ファミ通.com超独占スクープ!! スクウェア・エニックスブース 一般公開に合わせて、クローズドメガシアターの観どころ教えます!
【東京ゲームショウ2008】
●野村哲也氏がクローズドメガシアターの観どころを語る
2008年10月9日からプレス公開されている東京ゲームショウ2008の中でも、注目を集めるコンテンツのひとつ、スクウェア・エニックスブース
クローズドメガシアター。以下は一般公開に向けて、同社の野村哲也氏からシアター内のムービー各タイトルについて、観どころを解説してもらった内容だ。
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キングダム ハーツ モバイル(携帯電話用サイト)について |
──モバイルサイトのサービス開始もいよいよ間近ですね。
野村哲也(以下、野村) そうですね。デバッグのために毎日触れていますが、想像以上にアバターがおもしろいんですよ。プロモーションビデオでは、ソラならソラ、リクならリクの格好でアバターは全身を揃えていますが、実際にはパーツごとにもっと自由に組み替えられます。そのほかのコンテンツもバラエティー感がギュッと詰まった雰囲気を映像から感じていただければなと思います。
──野村さんご自身はどんなアバターに?
野村 見てみます?
──ぜひ!
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──邪悪な中にもかわいさが(笑)。こういった遊びができるわけですね。
野村 新種のハートレスを作ってみました(笑)。モバイルコーナーではミニゲームの試遊もできますので、気分転換にそちらでもぜひ遊んでみてください。
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『キングダム ハーツ コーデッド』(携帯電話用アプリ)について |
──これまでのプロモーションビデオと方向性が違いましたね。
野村 いままでのプロモーションビデオは、どういうゲームなのかを説明する方向で作っていましたが、今回は物語の展開が気になるような映像にしてみました。ご覧になった皆さんに、ストーリーにも興味を持ってもらえればうれしいですね。今回は、NTTドコモさんのブースで試遊もできますので、ぜひそちらにも足を運んでいただければうれしいです。試遊するとかわいいクリアファイルももらえますので。
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『キングダム ハーツ 358/2 Days(スリー ファイブ エイト デイズ オーバー ツー)』(ニンテンドーDS)について |
──発売日も2009年2月と発表されていましたが、今回は何よりシオンですね。
野村 今回はシオン押しの映像です。『キングダム ハーツ』が好きなかたには、「あれ、この場面って!?」と思われるようなシーンが観られます。「見せ過ぎでは?」と思われるかもしれませんが、核心部分は当然まだ伏せてますので、映像を観て想像を膨らませていただければと思います。
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『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』(プレイステーション・ポータブル)について |
──『Days』がシオン押しなら、『バース
バイ スリープ』はアクア押しでしょうか?
野村 今回はアクアのバトルシーンを初公開していますが、動きが速くて見逃すシーンもありそうです。なのでお見逃しのないように、集中してご覧ください。気づきづらいのでさきにハッキリ言っておくと、バトル中に瞬間移動しているシーンがあります。瞬間移動というくらい瞬間的なできごとなので、気づきづらいです(笑)。
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『ザ サード バースデイ』(プレイステーション・ポータブル)について |
──映像の内容がすべて変わっていましたね。
野村 ガラッと入れ替えました。いままでは抽象的なイメージでしたが、今回は、シナリオ中のイベントシーンから、初めて具体的な映像が観られます。
──スクリーン上にウインドーがふたつ表示されて、それぞれで画面を表示している部分ですね? あれが実際のゲーム画面なんでしょうか?
