同じ病院に入院中の少年と老人との奇妙な友情を描いた爽やかな感動作。小児ガンを宣告された10歳のマーティは、病気と思えないほど明るく活発な少年。ある日、高齢者病棟に忍び込んだ彼は、アルツハイマー型痴呆症の老人ベランに出会う。脳内出血のために、話すことも歩くこともできないベランは、マーティにとって格好の遊び相手。しかし、実のところベランは明晰な意識を持っており、心のなかではいろいろな思いを抱き、わずかな顔の動きと目の表情だけで周囲に発していたのだ。マーティによる数々のイタズラも、最初こそ迷惑に思っていたベランだが、自分の話を唯一聞くことができる彼の存在を、じょじょに受け入れられるようになり……。
小児ガンの少年と痴呆症の老人が主人公、と聞くと暗い物語をイメージしがちだが、本作はひたすら明るくハートウォーミング。有料テレビ用の小銭を盗んだり、車椅子のベランを無理矢理サッカーのゴールキーパーにさせるなど、小さいものから度の過ぎたものまで、イタズラの限りを尽くすマーティがかわいい。未来を奪われようとも、過去の思い出が失われようとも、いまを精いっぱい生きることが大事なことなのかも。
| ラブ度 |
★ |
| 興奮度 |
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| 爆笑度 |
★★★★ |
| 感動度 |
★★★★★ |
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| 公開日 |
2001年12月22日 |
| 劇場 |
シネマカリテ |
| 監督 |
ドニ・バルディオ |
| 出演 |
ミシェル・セロー、ジョナサン・ドゥマルジェ |
| 配給 |
東光徳間=ツイン |
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