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ビル・ゲイツ氏、Xbox 360のビジョンを語る!
【E3 2006】

●カギを握るのは、ウインドウズVistaや携帯電話との連携

 「いままでE3に来たことがなかった人を紹介しましょう」というピーター・ムーア氏の言葉とともに壇上に姿を現したのは、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長。ゲイツ氏は、Xbox 360およびウインドウズVistaについて、大いなるビジョンを語ってくれた。

▲「PCが3年まえにできたことを考えると、いまの携帯電話には非常な魅力を感じています」と携帯電話に魅力を感じてていることを明らかにしたゲイツ会長。


 まずゲイツ氏が言及したのは、Xbox 360のタイトルラインアップについて。「今回は、Xbox 360のクールなタイトルを見ることができてとてもうれしいです。マイクロソフトでは、ユーザー中心に展開していくというコンセプトを持っていますので、今後もXbox 360向けにすばらしいタイトルを提供していくつもりでいます。初代Xboxでは有意義な学習ができたのですが、Xbox 360においては、よりよいものを提供していきたいです」と、現状のXbox 360のラインアップに大いに自信を持っているようだ。
 また、「友人から"Xbox 360を送ってほしい"と言われたのですが……(笑)」と会場を笑わせたあとで、Xbox 360の本体普及の今後の目標についても発言。現時点では、6月末までに500万台〜550万台のXbox 360の出荷を見込むマイクロソフトだが、「年末までに1000万台のXbox 360を出荷したいと思っています」と明言。高い目標設定があることを明らかにした。
 さらに、Xbox 360の大きな特徴であるXbox Liveにも触れ、「もちろん、Xbox Liveも大切です。現時点では、Xbox Liveの会員は300万人ですが、これを2007年のE3の時期までには600万人にしたいと思っています」と、こちらも目標を明らかに。Xbox Live アーケードでカジュアルゲームがプレイでき、Xbox Live マーケットプレースによりトレイラーなどを見ることもできる……。こうしたサービスにより、さらにニーズは高まってくるとゲイツ氏は判断しているようだ。

 一方で、Xbox 360とウインドウズや携帯電話との連携という、まさに、マイクロソフトらしいビジョン、"インタラクティブ エンターテインメント"を提示。「Xbox 360をウインドウズや携帯電話と結びつけて、どのように活用していくかということも、今後は大きなポイントになってくると思います。世界で1億5000万人の人がウインドウズに触れ、10億ものゲームが携帯電話でプレイ可能なわけですから。そのために考えたのが"Live Anywhere" です。これはウインドウズVistaの機能の一部として搭載されるのですが、Vistaのカギを握るポイントでもあります。これにより、異なるデバイスでひとつのソースをシェアすることが可能になります」(ゲイツ)。さらには、連携の一例として、Xbox 360とPCで、Xbox Liveを使って同じゲームを遊ぶというクロスゲームの実現、携帯電話でゲーマータグを見られるようになるといった、連携の可能性を明らかにしてくれた。「これはマイクロソフトにしかできない、ゲームのプラットフォームを繋げるということです」というゲイツ氏の言葉からは、マイクロソフトの目指す方向性を見ることができたのだ。

▲ウインドウズVistaでXbox Liveが使えるように! ウインドウズVistaの発売は来年1月を予定している。 


 もちろん、そこでも根底にあるのは最初にも触れたユーザー中心主義。「ユーザーの利便性を考えて、いつでもアクセスでき、シンプルなインターフェースで使い勝手のいいものでありたいと思っています」(ゲイツ)という配慮を忘れない。ゲイツ氏のビジョンが実現したときこそが、Xbox 360がゲーム市場を制覇するときなのかもしれない。いずれにせよ、Xbox 360にとっては、ウインドウズVista、そして携帯電話との連携が大きなカギを握ることだけは間違いない。

▲Xbox 360とPC、携帯電話がXbox Liveを介してつながる"Live Anywhere"。Xbox 360で、フレンドがどの端末を利用しているかがわかるようになる。

▲もちろん、Xbox 360とPCとを繋いで同じソフトで対戦することも!

▲携帯電話で、自分のゲーマータグを確認することもできる。そのほか、自分のキャラなどをカスタマイズして、ゲームに反映させることもできる。ビル・ゲイツ氏が提唱する"インタラクティブ エンターテインメント"だ。

 



 


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