【基調講演・速報その1】CESA会長和田社長の基調講演の模様をリアルタイムリポート
【東京ゲームショウ2008】
●和田氏の口から明らかになる日本ゲーム産業の未来とは?
2008年10月9日、千葉県・幕張メッセにて国内最大級のゲームイベント、東京ゲームショウ2008が開幕。まずは、社団法人コンピュータエンターテインメント協会会長にしてスクウェア・エニックス代表取締役社長である和田洋一氏が“日本ゲーム産業新世代
世界は日本のゲームメーカーに何を求めるのか”と題する基調講演を行った。カプコン代表取締役社長、辻本春弘氏、バンダイナムコゲームス代表取締役、鵜之澤伸氏を交えた座談会“業界トップが語る
グローバル時代におけるトップメーカーの戦略と展望”の模様も併せて、リアルタイムでリポートをお届けする!
【実況レポート】
★ リアルタイムの更新は、10時30分ごろからを予定しています。★[10:34:22] 基調講演が始まりました。
[10:34:37] 和田氏が登壇しました
[10:36:09] 「ゲーム業界は本質的な問題を抱えている」と和田氏。今日は問題の提案をしたいとのこと。
[10:40:20] 「近年の進歩は欧米のほうが遥かに上回っている」
[10:46:35] 「日本のゲーム業界は世界のリーダーでなくなってしまった」刺激的なコメント。「それは構造的な問題であり、挽回は可能である」と和田氏。
[10:47:02] 日本のゲーム産業は他業種との交流を図るべきだったかも。
[10:47:13] 学校とも連繋がとれていなかった。
[10:50:57] ハブの機能が劣化して、日本のゲーム業界は世界のリーダーではなくなってしまった。
[10:51:07] 「一方で、諸外国は英語圏を中心にゲームのコミュニティーが急成長した」
[10:51:18] 日本はゲーム業界で閉じており、欧米は拡大している。欧米のネットワークは緊密に重層的に絡み合っている。非常に強固な基盤がある。
[10:52:24] モノを作る厚みで海外とは相当な差ができた。その意識を共有してほしいと和田氏。
[11:02:23] ゲーム業界をネットワーク構造にするための、問題点を挙げる和田氏。制度上の不整合や実務的困難さなど。
[11:05:59] いまを危機的状況だと思って、相当な覚悟を持って取り組むべき。できるところからすべてに着手するべき。
[11:08:26] 人材交流や国への働きかけなど、コミュニティーを活性化すべきと和田氏。
[11:09:45] 世界は日本のゲーム業界が、世界のコミュニティーに積極的に関わり、かつみずからハブとなり、すばらしいコンテンツを供給することを期待している(ハズ)。残された時間は少ない。
[11:10:17] 和田氏の講演は終わり。引き続き、バンダイナムコゲームスの鵜之澤氏とカプコンの辻本氏を交えてのパネルディスカッションへ。
[11:16:08] ゲーム業界はどう発展していくのか?がテーマに。
[11:18:19] 辻本氏「人間は娯楽を求めるので、いまの経済状況を、悲観的になるべきではない。この年末うまく拡大していけば、来年も成長する」
[11:29:32] 和田氏「いまの経済状況はあまりゲーム業界には影響がない。エンターテインメントは需要が落ちない産業。いくらでもチャンスはある。経済でよくないのはとまること」
[11:29:40] 鵜之澤氏「リーズナブルな娯楽として、ゲームは楽しく味わってもらえると思う」
[11:29:51] グローバル化について
[11:30:00] 和田氏「世界中の人たちがスクウェア・エニックスを認知してもらっている状態。いまは1合目か2合目。グローバルに作って、グローバルに売っていきたい」
[11:30:08] 辻本氏「当社の場合は3合目。和田さんのあとでいうのは恥ずかしいが(笑)。カプコンの作品は世界でヒットしている。全社的にグローバルな意識になっていない。経営サイドも覚悟を決めて、海外に向けて投資すべきだが、まだまだ意識が低い。社会改革を進めているところ」
[11:30:57] 鵜之澤氏「世界に通用するものを作れるかという意識が大切。バンダイブランドはキャラクターゲームをやっているが、世界のどこで番組が放送されているかの問題になる。ナムコブランドは、日本より世界のほうが認知度が高い。『ソウルキャリバーIV』は世界で200万本売れた」
[11:33:22] 和田氏「半端に海外市場を理解したつもりになってゲームを作ると失敗する。インターフェースを意識すべき」
[11:39:11] 洋ゲーはもっと日本でも楽しまれるべきでは?との司会者の質問に。「だいぶかわってきた」と辻本氏「当社も『グランド・セフト・オート』シリーズがヒットしているし、日本のユーザーも海外の市場に対する理解度が増えてきた。今後グローバルに融合していくのでは」
[11:40:33] 和田氏「海外ゲームはものすごくよくできている。いまは私も海外ゲームで遊んでいる時間のほうが長い」
[11:49:59] 世界における日本の位置づけは?
[11:50:15] 辻本氏「位置づけとしては、日本は世界でトップではない。開発などはトップに準じるところがある。オリジナリティーをもったゲームを作っていくことで対抗できる。原点に立ち返って、自分たちの強み(開発)を活かすべき」
[11:50:26] 鵜之澤氏「日本のゲーム業界は、プレイステーションの代にガラパゴス化(鎖国化)してしまったのかもしれない」
[11:59:03] 最後の質問。2010年のこの業界はどうなる?
[12:01:36] 辻本氏「ビッグマウスかもしれないが、世界一のメーカーになるかを考える。総合力でどうやってそういう体制にもっていくか。いま自社のコンテンツを映像化することで、ゲームコンテンツの付加価値を高めている。2010年にはグローバルの上位5位くらいに入りたい」
[12:01:48] 鵜之澤氏「2010年はわりと近いが、体制を作り上げたい。いろんなジャンルのゲームを出しているが、任天堂方式で斬新なゲームを提供していきたい。ガチガチに海外を意識したものではなくて。ハイエンドをあまり意識したものではないところに、僕たちは自信がある。
[12:03:06] 和田氏「業界の垣根がなくなるという動きが起こる。国境もなくなるという動きも起こる。自分でネットワークを作ろうと思ったら、自分たちだけである程度の規模にならないといけない。ただ、モノ作りは大切にしていきたい」
[12:04:09] これにて和田氏の基調講演とパネルディスカッションは幕を閉じた。
★続きは、まとめレポートをお楽しみに! 続いてマイクロソフト ジャン・シャパード氏の基調講演の【実況レポート】をお楽しみ下さい!
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