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プラチナゲームズの記者発表会で『BAYONETTA(ベヨネッタ)』の世界初公開となる映像がお披露目
【東京ゲームショウ2008】

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●「個人的にはエロスを裏テーマにしています(笑)」(神谷)

 

 2008年10月9日〜12日にかけて、千葉県の幕張メッセで東京ゲームショウ2008が開催中(一般公開日は11日、12日)。ファミ通.comではブースやイベントの模様をいち早くリポートする。

 

 『バイオハザード』シリーズの三上真司氏や、『デビル メイ クライ』、『大神(OKAMI)』などの神谷英樹氏、そして『大神(OKAMI)』や『鉄騎』の稲葉敦志氏といった、名だたるクリエーター陣が顔を揃えたゲーム開発会社プラチナゲームズ。2008年5月にセガとの業務提携発表以来、国内では初となる記者発表会が東京ゲームショウ2008の開幕初日にセガブースで行われた。

 

 まず最初にセガ執行役員開発本部長の宮崎浩幸氏と、プラチナゲームズ代表取締役社長の三並達也氏が登壇した。プラチナゲームズ設立のきっかけについて三並氏は、「オリジナリティーがある物を作りたかった。それと、いま日本のゲームは欧米のゲームに負けている気がする。そこで、もういちど強い日本メーカーを印象づけたいと思いました」と説明。パートナーにセガを選んだことに関しては「僕らの考えにセガが賛同してくれたことと、ワールドワイドの流通を持っている」点であると語った。そして最後に、今回の記者発表会の目玉として、プレイステーション3、Xbox 360用ソフト『BAYONETTA(ベヨネッタ)』(2009年発売予定)の世界初公開となる最新映像を披露すると発表。宮崎氏、三並氏と入れ代わる形で『BAYONETTA(ベヨネッタ)』のプロデューサーを務めるプラチナゲームズの橋本祐介氏と、ディレクターを務める神谷氏が登壇した。


▲各タイトルの紹介にさき立って登壇した宮崎氏(右)と三並氏(左)。


 「神谷の3Dアクションゲームがまた見たい、という思いから今回の作品は始まりました」と、開発経緯を説明した橋本氏。一方の神谷氏もひさびさの3Dアクションゲーム開発に対し「新世代機で作るなら、もっとも得意とするアクションで勝負するのがいちばんだと思いました」と意欲的なコメント。『BAYONETTA(ベヨネッタ)』のゲームジャンルは“クライマックスアクション”。神谷氏は「言葉で説明するのもあれなんで、まずは観てもらったほうが早いと思います」と語り、世界初披露となる最新映像を披露した。


▲『BAYONETTA(ベヨネッタ)』の紹介行った橋本プロデューサー(右)と、神谷ディレクター。

 映像は、主人公のベヨネッタが崩れ落ちる崖から落下しながら、敵である天使たちと空中でアクロバティックなアクションをくり広げるという、まさにクライマックスなシーンからスタート。ゲームプレイ部分では、プレイヤーの10倍はあろうかという巨大な敵キャラと戦うシーンや、手と足についた銃で踊るように周囲の敵を一掃するといった場面が盛り込まれたいた。注目は、今回初めて明らかになった男性キャラクターの存在。「ある理由でベヨネッタのことを追っている」(神谷)という設定以外の詳細は不明だが、物語に深く関わってくる可能性は高そうだ。もうひとつ、映像の最後でベヨネッタと銃をつき合わせる女性と思わしきキャラクターが一瞬だけ映し出された。こちらのキャラクターに関して神谷氏はとくに触れなかったが……敵対する勢力のキャラクターなのだろうか?

