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自作マップで本当にみんなで遊べるの? 『FAR CRY 2』プロデューサーに聞いてきた

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●緻密にアフリカを描ききったシングルプレイと大きな可能性を秘めたオンライン要素!

 

 ユービーアイソフトの新作FPS(一人称視点のシューティング)『Far Cry 2』。10月9日から12日まで開催された東京ゲームショウ2008でもXbox 360版がマイクロソフトブースにて出展されていた本作を、プロデューサーのLouis‐Pierre Pharand(以下、LP)に説明を受けながら体験してきた。

 

▲本作のライフシステムを説明するLP。ちなみにライフバーは5つに分割されており、それぞれの半分までのダメージは一個手前まで自動回復されるが、それ以上はインジェクター(注射器)で回復しないと戻らない。

 

 本作はアフリカを舞台にし、全部で50平方キロメートルの広さを持つオープンワールドを舞台に、武器商人の抹殺を目指してミッションをこなしていくことになる。広大なマップはどこでも行くことができ、サイドミッションなどを交えて自由に攻略していくことが可能だ。武器のエディットはないものの30種類あり、古くなった銃はジャミングなどを起こすなど、リアルな熱帯での戦闘を実現したかったのだという。実際に体験してみると、木がうっそうと茂ったジャングルの再現度は非常に高く、しかも木が燃えだしたり、銃撃戦で折れたりといったように、ゲーム内環境がどんどん変化していく。

 LPいわく、メインミッションが40、サイドミッションなども含めると約100のミッションが用意されており、全体のプレイタイムは最低でも50時間かかるという。LP自身がプレイした際も80時間近くかかったそうで、これだけのリアリティを持っていて、しかもオープンワールドで自由にゲームを進めていけるとは、本格的にアフリカの傭兵稼業生活に没頭できそうだ。

 

▲前作『FAR CRY』と直接の関係性はなく、アフリカを舞台にしたまったく新しいストーリーが描かれる。ちなみにアフリカを選んだ理由は、「熱帯地域をテーマにしたゲームは多いが、まだまだ描き方が足りないと思ったから。」(LP)

 

 シングルプレイも充分スゴいのだが、記者が密かに注目するのはマルチプレイモードと、マップエディターモード。本作には超強力なマップエディターが搭載されており、かつそのマップを使用してマルチプレイで対戦することができるという。これが本当に事実ならば、数々の超絶技巧が施されたカスタムカーで一躍有名になったマイクロソフトのレーシングゲーム『FORZA Motersport2』のように、ゲームプレイを離れて独自のムーブメントが起こるかもしれないぐらい、可能性がある機能と言える。

 LPによれば、マップエディターで作れるのは全体で520メートル四方のもの。大量にオブジェクトを並べてリアルなマップを作ることができるが、すべてパラメーターで処理しているので実際のデータ容量はそれほど大きくなく、ほかのプレイヤーが作ったマップをダウンロードするのには3分から4分程度しかかからないという(もちろん回線速度によって異なるので、あくまで目安)。

 また、ある程度のプリセット機能も用意されており、プレイヤーが形成したマップの形状に対して、植生などを自動的に対応して展開させる動作を見ることもできた。建物のオブジェクトなどを設定した後に、植物などの手間がかかりそうな部分はこの機能を使って配置させてしまえば大幅にマップ制作の時間を短縮できるのは間違いない。

 優秀なマップのランキングシステムなどもあるので、気に入ったマップや定番のマップをすぐに見つけて保存しておくことができる。FPSでは昔からユーザー作成のマップやMOD(キャラクターデータ、シナリオなども含む拡張のこと)が独自の文化を形成していたが、逆に言うとその文化圏に入らなければ“新作”の情報にありつくのは難しかった。本作でゲームシステムのなかにこういったUGC(ユーザー作成のコンテンツ)が要素として組み込まれているのはなかなかおもしろい。

 

▲時間設定で日差しなどの調整も自由自在。エディット画面から実際にゲーム中に飛び込んでチェックすることも簡単にできる。

 

 ちなみに、ユービーアイソフトの本拠地フランスのスタッフは、鋼材のオブジェクトを駆使してエッフェル塔を作りあげてしまったそう。日本のプレイヤーがどんなマップを作り上げるのかスタッフ一同楽しみにしているとのことなので、発売の暁には日本のプレイヤーの物作りにかける底力をぜひ世界に見せつけてほしい。本作の発売日はXbox 360版が11月27日、プレイステーション3版が12月25日となっている。

 

※『FAR CRY 2』の公式サイトはこちら

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