
【『ファイナルファンタジーXI』プレイ日記】
第2回 ネット注文という高き壁(後編)
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Text:永田泰大
なんだとコラー、と2匹の鬼が絶叫する場面で前回は終わった。2匹の鬼は一服し、なんとか冷静さを取り戻した。ニョキニョキ伸びた互いのツノも、心なしか少々短くなった。
さて、2匹の鬼は今後の方針を検討する。便宜上、井手を赤鬼、永田を青鬼とする。赤鬼が言うことには、「どこかのプロバイダーに加入し、BBユニットを購入したあと解約すればよい」と言う。しかし、そのためにわざわざ入会手続きをすんのもどうかと思う。また入会金とか取られるのも納得がいかない。「大丈夫、いまどき入会金など取られない」と赤鬼は言う。まあわかるけどさあ、と青鬼はムニャムニャ言う。泣いた青鬼とはこのことである。
すると赤鬼がひらめいた。「おい青鬼、おまえは『ファンタシースター オンライン』をプレイしていたじゃないか!」と赤鬼。それがどうかしたのか、と青鬼。「ということは、あんたはISAO.netに加入していることになりはしないか?」。ん? そうなのかな? そのはずだと赤鬼は主張する。そういえばそんな気もする。ドリームキャストをつないだときにアドレスをもらったような気がする。しかし、ISAOで買うとなると、IDやパスワードが必要になるだろう。そんなものは覚えちゃいない。「捜せ!」と吠える赤鬼。
奇跡は起こった。何気なく手に取った昔の手帳に、あろうことかその1ページ目に、僕は自分のIDとパスワードを書き記していたのだ。ありがとう、昔の俺! 我々はそのメモを「奇跡のメモ」と呼ぶことにした。
ともあれ、そうとわかればISAO.netにアクセスだ。アドレスを打ち込み、リターンキーを押すとどうだろう。「BBユニット申し込み開始!」の文字が! さすがにそこで浮かれる我々ではない。僕は慎重にページを進んだ。またしても外付けタイプか内蔵タイプかの分かれ道。すかさず外付けタイプを選択し、型番もばっちりSCPH-10000を選ぶ。ところがここで僕はひとつ、おかしなことに気づく。
買い取り方式の価格が16800円になっている。送料は別だが、一方で18000円だったものがなんでまた16800円なの? 「ねえねえ」と赤鬼に聞こうとしたところ、気の短い赤鬼は「安いにこしたことはねえじゃねえか!」と一喝。ひい。
細々とした項目を入力。お届け先の住所などを入力。利用規約うんぬんに差し掛かるとまたしても背後から「同意同意同意同意!」の声がするので、抗いもせずに同意。疲労困憊の僕はいまや、同意しますマンと化している。同意しますマンは、宇宙の彼方から同意するためにやってきたのだ。
ポチッと最後のクリックをすると、驚いたことに申し込みは終了した。
おお、ついに僕は注文を終えた。いよいよヴァナ・ディールへの扉は開かれたわけである。達成感に包まれている青鬼に向かって、赤鬼は「申し込み確認のメールが届いているはずだからチェックしなさい」と指示する。メールボックスを開いてみると、おお、来てる来てる。なになに? 「このたびはお求めいただき誠にありがとうございます」? いえいえ、こちらこそありがとうございます。「いつ届くのか確認せよ」と赤鬼。ええと、なになに? 「現在、商品の配送準備を行っております。商品の出荷日が確定いたしましたら、再度メールにて連絡いたしますのでしばらくお待ちください」?
しばらくお待ちください?
目を見合わせてパチクリする2匹の鬼。要するに、これは、在庫がなくて、売り切れていて、入荷がありしだい送ります、ということではないのか? そうじゃないのか赤鬼? 俺もそうだと思うぞ、青鬼。つまり俺は、苦労したすえに、入荷待ちの列に並んじまったってことか?
なんだとコラー。2匹の鬼は再び絶叫する。またしても続く。
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ファイナルファンタジーXI
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発売日
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5月16日発売
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価格
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7800円
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メーカー
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スクウェア
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機種
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プレイステーション2
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テイスト
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冒険・ファンタジー
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ジャンル
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RPG
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備考
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オンラインプレイ専用、要BBUnit、有料コンテンツ利用料 月額1280円
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