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『スカイ・クロラ』イベントでキャラクターの声を演じた工藤はるかと小野賢章がキルドレの腕を披露
【東京ゲームショウ2008】

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●小野賢章、神の領域に近づく
 

  2008年10月9日〜12日にかけて、千葉県の幕張メッセで東京ゲームショウ2008が開催中(一般公開日は11日、12日)。ファミ通.comではブースやイベントの模様をいち早くリポートする。
 


 一般公開日の初日である2008年10月11日、バンダイナムコゲームスのブースで”『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』発売直前!スペシャルステージ”が行われた。同ソフトは、映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』を元にしたWii用ソフト。2008年10月16日にバンダイナムコゲームスから発売される。

 

 イベントではディレクターの加藤正規氏と、ゲームのキャラクター、織科真海の声を演じた工藤はるか、同じく鵜久森洸の声を演じた小野賢章が登場した。

 

 加藤氏はこれまで、『エースコンバット』シリーズの制作に携わってきたクリエーター。『スカイ・クロラ』は『エースコンバット』の制作チームが作っており、加藤氏曰く「渾身の力を込めて作りました。もちろん手を抜いたところはひとつもありません」という力作。加藤氏によると、本作のキーワードは”ショーとしての戦争”と”キルドレ”のふたつ。完全な平和が実現したが、人々は平和を実感できないでいる世界が本作の舞台。平和をかんじるために、敢えてショーとしての戦争が行われるという設定だ。キルドレは、その世界で発生した、思春期のまま成長しない人のこと。映画とは違って、このキルドレが出現し始めた頃が舞台となる。
 

▲工藤はるかが声を演じた織科真海は、「とてもピュアでまだ何色にも染まっていない」(工藤)キルドレ。工藤はるかとそっくりだとスタッフのあいだで評判になったのだとか。工藤本人は、「意志が強いところが似ている」と思っているそうで、そのため自然体で演じられたという。

▲小野が演じた鵜久森洸は、空を飛ぶ技術には絶対の自信を持つパイロット。クールな天才。こちらもキルドレ。小野は「どうしたら自信たっぷりに演じられるのか不安」だったと語っていたが、加藤氏は「収録の時には目に自信とプライドが光っていましたよ」と、その演技に太鼓判を押していた。

 

 お互いが演じた役柄について、工藤は「(鵜久森は)顔はいいんですけど、性格がいやみったらしいというのが……。優しい人がいいですねえ」と、あまり気に入っていない様子。小野も「えーと、そうですね……。いいと思いますが、優しい人がいいですね」と困惑した表情で語った。続いて、それぞれの決め台詞を披露してくれた。工藤は「きれい。青と白だけの世界。空ってこんなにすてきだったんだ」と感情を込め、小野は「そうですね、この程度で落ちるほうが無能なんです」とクールに演じた。

 

 『スカイ・クロラ』は、Wiiリモコンとヌンチャクを通常とは逆に、利き腕にヌンチャクを持って操作する。この変わった操作方法を加藤氏が解説した。利き腕に持ったヌンチャクが航空機の操縦桿の役割をはたし、機体の上昇、下降、左右の旋回を担う。Wiiリモコンはスロットルとして、スピードの増減に使用する。これまでの『エースコンバット』シリーズにはない新たな操作方法で、航空機らしい操縦らしい操作が実現されている。
 


 また、ミサイルは使用せず、代わりにTMCというシステムが採用されている。敵機の背後を取り、TMCが作動するエリアにとらえることでゲージが溜まり、一定の量が溜まると敵機を撃墜できるというシステムだ。『エースコンバット』シリーズはレーダーで敵機をとらえてロックオンし、ミサイルで撃墜するという一撃離脱的な空中戦から、より旋回性能が重視される格闘戦(ドッグファイト)に近くなったと言える。
 

▲加藤氏が指しているのがTMCのゲージ。画面左下にある。

 

▲ゲーム中には、戦闘機どうしの戦闘だけでなく、対地攻撃、対艦攻撃の場面もある。対艦攻撃では機関砲数発で艦船が撃沈していた。

 

 イベントの最後に工藤、小野の両名によるテストプレイが行われた。3分間の制限時間内に敵機を何機落とせるかを競うモードだ。これがおもしろかった。まずは工藤が挑戦。確実に敵の背後を取り、撃墜していく。ときにはTMCを使わずに落とし、結果は5機。まずまずの戦果だ。加藤氏によると、パーフェクトに立ち回れば15機か16機はいける可能性があるとのこと。ただし、それは神の領域だという。小野は「いや〜、下手くそですよ」と言っていたが、いざプレイが始まると表情が一変。キルドレの顔になった。す速い動きで敵機の背後を取り、つぎつぎと撃墜していく。ときどき「よし!」という声を発し、厳しい表情と笑顔が激しく入れ替わった。結果はなんと13機。「いや〜、楽しいですね!」という小野のコメントが、このゲームのすべてを物語った。
 

   

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