●Story
山深い森の中で、若い男女と見られる数人が惨殺死体で発見された。死体は奇妙なことに、どれも不自然な形にねじ曲がっており、内臓は冷たく凍り付いていた。しかしこのなかで、奇跡的に生き残った少女がいたのだ。彼女の名は黒井ミサ。ごく普通の女子高校生だ。彼女は事件の後、ショックで精神状態が錯乱し、警察の事情聴取もままならない状態に陥っていた。そうこうしているうちに、この奇妙な事件がマスコミに流出。真相がはっきりしないまま、"猟奇殺人事件"として大々的に報道されてしまったのだ。
しかしその後も、彼女のまわりではつぎつぎと変死事件が発生。さらに、事件現場で発見された凶器と思われる"ねじれたナイフ"を見たテレビ局のディレクターが、"こんな事ができるのは魔女しかいない"とあおり、報道はますます過熱。そして、唯一の生存者であるミサを"魔女"と決めつけて連日報道したのだ。
飛んだことから、マスコミに追い回されることになってしまったミサは、親友の仁美とそのボーイフレンドのケンジらにかくまわれていた。ところがある日、しびれを切らしたテレビ局がニセモノのミサを番組に出演させたことにより事態は急変。果たしてミサは本当に魔女なのか? 森の中での惨劇は本当に彼女の仕業なのか?
●Check it!
古賀新一原作の同名コミックの映画版第4弾。今回は、主人公・黒井ミサが「なぜ魔女になったのか」というプロセスの部分が描かれる。言うなれば『エコエコアザラク0(ゼロ)』といったところ。普通の女子高生だったミサが、世間から追いつめられ、行き場をなくしたその瞬間に魔女として覚醒する。いわずもがな、このシーンが本作最高の見せ場。
さらに今回のミサ役には、テレビドラマ『燃えろ!! ロボコン』でロビーナ役を演じた加藤夏希が抜擢。歴代の『エコエコ』女優同様、大きな目と長い黒髪がミステリアスな15歳。本作が、映画初出演にして初主演となる。前シリーズで、吉野公佳や佐伯日菜子が見せた派手な立ち回りこそないが、とまどいや精神錯乱など、サイコな恐怖を表現する演技力はなかなかのもの。
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『エコエコアザラク』
| 公開日 |
2001年4月下旬 |
| 劇場 |
シネマ・カリテ(新宿)※レイトロードショー
シネマ・ドゥ(大阪)※レイトロードショー
シネマスコーレ(名古屋)※『富江 re-birth』と交互に上映予定/問い合わせ:052(452)6036 |
| 監督 |
鈴木浩介 |
| 出演 |
加藤夏希、大谷みつほ、高野八誠ほか |
| 配給 |
ギャガ・コミュニケーションズ |
| 公式HP |
http://www.toei-video.co.jp/home/flm/ekoeko.html |
関連
情報 |
・『エコエコアザラク』写真集(4月7日発売/角川書店/2500円)
・映画『エコエコアザラク』サウンドトラック(4月25日発売/パイオニアLDC/2500円)
・映画『エコエコアザラク』主題歌『憂凪〜YU-NAGI』木村由姫(4月25日発売/パイオニアLDC/S.L.K
RECORDS/1000円 |
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