野村 そうです。リアルタイムの映像です。いわゆるプリレンダ(高品位のデータによるアニメーションシーンを、あらかじめムービーとして収録したもの)のシーンは、まだイメージ映像の段階なのですが、これに近いシーンがゲーム内にもあります。今回のプロモーションビデオは、敵である“ツイステッド”とはどんなものなのかを、皆さんに観ていただこうと作ったものです。でも実際に観ても全体の形はけっきょくよくわからないんですが(笑)。あとは、過去のシリーズで登場したキャラクターもイベントシーンで姿を見せているので、そのあたりもお見逃しなく。
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『ディシディア ファイナルファンタジー』(プレイステーション・ポータブル)について |
──『IV』から『VII』に至るキャラクターの動画は初公開ですね。
野村 たとえば『IV』のセシルのように、すでにニンテンドーDSで3Dモデルとして登場しているキャラクターもいますが、『V』、『VI』に関しては、初めて操作可能な立体化になります。そこが観どころのひとつですね。
──デザインに苦労はありましたか?
野村 ゲーム中のキャラクターが『I』から『III』ほど記号的ではなく、かといって『VII』以降ほど具体的でもない。ゲーム中でよりキャラクターが個性を主張し始めたのはスーパーファミコン時代からだと思います。そういう部分で落としどころに悩みはしました。ただ、開発初期の段階で天野喜孝さんにキービジュアルを先行してお願いしていたので、今回キャラクターイラストを描き起こすにあたっては、そのキービジュアルが軸になっています。キービジュアル内のキャラクターと一致しないというわけにはいかないので。細かい部分も、これまで天野さんの描かれた大量のイラスト資料や、ゲーム中のデザインなどから、すべて要素をピックアップして持ってきています。
──サントリーから発売される“ポーション”の缶も発表されましたね。
野村 発売に至るまで突き詰めて作るゲームと同様、今回はイラストもゲーム中に使用するということで、多少調整を続けています。これまでに雑誌などで公開したイラスト、ポーションの缶のイラスト、そしてゲーム中に最終的に登場するイラストと、それぞれに大幅な変更はないのですが、最終的にはPSPの画面での見栄えに合わせて調整していますので、多少違いが出てくる可能性はあります。
──ゲーム中に、野村さんのイラストが登場するんでしょうか?
野村 キャラクター選択画面に登場します。
──なるほど。声についても、どのキャラクターもイメージどおりで楽しめました。
野村 『I』から『X』に至るまで、じつは声がいままで当てられていなかったキャラクターも多いんです。ユーザーの皆さんそれぞれにイメージがあると思いますが、決してそのイメージと大幅な乖離がない演技をしていただけていると思います。
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『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート』(映像作品)について |
──『アドベントチルドレン
コンプリート』も、DVD版とだいぶ変わったようですね。
野村 エピソードやセリフがけっこう増えています。新しい映像が入っていることがわかるように、今回の映像は、「何のタイトルが始まったんだろう?」と思うくらい、意外なシーンから始まっていたり。それと、社長がよくしゃべるようになっています(笑)。このあたりも注目ポイントですね。
──社長(笑)。ルーファウスですね。
野村 はい(笑)。あとはプロモーションビデオの最後に、文字で告知が入っていますが、今回新たに野島さん(一成氏。『アドベントチルドレン』のシナリオ担当)の小説の発売をアナウンスしています。
──キャラクターのひとりひとりに焦点を当てた『On
The Way to a Smile』がついに単行本になると。
野村 そうです。未公開分も含めて、誰についてのエピソードが書かれているかを確認できますので、お見逃しないように。
──商品そのもののタイプも、ふたつから3つに増えていましたね。
野村 以前から、プレイステーション3同梱版と、初回特典つき通常版のお話はしていましたが、今回、特典なし通常版も含めて3タイプ目の発売を決めました。それをアナウンスしています。
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『ファイナルファンタジーXIII』(プレイステーション3)について |
──『XIII』のプロモーションビデオの後半に大きな変化がありましたね。
野村 今回、初めてキャラクターボイスをお披露目していますが、ボイスが入る場面からは、プリレンダではなくすべてプレイステーション3上でリアルタイムで動いているシーンです。観どころとしては、やはりそのライトニングと男性と、ともに初めて声が聞ける点。ライトニングの声は、ウチのタイトルで、とてもなじみのある方にお願いしています。ただ、いままで演じていただいていたキャラクターとは、まったくイメージの異なる演技をしているので、すぐにはわからないかもしれませんね。
──どなたか想像するのが楽しいですね。男性の声もそうですが、名前の公開はまだまだ?
