ネット社会=パソコン=便利=引きこもり=オタク化!! な、現代社会を思いっきり風刺したベルギー出身監督の長編デビュー作。200X年、自宅から1歩も外へ出られないという広場恐怖症を患って8年になる青年トマは、今日もパソコンに向かい、バーチャル・パートナーのクララとこれまたバーチャル・セックスをそこそこに楽しんでいた。そのころ、トマの担当医師であるジロンは、ちょっとした荒治療を思い立ち、彼を派遣娼婦クラブに勝手に登録してしまう。やがて、トマのパソコンにクラブからひっきりなしに連絡が入るようになるが、彼にとっては、自分の領域に入られることが迷惑極まりない。これでは、治るどころか逆効果。と、思ったそのとき、エヴァという娼婦に興味が湧いた。果たして、彼女がトマを幸せに導いてくれる女神となり得るのか!?
メールやチャット、それはそれは楽しいコミュニケーション・ツールだけど、やりすぎると生身の人間と向き合うことができなくなっちゃうよ! ってなことをストレートに表現したシニカルなお話。じつは、主人公トマは、スクリーンに一切顔が出てこない。トマこそ観客自身なのだ。劇中に登場する掃除機ロボットや、リアルなテレビ電話などの近未来家電の数々も楽しげ。これは、身につまされそうで観たくないなあ、という人にこそ観て欲しい1本。
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★★★ |
| 興奮度 |
★★ |
| 爆笑度 |
★★★ |
| 感動度 |
★★ |
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