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ニューアルバム発売記念SING LIKE TALKINGインタビュー |
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| 2001年10月11日 |
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| 4年4ヵ月ぶりとなる通算10作目のオリジナルアルバム『METABOLISM』(3059円)を9月26日にリリースしたSING
LIKE TALKINGの3人、佐藤竹善、藤田千章、西村智彦がファミ通.comのインタビューに応じてくれた。それぞれの長いソロ活動を経て、ついにSING
LIKE TALKINGとして再びアルバムを発表する3人の心境は。そしてアルバム製作や曲作りの秘密を明かしてくれたのだ。 |
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●4年ぶりの新作
--ニューアルバム『METABOLISM』は、SING LIKE
TALKING(以下SLT)としては久しぶりのオリジナルアルバムとなりますが、とてもアグレッシブな音になっていますね。
佐藤(以下佐):あ、そうですか。今回の作品まで時間が空いた分、聴く方々は前回のイメージで止まっているので、その差がすごく激しいんじゃないかとは思いますけどね。ぼくらもその間に音楽性などが、変化したり、広がったりしているわけで、まあ、その集大成みたいなものが音になっているということかな。基本的には音楽でなにを表現したいかとか、どういうスタンスでいきたいかっていうのは、デビューのときからずっと変わっていませんけどね。
--劇的に変化しているように思えたんですが……。
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| ▲「早く曲作りしたい」とニューアルバム発売直後なのに、創作意欲満々だったボーカルの佐藤竹善。 |
佐:そう感じていただけたのは、すごく嬉しいですよ。やっぱり4年という月日がありますから劇的に変化しないとねェ(笑)。とくに聴いて人いるには……。
西村(以下西):この4年っていうのは、3人それぞれの個人の活動がメインで、やっぱり、それぞれやってる人たちも会っている人たちも違うので、そこで変化していないとおかしいですよ(笑)。
佐:もし、この4年の間に毎年アルバムを出していたら、そこまでの変化は気づかれなかったかもしれませんよ。たとえば、4枚目のアルバムからいきなり7枚目のアルバムになったと思っていただければいいかもしれませんね。
藤田(以下藤):だいたいアルバムって、1年に1枚って感じでリリースしたりしてますけど、ぼくらは4年間もあいたわけで。するといままでに4枚か3枚リリースしていたとしてもおかしくないことになるじゃないですか。その分の変化っていうこともありますよね。
--この4年の間に3人それぞれどんな変化がありましたか? そして、その変化はアルバム作りにはどう影響を与えていますか?
佐:そうですね……。音楽的な変化っていうのは、結局、結果的なものであって、どういうふうにものを伝えていくかっていうことの変化なり、広がりが、音には表れているとは思いますけどね。
藤:一概にどんな変化があったかっていうのを語るのは難しいですね。まあ、単純にいい具合に歳をとれてればいいんじゃないかなあと(笑)。それぐらいのものですよ。その都度、そのままやっていくだけしかできないという感じですし。
西:この4年間には、ボクにとってすごい影響力のある人たちとの出会いがありましたね。あと、その人たちの影響でいろんな角度でものを見てきたなって思いますね。この4年の間で。
●行き当たりばったりですよ!
--音作りのアプローチの仕方には変化はありますか?
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| ▲プレイステーション用ゲーム『サモンナイト2』の音楽をプロデュースするなど、活動の幅を広げていたキーボード担当の藤田千章。 |
佐:それは、行き当たりばったりですよ!
藤:そうだよね。
佐:やっぱり、行き当たりばったり以外には、いまの自分を正直に表現していくことは不可能ですから。昨日まで思っていた価値観が今日になればまた成熟していきますし。ライブとかと一緒で、その瞬間は1回しかない……。だから、作品はその瞬間瞬間をパッケージングしていくっていう感じになって、実際作品になって音になったときっていうのは、そのときのスナップ写真みたいなものになっているんですよ。
そして、ポップスのおもしろいところは、その曲自体が時代の流れやライブでやっていくたびに成長していくところでして……。ま、クラシックやジャズとかになると、歴史を経てきた作品なんかは作品自体ももっと変化していきますけど、結局いろんな人に演奏されたりすることで、作品自体ももっと変化していきますすけど、常にそのときの行き当たりばったりで表現されていってますよね。
--行き当たりばったりといっても、その都度、切羽詰まって出した感じではないですよね。
佐:それは違いますね(笑)。"常に柳の枝"じゃないですけど、こういう形だと思いながら表現しようとした1秒前に風が吹いたら全く違う形になって、でもそれは違う形になって表現されるという。そうあるべきだし、要は柳の木であればいいんじゃないでしょうか。根本は同じだけど、その瞬間瞬間で変化しているというね。
--そういうところが、アルバムタイトル『METABOLISM』(代謝作用、新陳代謝)の意味するところなんですか?
