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企画・ニューストピックス

CELLをベースにしたワークステーションが10月〜12月期を目処に登場

●次世代プレイステーションへの第1歩?

 

 E3に先だって行われたソニー・コンピュータエンタテインメントの発表会。最後に登場したのはSCEのプラットフォーム担当コーポレートエグゼクティブ兼CTO、茶谷公之氏。同氏の口から、ソニー、IBM、東芝の3社が共同で開発を進めている次世代汎用マイクロプロセッサー、"CELL"についての最新情報が語られたのだ。

 

 CELLはご存じのとおり、次世代のプレイステーションに搭載されると言われている、超高性能マイクロプロセッサーだ。茶谷氏はこのCELLプロセッサーをベースにしたワークステーションの試作機を、今年の10月〜12月を目処に開発を進めていると発表。「CELLベースのワークステーションは、ゲーム業界や映画業界に向けてデジタルコンテンツの制作環境をさらに強化することが目的」としている。

 

 発表によると、IBMがCELLベースのワークステーションの開発を担当。ソニーおよびSCEは、デジタルコンテンツ制作のために必要なアーキテクチャ(その機械の根幹をなす、機能や部品の集まり)やミドルウェア、データ構造といったアプリケーション部分の制作を担当する。茶谷氏は発表会の席でつぎのように語った。

 

 「これからSCEは、このCELLワークステーションの開発を推進していきます。ブロードバンドにこのシステムがつながることによって、無限の可能性を秘めたサイバーワールドが広がるでしょう。つぎのジェネレーションのためのシステムです。数年後にはデベロッパーのメインツールになるでしょう」(茶谷)

 

 そして公式リリースにおいて、SCEの社長兼グループCEOの久多良木健氏はつぎのようにコメントしている。

 

 「CELLはブロードバンドコンテンツの制作分野においても圧倒的な能力を発揮することが期待されます。すでにゲームは映画と同じ世界観やキャラクターを共有しはじめ、これらは共通のデータベース上で制作されるようになってきました。今後数年のうちにはますますふたつのエンタテインメントの融合が進み、ゲームと映画が一体となった新しい楽しさを家庭の中で体験できるようになるでしょう。ソニー、SCEはIBMとともに、デジタルエンタテインメントの分野に起こりつつあるパラダイムシフトをさらに加速する技術を提供してまいります」(久多良木)

 

 

 

 

 


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