【プレイリポート】『聖剣伝説4』(PS2) Text by バサラ佐藤
12月21日に発売が決まった『聖剣伝説4』。今回、プレイヤブルなロムが出展されていたので、さっそくプレイしてみたぞ。
まずは使用できるアクションを簡単に紹介。
●L3スティック……移動
●R3スティック……視点移動
●十字キー左右……パチンコの弾のセレクト
●十字キー上下……魔法のセレクト
●○ボタン……パチンコを撃つ
●×ボタン……ジャンプ
●□ボタン……剣で攻撃する、連続入力で連続攻撃
●△ボタン……ムチを伸ばす
●L1ボタン……カメラを正面にする、剣でガードする
●L2ボタン……敵をロックする
●R1ボタン……魔法を発動する
●R2ボタン……MONOをロックする
●ジャンプ中の追加アクション
×ボタン……2段ジャンプ
□ボタン……ジャンプ斬り
□ボタン長押し……かぶと割り
●ムチでMONOや敵を掴んでいる状態での追加アクション
○ボタン……くるくると回す
×ボタン……放す
□ボタン……ぶつける
△ボタン……投げる
●ガードモーション中の追加アクション
□ボタン……押す
×ボタン……回転して回避する
なかでも、パチンコや魔法といったアクションは本邦初公開。詳しい内容については後ほど。
ゲームショウの会場で遊べたステージは、"こもれびの森"、"かばね処"、"ころがりの丘"の3つ。各ステージの簡単な紹介とともに、インプレッションをお届けしよう。
【こもれびの森】
ゲームをスタートすると、最初にプレイすることになるステージ。このステージはチュートリアルも兼ねており、画面上には随時、操作方法が表示されていく。なお、ムチを使ったアクションはここでは使用できない。全体的に薄暗い森で、リチアのもとから逃げ出したプックを追いかけていくことになる。
ゲームを始めてまず思ったのが、まるでラビを追いかける気がしないということ。べつにラビを追いかけるのがつまらないとか、そういうことではないのであしからず。ポンとフィールドに投げ出されたあと、待っているのは限りない"自由"なのだ。そこら中に転がっている、たる、台車、木片、岩などのさまざまなMONO。ラビ、マイコニド、ニードルバードなどの敵。そして目の前に展開する広大なフィールド。ごくふつうに敵を斬ったり、プッシュを使ってMONOを敵にぶつけたり、敵を無視してフィールドを駆け回ったり、とにかく何をやってもオーケー。自由な空間がそこに広がっている。
その中でもとくにおもしろいのが、MONOを使ったアクション。たるを押せば転がっていき、敵にぶつかって跳ね返る。台車を押せば走っていき、上り坂になっていれば途中で止まる。
同じMONOでも、配置されている場所が違えば違った動きを見せてくれる。「このMONOを押したらどう動くんだろう?」、「これを敵にぶつけてみよう」と、試したみたくなることが山ほどある。MONOをイジればイジるほどさまざまな動きを見せてくれるので、それが非常におもしろい。そんなこんなで、ついつい目的を忘れてMONOをイジることにふけってしまったというわけ。ちなみに、MONOを敵にぶつけると敵がパニック状態になる。パニック状態になると敵の頭上にカウントが表示され、このときに攻撃すると緑や赤のメダルが入手できる。緑のメダルを取ると攻撃力がアップし、赤のメダルを取るとHPの最大値がアップする。この効果はステージ中ずっと続くので、できるだけパニック状態で敵を倒したほうがお得というわけ。MONOをいかに使うのかが、このゲームの最大のおもしろさであるとともに、攻略のポイントにもなっている。
ステージの話に戻すと、本来の目的はプックを追いかけて捕まえること。フィールドでプックが歩いているので、そのあとを追っていくことになる。ただし、プックに追いついても捕まえられるわけではなく、ずっと追いかけていくとどんどん進んでいき、特定の場所まで追いかければステージクリアーだ。敵をほとんど無視してプックのみを必死に追いかければ、わりとあっさりとクリアーできたりする。クリアーすると今度は、地下の迷宮のような場所へ進む。しばらく進むと、ムチやパチンコを使ったアクションができるようになるが、プレイ時間に制限があるので、ここではそんなに遊べません。それについては別のステージにて。操作方法をじっくりと覚えたい人はこのステージで遊ぶといいかも。