佐:それも大きくあると思いますね。やっぱり、代謝とか変容っていうものは、違うものに変わるんじゃなくて、成長とかっていういわゆる同じもの、同じスピリットの上のもとで変わっていくっていうことで。たとえば、赤ちゃんが大人に変わっていくっていうこととかですよね。見た目が変わっていっても根本の魂とかは変わらないっていうね。根本のところがあって、そしてどうやって前に向かって成長していけるかっていう。
--今回のアルバムは16曲収録ということで、曲数がとても多いですよね。これはどうしてなんでしょうか。
佐:コンパクトにしようか、たくさん入れようかと話し合って、いまの自分たちをそのまま出すには、この16曲っていうスタイルがいいだろうっていうことなんですよ。ですから、次に持ち越しになった曲もありますし、じつはまだまだやりきれていないって部分もあったりしますし……。ですので、次のアルバムを早く作りたいっていう意欲もいま持ってますよ。できれば、来年早々にでもアルバムのレコーディングに入りたかったりするんですけど……。でも、現実的には再来年になっちゃったりするかなあ(笑)。
●久しぶりにプリプロを
--アルバム作りはスムーズに進行していったんでしょうか?
藤:最近のぼくらだと、普通のペースじゃないですかね。
佐:製作に入ったのは去年の9月くらいからで、『One
Day』というシングルをやりつつ、具体的にアルバム作りに入っていったのは、今年の3月か4月くらいかなと……。『One
Day』を作るときには、3人でやるのが久々ってこともあって、組み立てるのにちょっと時間がかかりましたね。根本では息は合ってるんだけど、この4年の間にそれぞれ違う影響を受けてきていますから、「これを先にしたほうがいいんじゃない?」とか、「このネジはいつ巻くの?」みたいな、3人の意見を合わせて組み立てる段取りに時間がかかりましたね。でも、その後のアルバム作りはテンポよく進めたっていう感じですね。
藤:そうだね。あと、今回はプリプロ(本番録りの前に各パートのアレンジ等をある程度まで煮詰め、最終の仕上がりに近い状態にする作業)をやったので、早く進んだのかな。前作までの3枚くらいはやってなかったんだけど。
--なぜプリプロをやったんですか?
藤:やっぱり、ぼくら3人でやるのが久しぶりだったんでね。プリプロなんかの叩き台みたいなものがあったほうが方向性も見えるし、それぞれの解釈もまとまりやすくなってね。まあ、なんにしろ、アルバムのレコーディングに対しては、竹善(佐藤)はソロアルバムとかやってたんですけど、ぼくらふたり(藤田&西村)は、オリジナルアルバムに対しては、4年ぶりになるんで、感覚的にリハビリが必要だったというのもあってね(笑)。
--ちなみに、3人それぞれの曲作りってどういう感じなんですか? 不意にメロディが浮かんできてとか……、それとも意識的に曲作りに入っていくとか。
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| ▲インタビュー後、「この写真ヤバイよ〜、いいデキだね〜」と『METABOLSM』のジャケットを取材スタッフに見せていたギターの西村智彦。(裏&中ジャケに注目!) |
西:ボクの場合は酒を飲んでいるときに思いつきますよ。
藤:ハハハ。
西:飲んでいて、トイレに入って用を足しながらフレーズが浮かぶときがありますねえ。ボクはそれがほとんどかなあ。メロディの断片が浮かんできて、家の留守電に入れるんですよ。すると、酔っぱらってて全然使い物にならないものと、ちゃんとメロディになってるやつがあって、後でメロディになってるやつを組み立てていくという感じかな。
佐:部屋で楽器を前にして「よーし、作ろう!」って思い立って作っていく感じかな。ぼくはもう部屋に籠もって書かないとダメですね。イメージは日々頭の中にあるんですけど、部屋で楽器に向かって曲を書き始めるまでにすごい時間がかかりますね。具体的なメロディはそれまで一切ないです。ただ、「よし書こう」と思ったときには、ある程度方向性が決まってたりするんで、そこからはアイデアやメロディが出てきますけど。
藤:ぼくも思いつくって感じはないですね。車を運転していたり、映画を観たりしているときになんとなくイメージが頭の中に膨らんでいってるような感じで、それでなんとなく今日は頭が冴えてるな〜ってときに楽器に向かうっていう(笑)。
佐:それでも確実に曲ができるわけじゃないしねえ〜(笑)。大体、20回チャレンジして1曲できればいいほうだったりするし……。そんな曲が20曲ぐらい揃ってもほとんどボツになりますし……。
--曲ができてきた瞬間とか、フレーズが頭から出た瞬間というのは、とても気持ちいいんじゃないですか?