野村 まもなくファミ通さんなどの誌面で名前は公開しますよ。ヒントを挙げるなら、彼も天候系の名前です。
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『ファイナルファンタジー アギトXIII』(プレイステーション・ポータブル)について |
──『アギトXIII』のプロモーションビデオには、先日、表参道で催されたイベント“DKΣ3713”で上映したものと違いがあったのでしょうか?
野村 変更点はありません。前回のイベントでご覧になれなかった方も、おそらく情報としては変わったということを耳にしていると思われますが、本当にガラッと変わっていますので、ぜひご自身の目でお確かめください。
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『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』(プレイステーション3)について |
──主人公とヒロインの名前がついに明かされました。
野村 今回は、主人公のノクティス(ノクト)とヒロインのステラの出会いのシーンが観どころですね。この字幕がついているシーンのすべてが、プレイステーション3上でリアルタイムに動いているのイベントです。それがプロモーションビデオ内の前半と後半に分けて挿入されています。
──主人公とヒロインの出会いということは、かなり重要なシーンだと思われますが、それぞれがどんなタイプのキャラクターなのかがわかる、性格の片鱗が出ていましたね。
野村 そうですね。ステラが丁寧な言葉づかいながら物怖じせず踏み込んでノクトに話しかけるのに対して、ノクトは逃げるように振り返って歩き出しているところなど、ふたりの性格がよく表れています。ノクトは無愛想ではなく、照れ屋なんですよ。
──そこが以前のインタビューでお話ししていた、いままでの主人公にないタイプという部分でしょうか?
野村 そうです。ノクトはふつうに笑いますし、今回のシーンでは、基本的に照れているのを隠すために冷静さを装っています。まぁ、もともとは自信家だったりもするんですが、じつは照れ屋。より人間らしいんです。説明が難しい性格ですが、「いるよね、こういうヤツ」というキャラクターです。表に現れる言葉と裏の感情が必ずしも一致しない。口ではこう言っているけど、細かい動作を観ていただくと、たぶん違うのだろうな、というところが伝わるようにしています。
──なるほど。ステラの呼びかけに答えながらも、視線を外して歩いたりという場面もありましたね。
野村 照れくさいがゆえの行動なんです。ステラにそれを悟られないように、若干言葉数が増えていたりもします。それに対して、ステラはまっすぐ。とてもいい育ちのお嬢さまですが、マジメすぎる訳でもありません。細かいところですが、そういう部分に注目してみてください。ふたりの"らしさ"は、今後情報をお伝えするときに次第に明らかになると思います。
──ちなみにノクティスと通称のノクト、ゲーム内ではどう使い分けられているのでしょう?
野村 本名はノクティスですが、ゲーム中では、ほとんどノクトと呼ばれています。プロモーションビデオにある出会いのシーンは、ステラは初対面なのでフルネームで呼んでいます。開発スタッフのあいだではノクトと呼んでいますね。
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ブース全体について |
──プロモーションビデオは38分間ということですが、ひとつひとつがもう少しずつ観ていたいくらいです。
野村 回転率を上げようと短めにしたつもりだったんですが、この長さがギリギリでした。どのタイトルの映像も情報を詰め込んでいますが、ゲームのネタバレにはなっていない程度なので、安心して楽しんでください。
──今回のシアターは一度に何人程度入れるのでしょう?
野村 150人くらいですが、試遊ができる『キングダム
ハーツ 358/2 Days(スリー ファイブ エイト デイズ オーバー ツー)』、『キングダム
ハーツ バース バイ スリープ』、『ディシディア ファイナルファンタジー』の、どのタイトルも待機列が一部シアターの後ろに並ぶ形になっているんですよ。ですのでタイミングが合えば、順番を待っているあいだもメッシュ越しにはなりますが一部の映像も観られるようになっています。
──退屈せずに待てる、ということですね。
野村 はい。ですので、試遊のほうもぜひお楽しみください。
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