【プレイリポート】『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』(DS) Text by 時計じかけ豊田
触った瞬間、ワクワク感が溢れ出す……。
2006年12月28日に発売が予定されている『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』。体験版には、僕の予想を遥かに上回る世界が広がっていた。トゥーンシェイドで描かれた完全3Dの世界は、携帯機とは思えないほどの高い完成度。プレイできたのは中央に高い丘がある、"ノビス島"という場所。水上バイクで移動する主人公の姿が写し出されたあと、島の南側からプレイはスタートした。まずは、十字ボタンで移動しながら、操作を確認。操作レスポンスは快適そのもので、動かすだけで楽しいと感じるほど。L、Rボタンで視点を動かすことができたので、まったくストレスを感じることはなかった。また、上画面にはフィールド、下画面にはステータスが映し出されており、下画面はタッチペンによる操作もできるなど、ニンテンドーDSの性能を活かした構成となっていた。ひとしきり操作を確認したあと、目の前の建物へ。中には、Gピットや配合所といった施設が並ぶ。ちなみに、配合所にはスライム、ベビーサタン、"くさったしたい"といった、おなじみのモンスターが預けられていた。画面に写し出された情報から、モンスターには性別やランクがあることも判明。体験版では、残念ながら配合は行うことができなかったが、おそらく配合に大きく関係する要素なのだろう。
配合所を訪れてモンスター3体をパーティーに加えたあと、再びフィールドへ。高低差のあるフィールドを歩き回っていると、モンスターと遭遇。スタート地点周辺はスライム、洞窟内はドラキーなど、場所ごとに異なる姿のモンスターが徘徊していたのが興味深い。このように、訪れた場所ごとに生息しているモンスターが異なることも本作の特徴のひとつだ。この要素は、世界を冒険する楽しみをより奥深いものにしていた。プレイステーション2で発売された『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(以下、『ドラクエVIII』)をプレイしたときに感じた、「世界の端まで歩き回りたい」、「このままずっとプレイを続けたい」という、冒険の醍醐味ともいえるエッセンスが、しっかりと本作に踏襲されていることがわかる。もちろん、モンスターに触れなければ戦闘となることはないのだが、モンスターに見つかってしまうと、相手の頭上に"!"マークが表示されて追いかけられてしまう。かくいう僕も、スライムに追いつかれてしまい、戦闘へ突入してしまった。戦闘中は、命令コマンドが使えなかったものの、「ガンガンいこうぜ」、「いろいろやろうぜ」、「いのちだいじに」、「とくぎつかうな」の4つの作戦を選ぶことができた。また、『ドラクエVIII』のように、戦闘中のモンスターは敵味方どちらも、まるで生きているように動き回っていたこともつけ加えておこう。
いくつかの宝箱を見つけ、スライムや"ももんじゃ"を倒しながら島の中央部にある洞窟内へ。内部をしばらく進んだところで体験版は終了となったのだが、グラフィックの美しさ、操作の快適さなど、本作の"すごみ"を十分に垣間見ることができた。加えて、モンスター配合とスカウトアタックの要素が製品版には詰め込まれるのだから、期待は高まるばかり。さらに、忘れてはいけないのが、育成したモンスターを率いて、ほかのプレイヤーと戦わせる対戦要素。じつは、ブース内には、ひとり用モードのほかに対戦専用の試遊台も用意されていて、こちらにも終日長蛇の列ができていたのだ。会場では2台のニンテンドーDSが有線でつながっていたのだが、製品版ではWi-Fi通信による対戦が可能。体験版では、あらかじめ用意されていたモンスターの中から3体を選び、5ターン制によって勝敗を決するという内容で、見知らぬ人どうしが楽しそうにプレイしていたのが印象的だった。製品版では全国規模のランキングバトルが開催されるので、「我こそは!」という人はぜひ優勝を目指してプレイしてもらいたい。もちろん、僕も優勝を目指してプレイします!!
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