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ヒミツセッションで、ここまでわかった『Halo(ヘイロー) 3』!
【E3 2006】

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●アフリカの砂漠の地下深くに物語のカギが?

 マイクロソフトのE3プレスブリーフィングにおける最大の話題のひとつと言えば、やはり『Halo(ヘイロー) 3』の正式発表だろう。発表会では、地球を思わせる荒涼たる地に降り立ったマスターチーフが、ぽっかりと口を開ける大地を見下ろす……という3分程度の映像が公開されたばかりだったのだが、その迫力の映像に、居合わせた取材陣からは歓声が漏れていたのだ。そのハイクオリティーの映像と反比例しての情報量の少なさに、取材陣の『Halo 3』への飢餓感は強まるばかりだったのだが、そんな取材陣に神風が吹いた! なんと、Xbox E3 レセプションの最中に『Halo 3』のヒミツセッションが開催されるというのだ!! 日本のマスコミではほとんど参加することのできなかったこのセッションで、明らかになった『Halo 3』の情報をつぶさに紹介しよう! ちなみに、大急ぎで補足しておくと、Xbox E3 レセプションとは、Xbox E3 プレスブリーフィングのあとに行われた、関係者を招いてのパーティー&試遊イベントのことだ。

▲Xbox E3 レセプションでは、E3の開幕よりひと足早く、Xbox 360のソフトに触れることができた。Xbox Live アーケードの『ルミネス ライブ』は大きな注目を集めていた。

▲『ブルードラゴン』や『あつまれ!ピニャータ』などの重点タイトルは、個室で個別のセッションが行われた。『Too Human』では、シリコンナイツのプレジデントであるデニス・ダイアック氏みずからがゲームを紹介。「2Dから3Dに移行してもゲームがストレスにならないように、カメラアングルには注意しました」とのこと。


 さて、熱気むんむんの小部屋に通された取材陣のまえにあったのは、2台のハイビジョンテレビ。そのテレビでまず上映されたのは、プレスブリーフィングと同じ内容の映像。「やっぱりきれいだなあ〜」と見とれていると、『Halo 3』の開発を努めるバンジースタジオのシネマティックディレクター、C・J・コーワン氏より、この映像は実際のゲームでは3分の1くらい進んだところのシーンで、場所はアフリカであることを明らかにしてくれた。「『Halo』シリーズは三部作なのですが、『Halo 3』は『2』の直後からはじまっており、そもそも『2』は『3』を前提としたエンディングだったのです」(コーワン)とのこと。相変わらずの秘密主義のバンジースタジオではあるが、『3』では、アフリカの砂漠の下に埋まっている秘跡が物語のカギを握っており、ミス・コルタナが大きな役割を果たすことになるという。ストーリーは『2』よりも、よりダークな内容になるようだ。

▲プレスブリーフィングで紹介された『Halo(ヘイロー) 3』の映像を改めて紹介! 地球に降り立ったマスターチーフ。光の反射のリアルさに具合注目。

▲巨大なマザーシップが頭上を通り過ぎていく。太陽がきらりと光る……。

▲雲のうねり具合がなんともいえず、リアル!

▲謎の秘跡の扉が開く……。このなかに物語のカギを握る何かが? 

▲「FINISH THE FIGHT 2007」とは、三部作の『Halo』シリーズがついに完結するということ。どのような結末になるのか?


 そして、おつぎはアートディレクターのマーカス・レトー氏が登場。Xbox 360のテクノロジーについて話してくれた。『3』では、"グレイリーフパーティクルスキャタリング"や"ニートパーティクルスキャタリング"などという記者にもちんぷんかんぷんのテクノロジーが駆使されているとのことだが、要は、Xbox 360の性能を活用して、『3』のグラフィックは『2』よりも格段に進化しているということ。モニターでは、実機上で再現されたアフリカの地が写され、雲のうごめくさまや空気のかすみ具合を確認することができた。まさに、本当の"空気感"を実現していたのだ。また、『3』では光の処理にも注力。『3』では、家庭用ゲーム機史上かつてないくらいの光源処理を実行しており、キャラだけではなく、オブジェクトも光を反射。また、オブジェクトの素材によって反射のしかたもちゃんと変化するという。これらの処理により、『Halo 3』ではリアリティーを極限まで高めようとしているのだ。セッションでは、曲線を描いたオブジェにマスターチーフが写りこむさまや、マスターチーフのバイザーの反射具合などが確認でき、居合わせた人々からは期せずしてため息が漏れていたのだ。しかも、「これはまだ製作途中のものであり、製品版はもっとよくなる」(レトー)などと言われると、唖然とするほかない。

 と、セッションは残念ながらここで終了。Xbox Liveまわりのことなどは触れられずじまいであった。質疑応答では、E3のためのデモ映像は、開発スタッフの10分の1程度で作られた特別バージョンであること、音楽は『2』を踏襲した雰囲気のあるものになるが、より深みのある音になることなどを教えてくれた。さらに、「制作予算は前作よりもかかるだろうが、私たちのゴールはユーザーに楽しんでもらうことなので、そこは忘れない」と抱負を述べたのが印象的だった。ちなみに、記者が「開発状況は?」と質問すると、「お答えできませんが、2007年の発売を目指しています」(コーワン)とさらりとかわされた。現時点の状況を見る限りでは、まだまだ開発にとりかかったばかりという印象を受けた。作り込みの激しいバンジースタジオだけに、どうなるか気になるところではあるが……。

▲バイザーの写りこみわかりますよね? なんというリアルさ。


 百聞は一見にしかず……言葉でしか説明できないもどかしさを感じるが、とにかく『Halo 3』は、ゲーム史上かつてないクオリティーの映像を実現すべく動いているプロジェクトであるという印象を強く受けた。Xbox 360屈指のキラータイトルともあってみれば、その方針も当然だろう。ヒミツセッションを経て、さらに『Halo 3』のすごさに触れた記者の、飢餓感は強まるばかりなのであった。この飢餓感を癒すには、もっともっと『Halo 3』の情報を公開してもらうしかない。お願いします、マイクロソフトさん!

▲撮影厳禁という厳重体制のなかでセッションは行われた。よって撮影はここまで!



 

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