日本とイタリアの両政府によって制定された"日本におけるイタリア年"。その一環行事として開催されるこの映画祭では、10本の新旧イタリア映画が上映される。4月28日からの東京を皮切りに、全国で順次公開される予定。ここでは、そのなかからめぼしい作品をいくつかご紹介。
『ペッピーノ百歩』
2000年作品。社会派といわれるマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督による伝記的映画。1970年代のシチリアを舞台に、マフィア構成員の父を持ちながら、マフィア撲滅運動に一生を捧げたジュゼッペ・インパスタートのドラマチックな短い生涯を描く。東京のみの特別上映。
『アクロバットの女たち』
1997年作品。日本でも2000年暮れに公開されたロマンチック・コメディ『ベニスで恋して』のシルヴィオ・ソルディーニ監督作品。イタリアの北部と南部を舞台に、年齢の異なる4人の女たちが自分探しをする物語。主役の薬剤師エレナには、前述の『ベニスで恋して』と同じく、リーチャ・マリエッタが抜擢。
『笑う男』
1998年作品。『グッドモーニング・バビロン!』や、『太陽は夜も輝く』などの名作を手掛けたイタリアの名匠、パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟の最新作。本作は2部構成となっており、第1部『フェリーチェ』では、夜中に笑いが止まらないオペラ歌手の悲喜劇を、第2部『誘拐者たち』では、シチリアの山中で時代を隔てて起こる誘拐事件をテーマに描く。
『血の記憶』
2000年作品。イタリアの南に位置する小さな港町を舞台に、父を亡くした家族の運命を斬新な映像で描く。俊英エドアルド・ウィンスピアによる意欲作。劇中の設定により、セリフのほとんどに方言が用いられたことで、本国公開時に半分もイタリア語字幕が付いたという珍しい作品だ。
イタリア映画祭2001
| 公開日 |
東京】4月28日〜5月6日、【宮城】5月11日〜13日、【高知】5月16日〜19日、【大阪】6月8日〜10日、【広島】6月20日〜29日、【福岡】7月8日〜15日、【新潟】11月16日〜18日、【群馬】12月8日〜9日 |
| 劇場 |
【東京】有楽町朝日ホール、【宮城】東北福祉大学、【高知】高知県立美術館、【大阪】大阪市旭区民会館、【広島】広島市映像文化ライブラリー、【福岡】福岡市総合図書館、【新潟】高田中劇会館、【群馬】群馬会館 |
| 公式HP |
http://www.asahi.com/event/italia/cinema2001/ |
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