【かばね処】
カニのようなボス、タナトスハガーとの戦いが楽しめるステージ。タナトスハガーを倒すのが目的だ。フィールドは真ん中に巨大な柱があるドーナツ状の形。地面には柱や球状のMONOなどがゴロゴロと転がっている。ここでは、ムチやパチンコ、魔法が初めから使用可能だ。パチンコは○ボタンで射出でき、無限に撃てる通常弾のほかに、属性が付いた弾も8発まで撃てる。ここでは、ノームとシルフの2種類が使用できる。ノームは弾を当てた相手にMONOを吸い付かせるなど、それぞれの弾に特徴があるらしいが、詳細はよくわかりませんでした。
魔法については、以下の5種類が使用可能。
○パワーアップ……一定時間攻撃力がアップする
○プロテクト……一定時間防御力がアップする
○ヒールライト……HPを回復する
○ハイパーオーラ……一定時間、連続攻撃&必殺技が使用可能になる
○リフレッシュ……ステータス異常を回復する
まずは、正面から斬り付けてヒールライトで回復するガチンコ勝負を挑んでみる。タナトスハガーのおもな攻撃は、ダッシュしてからの体当たり。接近するとなにやら打撃攻撃もしてくる模様。こちらを見つけると突っ込んでくるので、これを歩いて回避。すると、自分からMONOにぶつかってパニック状態になっているので、そこに攻撃をぶち込む! これのくり返し。しかし、これがまた強い。体当たりはけっこう回避しづらいし、パニック状態も10ちょっとしかカウントが出ないからすぐに回復してしまう。で、攻撃しているあいだに反撃を食らってダメージを受けるので、ヒールライトで回復。また、こいつはHPがある程度減ると、地面に潜って逃げるのも厄介。けっきょく、MPも切れてHP半分以下、時間ぎりぎりいっぱいで何とか倒せるという有り様。強引な戦いっぷりをみるにみかねた広報さんがいくつかのアドバイスをくれて、以下の情報が判明した。
○尻尾が弱点らしい
○パチンコを当てるとパニックを起こすらしい
○MONOを使うといいらしい
そんなわけで、つぎはいろいろと工夫をしてみることにした。まずは、地面に転がっているMONOをムチで投げて当ててみる。するとどうだ、タナトスハガーは長時間パニック状態になるではないか。このあいだは、攻撃し放題。つぎに、パチンコを当ててみると、こちらもパニック状態に。時間はやや短いが、相手が復帰した直後にまたぶつければすぐにまたパニック状態に持ち込めるので、安全に連続攻撃ができる! また、パニック状態のときにハイパーオーラを使って連続攻撃から必殺技を使うと、高ダメージが簡単に出せたりする。
なるほど、パチンコやムチを使ってMONOをうまく使うことで、こんなにも楽に倒せるものなのかとビックリさせられた。
1回目、2回目と遊んでいくうちに、自分がだんだんうまくなっていくのがよくわかる。いかにしてフィールドにあるものをうまく利用するか、どのように闘うと有利になるのか、それらを見つけ出すのが本作の醍醐味というわけだ。ゲーマーを自負しているプレイヤーは、このステージで華麗にボスを退治してみてはいかがだろうか。
【ころがりの丘】
広がる青空の下、草原を駆け回るステージ。ステージの奥まで進むのが目的となる。ムチ、パチンコ、魔法は最初から使用可能だ。高所から岩を落として、下にいる敵をパニックにしたり、パチンコで火をつけた木を敵に投げつけたりと、さまざまなアクションが堪能できるぞ。
フィールドでムチやパチンコのアクションを存分に楽しみたいなら、このステージで遊ぶといい。
【総括】
ムチで掴んでMONOをなげたり、岩を転がしたり、MONOを使って遊ぶのが、とにかくおもしろいゲーム。操作に慣れるまで少し時間がかかるが、慣れてしまえば出来ることがとにかく豊富。また、プレイするたびにうまくなるし、プレイするたびに違う遊びかたが発見できるのだ。2回3回とプレイしても、自分流の楽しみを見つけてもらいたい。遊んでみないと、このゲームの本当のおもしろさはわからないぜ!
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