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【イベントリポート】激戦となった”日本ゲーム大賞 アマチュア部門”を制したのは?
【東京ゲームショウ2007】

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● 常連のDEAを押さえてコンピュータ総合学園HALの学生が大賞に!

 

 

 東京ゲームショウ2007の初日に行われた年間作品部門に引き続き、2日目は”日本ゲーム大賞 アマチュア部門”の発表授賞式が行われた。アマチュア部門は、今回から新設された部門で、昨年までのインディーズ部門とCESAステューデントゲーム大賞を統合したカテゴリーだ。

 

 発表授賞式では佳作以上に入選した10作品が紹介され、佳作5作品、優秀賞4作品、大賞1作品が発表された。10タイトルすべてが専門学校の学生による作品だった。ハードは、PC、ニンテンドーDS、プレイステーション2、携帯電話など、幅広くそろっていた。
 

▲こちらが佳作以上の10作品。いずれ劣らぬ完成度の高いソフト。

 

 

 優秀賞に選ばれたのは以下の4作品。
 

タイトル

ハード

制作者(所属)

四面楚歌

PC 

Ginger & Sho(アクト情報スポーツ保育専門学校)

TRUE ENSENBLE

プレイステーション2

でんぷち(デジタルエンタテインメントアカデミー)

ぷにっとクラウン

ニンテンドーDS

でんぷち(デジタルエンタテインメントアカデミー)

LEAD BALL 

携帯電話

吉田千春(デジタルエンタテインメントアカデミー)

         

 このうちの『TRUE ENSENBLE』は、大賞受賞作と僅差の争いになったとのこと。記者は以前、このタイトルを製作したグループが属するデジタルエンタテインメントアカデミーを取材した際に、このタイトルをプレイしている。
 

▲『TRUE ENSENBLE』は、ふたりのキャラクターを同時に動かし、キャラクターどうしをつなぐ紐状のもので物体をはじいて敵を攻撃するという、独自のシステムを採用したアクションゲーム。独創性、グラフィックの質、完成度、いずれもレベルが高い。

 

 なお、4タイトル中、3タイトルがDEAの学生による作品だが、同校はこれまでもCESAステューデントゲーム大賞の常連校であった。

 

 この『TRUE ENSENBLE』を押さえて大賞に輝いたのは、コンピュータ総合学園 HALに所属する中村健太(団体名)が制作した『バトルクエスト』。タイトルはオーソドックスだが、その独創性は『TRUE ENSENBLE』を凌ぐほど。子供が自由帳に描いた落書きを思わせる素朴なタッチで描かれたゲームなのだ。

▲ページがめくられるとつぎの場面に。鉛筆や消しゴムを使って問題を解決することもあるなど、独自のグラフィックとシステムが融合した異色の作品だ。

 

 

 プレゼンテーターを務めたKONAMIの五十嵐孝司氏は以下のように、このタイトルを評価した。

 

 「世界観の構築がすばらしく、デジタルでありながらアナログの温かみを感じさせる作品。つぎに何が起こるかわからないワクワク感がある。プロのクリエーターが買いたくなる作品」(五十嵐氏)

 

 「プロが買いたい」とは、まさに最大のほめ言葉。今年の日本ゲーム大賞 アマチュア部門は高水準だったに違いない。

 

 

   

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