佐:それは嬉しいですよね。その感動が音楽を続けているすごく大きな部分になってると思いますよ。でも、後で聴くと「あら? 違うな……」っていう一喜一憂があってね(笑)。
西・藤:ハハハ。
佐:でも、曲ができたときにはとりあえず嬉しいですよ〜。まあ、サバイバルですよね、曲の。まず、自分のなかでそのメロディや曲が生き残っていけるかっていうのがあって……。そして曲になって、アルバムに収録できる曲もそのなかからいくつかで、シングルになるのもいくつかって感じで……。そういえば、射精から受精までの精子の試練と一緒かも知れない……。
西:ハハハ、スゲ〜たとえだな、それ。
佐:でも、2億分の1匹ですからね、受精するのは。で、またそれが、いい子に育つかどうかもわからないっていう……(笑)。
●いつも期待と不安のアルバムリリース
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| ▲これからツアーに向けてのリハーサルに入る3人。ライブでもまた新しいアプローチを見せてくれるはず。楽しみ。 |
--そういった紆余曲折を経て、シングルやアルバムが完成しリリースされるわけですけど、今回の『METABOLISM』をリリースするにあたっての心境はどんなものなんでしょうか?
佐: 10人目の子供が産まれるなあ、生まれたなあっていう心境ですね。
--子供が産まれるっていうのは、期待とか不安とかあると思うんですけど……。
佐:まさに、期待と不安ですよ。発売日っていうのは本当に嬉しいもので、それは、赤ちゃんが産まれたのと一緒の喜びですよね。でも、それがどう育っていくかはわからないから、期待と不安と、責任感と……。
--なるほど。SLTの今後の予定は?
佐:12月から全国ツアーが始まって、来年の3月いっぱいまでやって、またそこから曲作りに入って、7月くらいから本格的にアルバム作りに入れればいいなと思いながら、その前にシングルとかをどんどんやっていってって……。
--ライブの構想とかはもう固まっているんですか?
