任天堂記者発表会、Wiiの価格、発売日の発表はなし
【E3 2006】
●独特の操作性を強烈アピール。E3では27タイトルをプレイアブル出展
▲突然、タキシードに身をつつみ、片手にWiiリモコンを持った宮本茂氏が登場し、指揮者のゲームをプレイするパフォーマンスを行った。ここからも、"操作感"や"プレイ方法"などにこだわった発表会だということが読み取れる。 |
現地時間2006年5月9日、超速報でもお伝えしたとおり、任天堂がMedia Brefingを開催。任天堂の岩田聡社長、宮本茂情報開発本部長、ニンテンドーオブアメリカのレジー・フィザメイ氏などおなじみの顔ぶれが登壇したが、気になるWiiの価格、発売日の発表はなし。発売日についてはフィザメイ氏から「11月〜12月にする予定」と語られたものの、具体的な日程には言及しなかった。ロンチタイトルについても同じくコメントはなし。ただ、発表会場でWii版『The Legend of Zelda(仮題)』を使って実際の操作方法を説明したほか、明日5月10日から開幕するE3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)で27タイトルがプレイアブル出展されることが明らかに。ハード、ソフトともに開発は順調にすすんでいるようだ。
今回の発表会は一貫して、"playing=beliving(触ればわかる)"をテーマに、Wiiのコントローラー"Willリモコン"と"ヌンチャク"の独特な操作性をアピールすることに焦点が置かれていた。スピーカーたちは"Feeling"という言葉を多用し、「見た目よりも感覚が大事」と、DS同様、斬新なゲームこそが業界を飛躍させると強調。「とにかくプレイしてもらいたい」。ニンテンドーDSと同様、任天堂のメッセージはシンプルなものだった。
フィザイメイ氏は「長年、業界はスクリーン上で観るものだけがゲームの進化だと思ってきた」と業界の現状を強く批判。Wiiは"次世代機"ではなくて、まったくの別次元で業界に飛躍をもたらすもの。「斬新なDSもWiiもリスクが大きいが、リスクこそが進歩を生む。我々はリスクに立ち向かう」と、任天堂はWiiでも業界に革新をもたらし、ゲーム人口拡大を目指す。
▲『Wii Sports』を使ったデモも。岩田聡社長、レジー・フィザメイ氏、宮本茂氏と、AOLで行った"世界で始めてWiiに触れる"キャンペーンの当選者による4人対戦(2対2のダブルス)。ゲームをプレイする姿はまさに、テニスそのものだった。なお、この『Wii Sports』もロンチタイトルになることが発表。このソフトには野球やゴルフなども収録されている。 |
なお、会場で明らかになったコントローラーの操作性はもちろんのこと、今回初めて判明したWiiの新機能などを追ってお伝えしていくぞ。
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