Wii向け『バイオハザード』が北米上陸! カプコン欧米向け発表会レポートその1
【カプコン欧米向け発表会】
●次世代の『バイオハザード』が欧米メディアに初公開!
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▲カプコンが欧米向けの新作タイトル発表会を開催。これは毎年行われているものだが、海外でも高い評価を受けているカプコンらしく、大勢の報道陣が集まった。 |
カプコンの毎年恒例の欧米メディア向け発表会、"CAPCOM Spring 2007 Gamer`s Day"が、アメリカのサンフランシスコで現地時間2007年4月12日に開催された。
まずはじめに、北米とヨーロッパのカプコン現地法人でエグゼクティブバイスプレジデントを務めるマーク・ボーモント氏から挨拶が行われた。
「昨年は全社的に実りの多い1年でしたが、日本の開発チームに支えられたタイトルは欧米より日本市場での動きが活発でした。今後は欧米市場の需要に合わせて、タイトルを多様化し、米国での開発やライセンシングにも取り組んで、商品の幅を広げていきたいと思います。マルチプラットフォームでの開発はもちろん、モバイルやXbox LIVE、PLAYSTATION Networkなどへのゲーム配信、映画やアニメ、コミックブックなどのメディアにも幅広く展開し、ゲームを超えて当社の知的財産価値の向上を目指します」(ボーモント)
日本のクリエーターを代表して、ボーモント氏の発言をより具体的に説明したのは、カプコンの常務執行役員で、開発統括本部長を務める稲船敬二氏。各タイトルの発表に先立ち、メーカーとしての姿勢を以下のように表した。
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▲「カプコンの誇る優秀なクリエーター陣のプレゼンにご期待ください!」と稲船氏。 |
「昨年はじつに手ごたえのある年で、『デッドライジング』や『ロスト プラネット』を発売し、いい評価をいただくことができました。今年は、さらに飛躍する年にしたいと思っています。今日は、次世代機の『デビル メイ クライ』や『バイオハザード』はどういうものになるのかをしっかりとお見せします。カプコンは、"フレームワーク"という自社開発エンジンを新開発しました。このエンジンの特徴は、Xbox 360やプレイステーション3、PC向けにマルチ展開が行えるということ。汎用性が高く、高性能なエンジンで、今後の開発の核となっていきそうです」(稲船)
カプコンは今後の方針として、まずマルチプラットフォームでの展開を掲げた。さらに、稲船氏は海外向けタイトルを強化していくことを強調。「カプコンは、日本のゲームメーカーがあまり得意としていない海外展開に以前から取り組んでおり、その手ごたえもつかんでいます」と自信を見せた。社内の開発チームだけでなく、外部のデベロッパーと提携することも考えているそうで、さまざまな国の需要に応えるべく、すでに各国で開発を始めているという。
「カプコンは、どんどん進化して、チャレンジを続けていく会社でありたい。守りに入って続編しか出さなかったり、お金のかからないタイトルしか出さないような会社にはなりたくないので、チャレンジを続けて、もっと大きな会社にしていきたいと思います。今日、発表するのは、開発中のタイトルのほんの一部です。今後、さらにすばらしいものをお見せできますので期待してお待ちください。そして、今日は、数々のタイトルをしっかりと見ていただき、驚きと評価をしていただきたいと思います」(稲船)
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▲川田氏は、Wiiリモコンでの操作について「従来のコントローラーに慣れている人でも、5分遊べば手になじむと思う」と語った。 |
稲船氏の言葉に、海外メディアからカプコンへの期待をこめて大きな拍手が送られた。それに応えるようにステージに登場したのは、日本で2007年5月31日に発売予定のWii用ソフト『バイオハザード4 Wiiエディション』と、『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』(北米でのタイトルはそれぞれ、『レジデント エビル4 Wiiエディション』と『レジデント エビル ザ アンブレラ クロニクルズ』)のプロデューサーを務める川田将央氏。Wii向けの新たな『バイオハザード』2作品を紹介した。
