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見るか見ないかは自由 ネタバレありのあらすじ紹介 『シュタインズ・ゲート』

2009/9/23

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●ここからさきを読むかどうかは、各自の判断で!

 
99パーセントの“科学”と1パーセントの“ファンタジー”で、タイムマシンの存在と、“それ”に翻弄される青年たちの姿を描くアドベンチャーゲーム『シュタインズ・ゲート』。今回は、メーカー公認のもと、壮大なネタバレをしながら、最新版のあらすじを紹介していく。しかし、そこからは、本作のタイムマシンの考えかた、物語の構成などが読み取れるはず。多少のネタバレを覚悟してでも、今回のあらすじは読む価値アリか!?



01.
死人との出会い

岡部倫太郎(通称:オカリン)は、いまだ中二病から抜け出すことのできない大学生。発明サークル“来ガジェット研究所”で、ヘンテコ発明品を作っていた。ある日オカリンは、死んだ人間と出会う。18歳の天才脳科学者、牧瀬紅莉栖。彼女は、数時間まえ、ドクター中鉢の記者発表会場で殺されたはずだった。それが、生きている。さらに、ドクター中鉢の記者発表そのものが、会場への人工衛星の墜落事故で中止になったというのだ。


02. 消されたタイターの痕跡

 

オカリンは、匿名掲示板“@ちゃんねる”のチェックを欠かさない。そんなある日、オカルト板にジョン・タイターを名乗る人物の書き込みが散見していた。タイターと言えば、10年まえにアメリカの掲示板に現れた自称タイム・トラベラーである。オカリンは、その事件に興味を持ち、詳しく知っていた。だが、日本に現れたタイターに対し、ほかの住人たちは初めて出会ったような反応を返している。仲間の橋田至(通称:ダル)でさえもタイターを知らないと言い、ネットを検索しても、10年まえにあったはずのタイターの痕跡は、どこにも見つからなかった。

 

 

03. 過去へと送る電子メール!

 

オカリンらが発明した“電話レンジ”には、不思議な機能があった。その機能の検証に、牧瀬紅莉栖が参加する。結果、過去へと電子メールを送れるという、驚くべき機能があることがわかってしまった。その機能を“Dメール”と名づけ、過去を少しずつ変えてみる実験にのめり込むオカリンたち。さらにタイムマシンについて調べる中、“SERN(セルン)”という欧州の研究機関が、ミニブラックホールの創成研究を行っているという噂を耳にする。そこで、スーパーハカーであるダルがSERNへハッキングを試みると、タイムマシン開発へと通じる実験データらしきものを見つけてしまう……。

 

 

04. タイムマシンの完成!

 

オカリンたちは、みずからが開発した電話レンジに紅莉栖の力を借りて、改良を加える。紅莉栖の専門は脳科学で、彼女の研究していた神経パルスの信号化と、彼女の在籍する大学が開発した“VR技術”を組み合わせることによって、メールだけでなく“人間の記憶を光信号として過去へ送る”というタイムリープ機能の実用化に成功する。

 

 

05. 椎名まゆりの死

 

“SERN”の刺客が未来ガジェット研究所に迫る。襲撃者は、“ラウンダー”と呼ばれるSERNの非公式の下部組織で、タイムマシン研究についての情報の奪取と隠匿、場合によっては情報の強奪、研究者の排除を行う。そのためラウンダーには、銃器武装した特殊部隊が存在する。襲撃の結果、サークルメンバーのひとりであり、オカリンの幼なじみでもある椎名まゆりが死んでしまう。オカリンは、過去を変え、まゆりの死を回避しようと試みる。だが、何度タイムリープをくり返しても、まゆりは、襲撃以外の事故やさまざまな要因により死んでしまう。ことごとく、何度も何度も何度でもだ。

 

 

06. 世界線、それは時間の流れ

 

何度過去を書き換えてもまゆりが死んでしまう。その答えは、掲示板を通じてジョン・タイターよりもたらされる。タイターいわく、時間の流れは“世界線”と呼ばれ、過去から未来まで決まっているという。世界線が変動し、ひとつの出来事が形を変えても、同じ結果へと帰結するのである。さらに、タイターによればSERNは未来の世界で独裁者として君臨し、ディストピアが構築され、あらゆる人の自由が奪われてしまうらしい。

 

 

07. シュタインズゲートの選択

 

まゆりを救う方法を模索するオカリンだったが、それは違った形で悲劇を招き、さらに世界をも破滅へと歩ませる未来へと続くものであった。タイムリープをくり返した結果、最後にオカリンが、そしてプレイヤーであるアナタが選択するのは、どの世界線へとつながる道なのだろうか……?

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シュタインズ・ゲート

5pb.
対応機種 Xbox 360
発売日 2009年10月15日発売予定
価格 7140円[税込]
ジャンル アドベンチャー / 科学・サスペンス
備考 限定版は9240円[税込]、未来ガジェット3号機「もしかしてオラオラですかーッ!?」(ウソ発見器)&設定資料集「VISUAL COLLECTION」同梱、企画原案:志倉千代丸、キャラクターデザイン:huke、ガジェットデザイン:SH@RP、シナリオライター:林 直孝(5pb.)、シナリオ構成協力:下倉バイオ(Nitroplus)、プロデューサー:松原達也(5pb.)、アートディレクター:ぺはら塗装(Nitroplus)、音楽:阿保 剛(5pb.)、磯江俊道(ZIZZ.)、開発:5pb./ニトロプラス

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