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【プレイリポート】『真・三國無双 MULTI RAID(マルチレイド)』のマルチプレイで気がつくこととは?
【東京ゲームショウ2008】

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●マルチプレイで『無双』が新たな装いに

 

 2008年10月9日〜12日にかけて、千葉県の幕張メッセで東京ゲームショウ2008が開催中(一般公開日は11日、12日)。ファミ通.comではブースやイベントの模様をいち早くリポートする。

 

 この記事でお届けするのは、コーエーのブースに出展されたPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『真・三國無双 MULTI RAID(マルチレイド)』のプレイリポート。『真・三國無双』シリーズは、プレイステーション2で誕生したアクションの傑作シリーズで、当時の新型ハードのスペックを活かして、それまでになかった1対多数の戦闘という新ジャンルを確立。一騎当千の豪傑が登場する『三国志』の世界の醍醐味を味わわせてくれた。その『無双』シリーズの最新版が今冬発売される。どのようなスタイルに進化しているのか、東京ゲームショウ2008に出展されたバージョンで確かめてみたい。

 

 この『マルチレイド』、その名が示すとおり、マルチプレイが真骨頂なのだが、まずはシングルプレイから。今回出展されたバージョンでは、夏候惇、趙雲、孫尚香の3人が選択可能。現在判明している登場キャラクターは、この3人のみなので、現状では全キャラクターが選べたことになる。記者が選択したのは趙雲。敗走する劉備軍から単機、100万の曹操軍の中に引き返し、劉備の子供を救い出したという、ちょっと信じがたい逸話を持つこの男なら、記者のアクション下手をカバーしてくれるだろうという理由からだ。記者の中では、夏候惇は夏候淵とごっちゃになっているし、孫尚香に至ってはどのような人物だったのか憶えていない……。まあ、余計なことを書いたが、キャラクターごとに使える武器(メインウエポンとサブウェポン)が異なり、趙雲はリーチの長い槍と弓矢だ。メインウエポンとサブウエポンはプレイ中にワンボタンで切り替えられる。ただし、今回は武器を切り替える余裕がなかったと言うか、プレイ中そこまで頭が回らず、ずっと槍を使用していた。適所で弓を使用すれば、もう少しスムーズに敵を倒せたかもしれない。

 

 シングルプレイでは4つのミッションからひとつを選択。スタッフの方から「上(のミッション)がいちばん簡単で、下に行くほど難しくなります。シングルプレイでは上のふたつがオススメです」とのアドバイス。素直にいちばん上を選択した。クエスト名は”街の開放”。15分以内にボス(名前は失念。しかもメモしわすれてしまった。黄巾党の誰かだったような気がするが……)を倒すという内容だ。エリアの敵すべてを倒すと、つぎのエリアに進める門が開くといったスタイルで、最後のエリアにボスが控えている。考えることはない。とにかく出てくる敵を残らずなぎ倒していけばいいわけだ。

 

 ■で通常攻撃、▲で強攻撃という操作。通常は通常攻撃を連打した。強攻撃だとどうしても隙が多少できるが、通常攻撃の連打はほとんど隙がない。敵を正面に捕らえて通常攻撃を連打すれば、最初の頃に出てくる敵は倒せる。楽勝。強攻撃は、盾を持っていて通常攻撃ではびくともしない敵をひるませることができるようだ。また、いわゆる”浮かし”の攻撃になり、ジャンプして追撃することも可能。ジャンプしてから着地時に地面に武器を突き刺し、一定範囲内の敵にダメージを与える技も確認できた。ジャンプを交えた動きは超人的でかっこよく、決まると自分がうまくなったような錯覚に陥る。ちょっと気分がいい。
 


 攻撃したり、逆に攻撃を受けたりすることで、”覚醒ゲージ”が溜まっていく。これが満タンになると、”真・無双覚醒”というパワーアップした状態にすることができる。ゲージはすぐに溜まるので、溜まったらすぐに”真・無双覚醒”にしていいのかもしれない。
 


 敵には剣や槍などの近接攻撃系の武器を持った者のほか、弓を持つ敵、弓を発射する装置のような物まで存在する。一撃で倒れてくれる敵はおらず、数発の攻撃をヒットさせることで倒れてくれる。

 

 随所に壊せる物体が配置されており、壊すと中から回復アイテムなどが出てくることがある。回復アイテムはいつでも飲むことができるが、戦闘に夢中でついつい忘れてしまいがち。横で見ていたスタッフの方に指摘されて初めて気がつくこともしばしばだった。体力面というか、受けるダメージに関しては、最初のミッションでは心配ないバランスだった。敵の攻撃で体力が大量に奪われてゲーム終了という事態に至る心配はほとんどなかった。厳しいのは時間制限だった。

 

 1回目のプレイでは、ボスへの侵攻ルートから外れたボーナスエリアのような場所二敗ってこともあり、ボスにたどり着くまえに時間切れ。行列の最後尾に並び直して挑んだ2回目のプレイではボスにはたどり着いたものの、すでに1分と残っておらず、またしても時間切れ。もっとも難度の低いミッションといえど、記者には簡単ではなかった。

 

 要するに火力が足りなかったのかもしれない。だとすれば解決は簡単。マルチプレイをすればいいわけだ。さっそく、再度並び直して、隣の人にマルチプレイをお願い。快く承諾していただいた。マルチプレイは、PSPの無線LAN機能を利用した最大4人による協力プレイ。ひとりでは困難なミッションも複数で挑めば、突破できるのかもしれない。

 

 マルチプレイをしてまず思ったことは、相手がかっこいいということ。夏候惇を使っていたが、敵が攻撃してくるところを華麗にジャンプで避け、そのまま空中で攻撃、映画のワイヤーアクションのような動きで敵を捌いていく。気がつくと、さらにその隣の孫尚香を使っていた人もときおり同様の動きを見せていた。こちらもジャンプで敵の攻撃をかわし、空中で弓を連射して敵を仕留めていた。それに比べると、記者の趙雲の動きは……。
 


 アクションゲームなので、やはり多少の上手い、下手はある。ひとりでプレイしている限りはあまりそれを意識することはないが、マルチプレイではそれを否応なく意識させられる。これをどう思うかはその人しだいだが、どうせゲームをプレイするなら前向きに楽しみたいものだ。腕に自信がないとはいえ、マルチプレイに臆病にはなりたくないものだ。せっかく、「子龍は一身これ胆なり」とその剛勇をたたえられた趙雲に惹かれ、それを使ったのだから。

 

 で、マルチプレイでですが、かっこいい夏候惇使いがガンガン倒し、サクサク進んで終了しました。
 

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