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【イベントリポート】水口哲也氏が語るケータイゲームの未来!
【東京ゲームショウ2007】

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●来年は水口氏デザインのケータイが?

 

 KDDIブースで、キューエンタテインメントの水口哲也氏による”近未来ケータイ会議 Vol.1”と題したトークイベントが開催。KDDIのauサービス企画部長、竹之内剛氏とケータイやケータイコンテンツの未来についての熱いトークがくり広げられた。まず、水口氏が手掛けたEZアプリ『ルミネス モバイル』について紹介。自身がプロデュースしているオーディオ&ビジュアルユニットの元気ロケッツのセカンドシングル『Breeze』バージョンの『ルミネス モバイル』をKDDIブースに出展していることをアピールした。また、Xbox LIVEアーケード用タイトルとして、水口氏がセガ在籍時にプロデュースした『Rez HD(仮題)』を来年早々にも配信する予定であることも明らかになった。
 

▲『Rez HD(仮題)』や『ルミネス モバイル』の紹介も。昨年同様、司会進行役に久保恵子を迎え、トークも舌好調!

 

 「いまはネットを通じて作ったコンテンツを簡単に世界へ発信することができるのが、本当に楽しいですね。元気ロケッツは昨年の東京ゲームショウのとき名前もついてなかったですが、『Heavenly Star』発表後、ユーチューブなどで話題になって、セカンドシングルを出せるまでになりました。『Rez』もハイデフ、5.1チャンネルに対応した完全版と言える内容です。それをパッケージ販売ではなくネット配信することに、「こういう時代が来たのか」という感慨深い気持ちですね」(水口)

 

 水口氏の近況などが明らかになったあと、いよいよ”近未来ケータイ会議Vol.1”がスタート。ここからは竹之内部長も参加し、水口氏の「今後のケータイがどうなるのか?」というストレートな質問を皮切りにトークは白熱した。まず最初の質問について竹之内氏は、「この冬をめどに、”MSN7500”という新しいチップを端末に搭載する予定となっています。このチップを搭載することで、グラフィック能力やサウンド、演算処理能力といったすべての面で10倍以上パフォーマンスがアップしています」と説明。そのチップを使ったアプリがKDDIブースで楽しめるという。これを聞いた水口氏は、「昔の家庭用ゲーム機の進化と同じ感じ。メディアとして違うものだけど、ゲームの面においてはとくに同じような進化を遂げていると感じますね」と持論を展開した。

 

▲「新しいケータイのためには新しいコンテンツが必須」と語る竹之内氏。もちろん水口氏にも「何か新しいゲームを!」と、壇上で直談判していた。

 

 続いて水口氏が「ズバリ! iPhoneをどう思います?」と質問。この質問に竹之内は「ズバリ、ありだと思います。いままではケータイにカメラや音楽の機能をつけていましたが、これからはカメラやケータイなどの専門機器に通信機能がついたものが主流になる時代だと思います」と、すでに発売されているウォークマンケータイ”W52S”のような展開が今後ますます増えることを示唆した。水口氏は「そういう意味で、iPhoneは音楽機器に通信機能などをつけて、ケータイは通信機能にいろいろな付加価値をつけて、と富士山を真逆から登っているような感じ」とコメント。自身もケータイが単なる通信手段としてではなく、さまざまな専門機能に特化したケータイの時代が来ることを待ち望んでいる様子だった。竹ノ内氏は、「携帯電話は、いまや”電話”という言葉が取れて”ケータイ”と呼ばれるまでになりました。今後同じような進化がまた起こるでしょう」と発言。ゲームや音楽、映像などに特化したインターフェースのケータイが登場するだろうと熱く語った。これを聞いた水口氏は、「コンテンツを作る側として、ハードからインスピレーションを得ることが多いんです。そういう意味でケータイにすごく注目しています」ともコメント。「これからはゲームに限らず新しいものがケータイから生み出されるでしょう」と、今後のケータイコンテンツの未来に大きな期待を寄せた。

 

▲家庭用ゲームだけでなくケータイゲーム、音楽など、幅広い分野で活躍するクリエーター、水口哲也氏。つぎからつぎへと登場する新しいケータイ端末は、クリエーターとしてのモチベーションを高めてくれる要因だという。

 

 「今後のケータイのキーワードは”ジェット気流”。ものすごいスピードでケータイは進化しています。そこにどう乗っていくかが作り手としては大事。何10年後かに、ここ10年くらいを振り返ったとき、ものすごい激しい変化だったと感じるんでしょうね。来年もこのトークイベントはやりたいですね。1年で劇的にいろいろなことが起こる業界なので、来年あたり僕のポケットから何か(新しいケータイが)出たりして(笑)。ぜひ30年後までこのトークイベントを続けましょうよ。ヨボヨボになりながら、「5.1チャンネルの音が聞こえないよ」なんて言いながら(笑)」(水口)

 

 ゲームだけでない幅広い分野で活躍するクリエーター水口哲也氏と、KDDIのケータイ事業の今後を語るうえで欠かせないキーマンの竹之内剛氏による豪華なトークイベント。ふたりとも来年も今回と同様のトークイベントを行うことを約束し、締めくくった。

 

 

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