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コントローラーから音が聞こえる!スピーカー搭載のWiiリモコン
【E3 2006】

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●Wiiリモコンとヌンチャク、どちらもモーションセンサーを搭載


▲右手に持っているのがWiiリモコン。左手に持っているのがヌンチャク。着脱が可能で、Wiiリモコンだけで遊べるゲームも多数ありそう。

 

 誰でも直感的に遊べる――この発想から生まれたのが、Wiiのコントローラー(本体に標準で同梱される予定)。テレビリモコンのようななじみのある形をしたWiiリモコンは、A、Bボタン、十字ボタンのほか、まだ詳細が明らかにされていないホーム、プラス&マイナスボタンを搭載。コントローラーの傾きや動きの変化(3軸)を検出するモーションセンサーに対応していて、ゲームのキャラクターをコントローラーの傾きで操作することも可能。ポインティング機能で、ゲーム画面内の何かにターゲットを絞ることもできる。


 スピーカーもついており、ゲーム中、自身が動かしているキャラクターのまわりの音はWiiリモコンが拾い、テレビモニターからはゲーム画面全体の音楽や効果音が流れる、そんな仕様もできるようだ。シンプルな外観ながら、モーションセンサー、ポインティング機能、スピーカー、振動とさまざまな機能で、これまでになかったゲーム体験が味わえそう。なお、Wiiリモコンはもちろんワイヤレスで、WiiとはBlutooth(短距離無線通信)で接続。テレビに"センサーバー"という広範囲に受信できる専用装置を置き、5メートル離れてもプレイ可能だという。

 

▲ついにWiiのロゴが入った。左上に電源ボタン、ゲームの操作に必要な十字ボタンとAボタン。センターのプラス&マイナスボタンはスピーカーの音量調節か? コントローラーの上部側面にはポインティング機能。裏側にはトリガーのようなボタンが見えるが……?

 

▲リモコンは誰もが触ったことがあるもの。モーションセンサー、ポインティング、振動、スピーカーというおもな機能が、ゲームにどのような革新をもたらすのか?


 Wiiリモコンの拡張コントローラーとして用意されているのがヌンチャクだ。こちらもモーションセンサーに対応していて、C、Zボタンとコントロールスティックを搭載。より複雑な操作が必要なゲームに用いることになりそう。従来のゲームファン向けといったところか。ヌンチャクも本体に標準装備される予定。


▲世界中(とくに北米)で人気が高いファーストパーソンシューティングには最適と任天堂。暗いダンジョンの中を懐中電灯(Wiiリモコン)で照らしながら、ヌンチャクでプレイヤーを操作する、そんな映像が昨年のE3で公開されている。

 

 たとえば、Wiiで『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』を遊ぶ場合、ふたつのコントローラーに動きを加えることで攻撃のバリエーションが広がるようになっている。Wiiリモコンをクイっと少し動かせば盾で敵を押すことができたり、ヌンチャクで前方に押し込むとタテ斬り、くるっと円を描くように回すと回転斬りが使えたり、といった具合。バリエーション豊かな遊びが考えられそうで、これはゲーム開発者にとっても創作意欲がくすぐられるはず。

▲Wiiコントローラーが野球のバットになったり、ゴルフクラブになったりと七変化。人がプレイしているところを見ているだけでも楽しい、そんな映像が公開された。


 Wiiではゲームキューブ用ソフトやファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブなどさまざまなソフトが楽しめるが、すべてのゲームをWiiリモコンで遊べるわけではない。それはゲームシステム上、仕方がないことで、それらを遊ぶ場合はゲームキューブ用コントローラーを使用するか、今回発表された拡張コントローラー"クラシックコントローラ"を使うようだ。こちらは名前のとおり、従来のコントローラーの形状を踏襲したものになる。


▲クラシックコントローラー。Wiiにはゲームキューブコントローラポートが搭載されているが、そこに差し込むことになる?


 

 

 

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