まずは、『バイオハザード4 Wiiエディション』のイメージ映像が上映された。ソファに座ったカップルがゲームをプレイ中、男性がふと気づくと、隣に座っていたはずの彼女がいない。振り向いた彼の目に飛び込んできたのは、ゾンビにさらわれかけている彼女の姿! 男性は、手に持ったWiiリモコンでゾンビを狙い撃ち、無事に救出した彼女とキスを交わす、といった内容で、会場からは笑い声が上がっていた。川田氏が、このイメージ映像で伝えたかったことは、Wiiというハードの特性と、リニアな操作感だという。Wiiリモコンを使って、狙って撃つというコンセプトを最大限に活かしたゲームになっており、川田氏は「『バイオハザード4』は世界で300万本以上を販売しているタイトルですが、『Wiiエディション』ではさらにインターフェイスを改良しています」と、操作性をアピール。Wiiリモコンを振って、襲いくるゾンビを振り落とすなどのアクションが紹介された。操作はより簡単になっているが、ゲーム自体は従来どおりやり応え十分とのことで、『バイオハザード4』の新たな楽しみかたができそうだ。
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▲ソファに座って、誰かといっしょにWiiを楽しむのは、もはやお決まりの光景。それがまさか、一瞬のうちにホラーに様変わりするとは! |
『アンブレラ・クロニクルズ』は、シリーズ最新作にしてWii向けの新規タイトルとなる。Wiiというハードの特性を活かして作り上げられており、一人称視点が採用。プレイヤーはふたりで行動し、お互いに会話を交わすため、プレイヤー自身の存在感が希薄になってしまうこともなく、よりダイレクトなホラー表現が可能になっているとのことだ。エネミーを撃ち続けると周囲の物体を壊すことも可能で、シャンデリアを壊すと部屋を真っ暗にできるなどの例が紹介された。部屋を破壊してしまうと、プレイヤーが不利になることもあるそうだが、川田氏はゲームバランスをとりながら開発を進めていると明かした。
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▲アンブレラという組織を基本軸にストーリーが展開される『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』。川田氏は、「Wiiを活用した新しいゲームシステムとともに、シリーズでおなじみのさまざまなキャラクターが織り成すストーリーにも期待してほしい」と、まとめた。 |
続いて、Xbox LIVEやPLAYSTATION Network、PC向けに配信される4タイトルがお披露目された。『ストリートファイター』などのキャラクターが登場するパズルゲームをリメイクした、『スーパーパズルファイターII ターボ HD リミックス』が、Xbox LIVEとPLAYSTATION
Network、PCの3機種向けに配信されることが明らかに。このタイトルは、新たに1080pという高解像度のグラフィックで作り直され、ゲームモードも追加される予定だ。
同じく、HDになって蘇る『スーパーストリートファイターII ターボ HD リミックス』と、『タリスマン』、『ロケットマン』の3作品がXbox LIVEとPLAYSTATION Network向けに配信されるという。日本での配信については未定だが、ファンは期待して待ちたいところ。ゲーム配信については、今後もクロスプラットフォームで、過去の作品やライセンスによるタイトルを積極的に投入していく方針が明かされた。
ご存じのとおり、カプコンはアーケードやファミコン時代から多くの人気作を抱えているが、それらはケータイ向けにも移植されるという。また、ライセンス商品としては、ロードレース世界選手権のMotoGPを題材にしたゲームの発売権を得て、プレイステーション2用ソフト『MotoGP`07(仮題)』を2007年秋に発売予定であることも発表された。こちらは日本、北米、ヨーロッパで発売されるとのこと。2012年まで、プレイステーションフォーマットのゲームライセンスを取得しているそうで、今後も続編タイトルが発表されることになりそうだ。
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▲ネットワーク配信されることが発表された『スーパーパズルファイターII ターボ HD リミックス』(左)と、『スーパーストリートファイターII ターボ HD リミックス』(右)。 |
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▲ケータイ向けには、『ストリートファイターII』や『デビル メイ クライ』など名作の数々が配信! |
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