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『エコエコアザラク』&『富江 re-birth』一挙公開記念
マンガから生まれた恐怖映画に震撼せよ!
2001年3月9日
富江

出演者インタビュー <"もうひとりの富江"遠藤久美子に聞く>

●永遠の命はいらない

−−富江という女性についてはどう思います?

遠藤:んー……、何か人生楽しんじゃってるな、っていう感じ。

−−ある意味楽しいでしょうね。

遠藤:うん。純粋……ピュア。悪魔に見えるんですけど、とても楽しんでる人だな、って思いました。生き返る、とかそういう部分では怖いんですけど、自分の思うままに気持ちが動いて、しゃべって……すごくストレートな感じがした。酒井さんも「富江は相手のリアクションがわかっていて言葉を発したりする」っておっしゃってましたけど、相手が怒ろうが笑おうがどうしようが、こっちのテンション的には楽しい。そういうのはある意味いいな、って。

−−遠藤さんは富江のように無限に生き続ける、ということに対してはどう思われます?

遠藤:うーん、考え方にもよると思うんですけど。

−−あこがれる人もいるかもしれない?

遠藤:自分の大事な人が生まれてから死ぬまで自分が見届けるわけですよね。そうすると、その人との一瞬の楽しみはあっても永遠に残り続けるものってないわけじゃないですか。それを楽しめる人であれば楽しいと思うけど。私には弟がいますけど、生まれた順から言えば年上から先にいなくなっていくんですよね。でも自分より先に弟がそうなるのは嫌ですよ。私のほうが先に生まれたのに。「あなたは私を見届けなさい」って思います。だから富江みたいに永遠の命をあげる、って言われてもいらないですね。

−−富江みたいな性格の人が身近にいたらどうでしょう?

遠藤:怖い。敵に回したくない。かといって味方にもしたくないですけど(笑)。

−−ですよねー。

●酒井美紀さんとは、いっしょに仕事できてよかったと思う

−−今回酒井美紀さんと共演してみた感想は?

遠藤:酒井さんは、年代が近いにも関わらず、すごいというか……。いっしょに仕事できてよかったな、って思います。「富江はとても難しい役だから、形にするまでにすごく大変な思いをした」って自分でもおっしゃってたんですけど、自分が富江を演じるとしたらあんなに強いインパクトが出せるかなぁ、って思うから。うん、とても勉強になりました。普段は全然普通の感じなんですけどね。やっぱりすごいなぁ、って思いました。

−−ひとみの恋人・巧役の妻夫木さんは?

遠藤:妻夫木さんはチョコレートが好きみたいで、いっつもチョコ食べてました。なんかチョコ好きなんだなー、って(笑)。

−−すごい印象ですねぇ(笑)。

●何回も観てください!

−−でも、遠藤さんも今回の『富江 re-birth』でさらに演技の幅が広がられたと思いますよ。ところで今後はどういう活動をされていくのしょう?

遠藤:お芝居は勉強したいですね。

−−ホラー作品は?

遠藤:ホラーは……どうでしょうね。『富江 re-birth』はできましたけど、ほかのはどうなのかな……。

−−ぜひ、挑戦していただきたいです。

遠藤:でも撮影してる状態っていうのは、普通のドラマとか映画と変わらないんで、もしかしたらできるかもしれない。人間じゃないものを演じるときって、想像力が必要とされるかもしれないなって思いますけど。

−−では、これから『富江 re-birth』を観る読者の方々に何かメッセージを。

遠藤:怖い、という枠の中でも、純粋に映画を楽しんでいただけると、違う感情が湧いたり、違う楽しみかたができるので、何回も観てください……(笑)! 何回も観ることができる作品だと思います。


■profile
 1978年4月8日生まれ。三共ルルや日石三菱、全国信用組合のCMなどで全国的に親しまれ、数多くのテレビドラマやバラエティー番組で活躍する。アイドルとして活躍するいっぽう、『いさなのうみ』(1997年)、『東京攻略』(2001年)など、映画出演も精力的にこなすなど、多彩な一面を見せている。『富江 re-birth』では富江に翻弄され、いつしか寄生されていくという難しい役柄を見事に熱演し、また新しい魅力を披露した。

(C)伊藤潤二/朝日ソノラマ/大映/東映ビデオ 2001
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