるために、今回セガによるプレゼンが行われた。
ゲームにはオリンピックでおなじみの数々の種目が収録されるが、今回は100メートル走と、3段飛び、ハンマー投げの3競技を見せてくれた。まず100メートル走では、リモコンとヌンチャクコントローラーを交互に振るとキャラクターが走り出す。早く振れば振るほどキャラクターの速度がアップ。かなり早めに振らないと勝てそうになさそうだった。3段飛びではホップ、ステップ、ジャンプのタイミングに合わせてリモコンとヌンチャクコントローラーを振るとキャラクターがジャンプする。また飛距離に影響をおよぼすジャンプの角度もリモコンの振りぐあいで決めることが可能だ。ハンマー投げでは、Aボタンを押しながらリモコンをくるくるまわすと、キャラクターがハンマーとともにまわり始める。そして画面上のカウントがゼロになった瞬間にボタンを離すとハンマーが勢いよく飛んでいく。ハンマー投げはタイミングが命となっているようだ。実際デモプレイを見ているだけでも楽しくなる、まさにWiiならではのタイトルと言えるだろう。北米での発売は2007年のホリデーシーズンを予定している。
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▲大人気キャラクターが北京オリンピックに大集合! パーティーゲームとしても人気を集めそうだ。 |
●『The Golden Compass』(Xbox 360など)
日本では『黄金の羅針盤』として知られるフィリップ・ブルマン原作のファンタジーが、映画化とときを同じくしてゲーム化。Xbox 360とWiiでアクションゲームとして発売されることになった。本作最大の特徴は主人公のライラと、ライラを背中に乗せた白熊のイオレク・バーニソンを操作して遊ぶふたつのモードが用意されているところ。ライラモードは4匹の守護霊とともにトラップをかいくぐりながらステージを進めていく。たとえば高い壁で道をふさがれている場所では狼を召喚して爪をひっかけて登る。また通常のジャンプでは届かない場所へも、なまけものを召喚してフック代わりにして先へ進むなどということが可能だ。一方のイオレク・バーニソンモードは大自然を舞台にしたステージで、狼たちを相手に手に汗にぎるアクションを楽しめる。攻撃方法は手で払うだけではなく、踏みつけたり、つかんで放り投げるなど多彩なパターンが用意されている。ホテルではXbox 360版によるデモプレイが披露されたが、原作が大人気なだけに、Wiiやプレイステーション3、ニンテンドーDS、PSP(プレイステーション・ポータブル)など、すべてのハードでの展開をしている。発売は2007年のホリデーシーズン。日本では映画が2008年春に公開予定だが、ゲームのほうはどうなるのだろうか……。
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▲“ライラの冒険シリーズ”として国内でも人気が高い。 |
●『Condemned 2: Bloodshot』(Xbox 360など)
日本では2006年8月6日に発売され、好評を博したサイコホラー『コンデムド サイコクライム』の続編が開発中。プレイヤーはFBI捜査官のイーサン・トーマスとなり新たな事件に挑むことになる。本作独自の持ち味であったホラーテイストはもちろん健在。襲い掛かってくる敵を拳や鉄パイプで殴ったり、羽交い絞めにしてから頭をテレビ突っ込むなど、思わず目をふせたくなる演出が満載。画面からは“痛さ”が伝わってくる。イーサンの悪夢はまだ終わりそうにないようだが……。北米ではプレイステーション3とのマルチプラットフォーム展開で、2008年春にリリース予定の本作。前作が好評だっただけに、日本のゲームファンも気になるところでは?
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▲敵を倒すアイテムなどがさらに増えて自由度が高くなっている。 |
●『Ironman』(Xbox 360)
アメリカの人気コミック『Ironman』を題材にしたアクションゲーム。プレイヤーは特殊装甲に身を包んだIronmanになりきって、大空を飛んだり敵対組織とのバトルを楽しめる。とくにユニークなのが多彩なアクションを搭載しているところ。なんと飛んできたミサイルを受け止めて投げ返せるのだ。もちろんミサイルが当たった敵は爆発炎上! 原作以上の戦いが待っている。残念ながら画面写真などは入手できなかったが、主人公を操作する爽快さが魅力の1作だ。北米での発売は2008年春を予定。
●『Universe at War: Earth Assault』(Xbox 360、PC)
2012年のはるか未来を舞台にしたリアルタイムストラテジー。ゲームの舞台が未来だけに、ゲーム内には画面を覆いつくすほどの超巨大ロボットから空飛ぶ円盤まで数々のハイテク兵器が登場する。なかでも目を引くのはNovusvというファクション(種族)。白を貴重としたロボットだが、そのデザインはどこかで見たことあるものばかり。それもそのはず開発スタッフは大のロボットアニメ好きだとか(とくに士郎正宗ファン)。北米ではPC版が2007年10月、Xbox 360版は2008年2月の発売を予定している。
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▲登場するロボットのデザインに注目。 |
●『Space Siege』(PC)
『Dungeon Siege』を開発したクリス・テイラー率いるGas Poweredによる新作RPG。タイトルからわもわかるとおりSiegeシリーズの第2弾タイトルで、ゲームエンジンにはネクストジェネレーションSiegeエンジンを搭載している。ゲームの舞台は前作のファンタジーから打って変わって宇宙! ロボットコンパニオンと呼ばれる仲間とともに広大な宇宙を冒険していく。なおロボットコンパニオンには命令を出したり、カスタマイズすることができる。あらかじめ通路に爆弾を設置しておき、ロボットコンパニオンにドアを開けさせる。そして敵が爆弾に近づいたらリモコンで爆破! なんてことも可能だ。北米では2008年発売。
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▲今度は宇宙に舞台を変えて冒険しよう! |
その多くが2008年発売予定(北米)タイトルで、ちょっとさきに発売される自信作を関係者に向けてお披露目した、といったていのセガのプレゼンテーション。バラエティーに富んだタイトルラインアップは、日本のセガとはまだ独自の展開を歩んでいることをうかがわせる。なお、今回紹介したタイトルで、日本での発売が決まっているのは、『マリオ&ソニック in 北京オリンピック(仮題)』のみ。どのタイトルも日本で遊んでみたいところ。
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