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vol.4 ナムコ、松尾行恵さんの巻

聞き手:大島 望(デイリーファミ通編集部)

▲ナムコのCS管理制作部に所属する松尾さん。『リッジレーサーV』のイメージキャラクター深水藍のイラストを手掛ける。代表作は、『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』『エースコンバット3 エレクトロスフィア』など。
▲プレイステーション2本体と同日に発売された『リッジレーサーV』のイメージキャラクター、深水藍。


かわいい女の子が大好きで……
−− CGイラストレーターという仕事に就くまでの経緯は?
松尾 中学受験をしてそのままエスカレーターで大学まで行って、ふつうの学生時代を送っていました。就職活動を始めるまでは、とくにゲーム業界に入りたいという意識はありませんでした。でも、フルCGで女の子を描けるというのがきっかけで、ナムコに入社しました。
−− 実際に働いてみて、ゲームメーカーってどんなところでした?
松尾 入社したころは、やっぱり女の人が少ないと思いました。ゲームの開発だと、とくに少ないですね。
−− やっぱり、どこもそうなんだ。松尾さんは、なぜイラストで女の子ばかりを描くようになったんですか?
松尾 女の子を描いているほうが楽しいからかな。女性的な、からだのラインを描くのが好きなんです。あと、女の子をいろいろな方向から見てみたいというのもありますしね。
−− へー。もしも私に絵心があれば、理想の男の子像ばかり描くと思いますけどね。ふだんでも、仕事以外で絵を描いたりするんですか?
松尾 グラビアの写真集を参考にしながら、ホームページ用のイラストをCGで描いたりします。いまは、3D美少女がはやってますし。あまり、仕事と変わってないけど(笑)。
−− (笑)、3D美少女、はやってますよね。そういう世間のはやりもあると思うんですけど、松尾さんが描かれた『リッジレーサーV』のイメージキャラクター、深水藍がTOYOTAのカーナビのCMに起用されましたよね。
松尾 試行錯誤くり返しながら作った自分のイラストが使われると、純粋にうれしいです。今回、深水藍のイラストは、何度もボツをくらってますから(笑)。けっきょく、4、5回描き直なおしたと思います。
−− ゲームのイメージキャラクターとなると、顔だけでなく、やっぱりファッションや性格の設定も重要になってくると思うんですけど、そういうときは、どういうものを参考にしてるんですか?
松尾 ゲームが発売されるのは、当然作っているときよりもあとなので、「ゲームが発売されるころは何が流行っているのかな」って考えますね。
−− ちょっとさきを見越して、キャラクターの設定を考えないといけないんですね。
松尾 そうなんですよ。あまり古くなってもいけないし、監督がゲームの雰囲気に合うか合わないかという判断を下すので、そのチェックがたいへんですね。今回の深水藍は、レースゲームなので活発で、ちょっとHっぽい女の子をイメージしました。
−− たいへんそうだけど、好きなことを仕事にするっていいですよね。
松尾 100パーセント、好きなことをしています。楽しく仕事をしてますよ!




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