▲クライマックスが連続する、世界初公開となる『BAYONETTA(ベヨネッタ)』の最新映像。


▲鋭い目つきをしたこの男。ベヨネッタのことを追っているとのことだが……。


 映像終了後、神谷氏はベヨネッタの設定について説明した。同キャラの力の根元となるのは長く伸ばした髪の毛で、これを使った攻撃も用意されているという。身に纏っているコスチュームも髪の毛からできており、強力な攻撃を発する際には「健全な男子なら楽しんでもらえる」(神谷)姿になってしまうんだとか。映像中でも、それと思わしきシーンがいくつか観られ、加えてそのシーンではアングルも舐めるようなローアングルに。「個人的にはエロスを裏テーマにしています」という神谷氏の言葉に、“健全な男子”としては深くうなずいてしまう描写となっていた。

 ちなみベヨネッタのメインとなる攻撃方法は手と足に装備されている銃を交えた格闘となっているが、そのほかに刀など複数の武器を扱えるとのこと。


『BAYONETTA(ベヨネッタ)』スクリーンショット

▲2枚目と5枚目の画像に注目。強力な攻撃を放ったベヨネッタがあられもない姿に……。

 

 続いて紹介されたのは、ニンテンドーDS用ソフト『無限航路』(2009年春発売予定)。ステージにはプラチナゲームズの稲葉敦志プロデューサーと、ヌードメーカー代表取締役でディレクターの河野一二三氏が登壇した。
 

▲稲葉プロデューサー(右)と、河野ディレクター。ニンテンドーDSで贈る大作RPG『無限航路』を紹介した。

 『無限航路』は無限に広がる宇宙を舞台としたRPG。「戦艦ラブ、SFラブという感情を全部叩き込んだ」という河野氏の言葉どおり、プレイヤーたちが搭乗する宇宙戦艦の細かいカスタマイズなどが魅力のひとつとなっている。物語は稲葉氏いわく「最初は楽しく宇宙に出て冒険するといった内容ですが、段々とエグイ話になってくる」とのことで、河野氏の作家性とこだわり強く打ち出された内容になるそうだ。

 

 ゲームのコンセプトは“シンプルだけど奥深い”。戦闘では、攻撃力は低いが命中率や撃てる数が多い通常砲撃と、通常砲撃の3倍の威力を持つが数が撃てず、加えて相手の回避ゲージが一定以上あると絶対にかわされてしまう全体砲射を組み合わせながら戦う。画面内にはターゲットしている敵戦艦の状態が“おおまかに”わかるマーカーを表示。直感的なインターフェースで、敵との駆け引きが楽しめるシステムとなっているようだ。カスタマイズ要素はすべて、戦闘中にその効果が感じられるようになっており、全部で150種類以上の戦艦が登場するとのこと。

 

 世界観設定にもかなりのこだわりが見られる。「世界観とプロットをガチガチに組んだ状態からスタートした」(河野)とのことで、その強いこだわりのひとつが戦艦のデザインだ。ゲーム中にはさまざまな星が存在し、異なる文化的背景から作られた戦艦が登場する。その文化の違いを現すために、戦艦専用デザイナーを10人雇ったのだという。また、「奥深い世界をより理解してもらうために」(稲葉)という理由からアニメも制作中とのこと。

 

 「想像以上に壮大なプロジェクトで、ニンテンドーDSではこれまでに存在しないくらいだと思います。絶対におもしろいです」(稲葉)

 

 「ヌードメーカーらしく、マニアックなことに全力を注ぎ込むということをやっている最中ですので、もう少しお待ちください」(河野)

 

 両者とも確かな手応えを感じていることをうかがわせるコメントを残し、『無限航路』の紹介は終了となった。

▲発表会ではアニメ版『無限航路』第1話の導入部分も上映された。


『無限航路』スクリーンショット

 


 そのほかに記者発表会では、Wii用ソフト『MAD WORLD(マッドワールド)』の映像も紹介された。こちらは白と黒、そして血液の赤だけで表現されたグラフィックが特徴的なアクションゲーム。現時点で日本発売は予定されていない。


▲オリジナリティーの高いタイトルで勝負するプラチナゲームズの面々。今後も彼らの展開から目が離せない。


※プラチナゲームズ公式ブログはこちら

 

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