佐:この『METABOLISM』を作ったテンションでライブを表現していくと思いますね。ですから、過去の曲をやってもいまの空気感で表現されると思いますよ。プレイする曲は、『METABOLISM』中心になると思いますけど。
--では最後に『METABOLISM』を聴くファンへメッセージを
佐藤(以下佐):佐 ま、久しぶりなので、いまのぼくたちの曲を聴いて、いいなと思ったらついてきてくれればいいなあと。昔の曲のほうがいいなあと思ったら昔のを聴いてくれればいいですし……(笑)。まあ、それしかないですね。とりあえず、聴いて判断して下さいと。
| SING LIKE TALKINGニューアルバム 『METABOLISM』 |
| 発売中 3059円 FUN HOUSE FHCF-2532 |
収録曲
Premonition
The Law Of Contradiction
Jack Lemmon
Paradise
MY True Colors
魔力
見知らぬ空の下で
Jigsaw
Hyper Overdrive〜不完全な個体〜
悲しき Hummingbird
幻月〜A Tragedian〜
What's Dying Away
情熱のGroovin'
One Day
回想の詩
Only A Miracle |
| SING LIKE TALKING全国ツアースケジュール |
| 公演日 |
会場 |
開場/開演時間 |
問い合わせ先 |
| 01'年12月20日 |
神奈川・秦野市文化会館 |
18時/18時30分 |
秦野市文化会館
0463-81-1211 |
| 01'年12月21日 |
東京・府中の森芸術劇場 |
18時/18時30分 |
チケットふちゅう
042-333-9999 |
| 01'年12月24日・25日 |
東京・中野サンプラザホール |
18時/18時30分 |
SOGO東京
03-3405-9999 |
| '02年1月7日 |
栃木・栃木県民総合センター |
18時/18時30分 |
SOGO東京
03-3405-9999 |
| '02年1月9日 |
宮崎・宮崎市民ホール |
18時/18時30分 |
K&Mコーポレーション 099-223-7710 |
| '02年1月11日 |
鹿児島・鹿児島市民文化ホール第一 |
18時/18時30分 |
K&Mコーポレーション 099-223-7710 |
| '02年1月14日・15日 |
福岡・福岡サンパレス |
18時/18時30分(15日は17時30分/16時) |
BEA
092-712-4221 |
| '02年1月17日 |
山口・山口市民会館 |
18時/18時30分 |
夢番地
082-249-3571 |
| '02年1月18日 |
広島・広島郵便貯金ホール |
18時/18時30分 |
夢番地
082-249-3571 |
| '02年1月21日 |
埼玉・大宮ソニックシティ |
18時/18時30分 |
KMミュージック
045-201-9999 |
| '02年1月21日 |
東京・中野サンプラザホール |
18時/18時30分 |
SOGO東京
03-3405-9999 |
| '02年1月26日 |
宮城・宮城県民会館 |
18時/18時30分 |
キョードー東北
022-296-8888 |
| '02年1月27日 |
秋田・秋田県民会館 |
17時30分/18時 |
キョードー東北
022-296-8888 |
| '02年1月31日 |
高知・高知県民文化ホール |
18時/18時30分 |
デューク高知
088-822-4488 |
| '02年2月1日 |
愛媛・松山市民会館 |
18時/18時30分 |
デューク松山
089-947-3535 |
| '02年2月3日 |
新潟・新潟県民会館 |
18時/18時30分 |
FOB新潟
025-229-5000 |
| '02年2月6日 |
静岡・アクトシティ浜松 |
18時/18時30分 |
サンデーフォーク静岡 054-284-9999 |
| '02年2月8日 |
長野・長野県民会館 大ホール |
18時/18時30分 |
FOB長野
026-227-5599 |
| '02年2月10日 |
愛知・名古屋センチュリーホール |
17時15分/18時 |
サンデーフォーク名古屋 052-320-9100 |
| '02年2月16日・17日 |
東京・NHKホール |
17時45分/18時30分 |
SOGO東京
03-3405-9999 |
| '02年2月19日・20日 |
大阪・大阪フェスティバルホール |
17時45分/18時30分 |
SOGO大阪
06-6344-3326 |
| '02年2月23日 |
兵庫・神戸国際会館こくさいホール |
18時/18時30分 |
SOGO大阪
06-6344-3326 |
| '02年3月9日 |
岩手・盛岡市民文化ホール |
18時/18時30分 |
キョードー東北
022-296-8888 |
| '02年3月11日 |
青森・青森市文化会館 |
18時/18時30分 |
キョードー東北
022-296-8888 |
| '02年3月14日・15日 |
北海道・函館市民会館 |
18時/18時30分 |
WESS
011-614-9999 |
| '02年3月21日 |
富山・富山オーバードホール |
18時/18時30分 |
FOB金沢
076-232-2424 |
| '02年3月22日 |
石川・石川厚生年金会館 |
18時/18時30分 |
FOB金沢
076-232-2424 |
| '02年3月27日 |
神奈川・神奈川県立県民ホール |
18時/18時30分 |
キョードー横浜
045-671-9911 |
【SING LIKE TAKING 2001サイト】
http://www.slt2001.com/
【SING LIKE TAKINGオフィシャルサイト】
http://cia.sogopr.co.jp/
【BMG ファンハウス SING LIKE TAKINGページ】
http://www.c2m-jp.com/artists/index.asp?artistID=203# |
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