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『弟切草』の世界を紹介!!
2001/1/11
●ルーツは"サウンドノベル"スタイルのゲーム

 『弟切草』は、かつてゲームジャンルに"サウンドノベル"という新分野を築いたエポックメイキング的作品。画面に表示される文章と、それにあわせた音楽と効果音、そして雰囲気を盛り上げるグラフィックで進行する、といったそれまでになかったタイプのアドベンチャーゲームだ。1992年の発売以来、驚異的なロングランヒットを実現し、99年にはプレイステーションにも移植されている。ストーリーは、不気味な洋館に迷い込んだ主人公とその恋人が、怪奇現象に脅かされながら脱出を図るというもの。このゲームのいちばん特徴は、ストーリーの途中で出現する選択肢を、プレーヤー自身が選択することによって進行する"マルチシナリオ"。選択しだいでゲーム内容が大きく変化していき、最終的にエンディングも多種多様に変わっていくのだ。
●映画版・弟切草はこんなかんじ

 ゲーム版でシナリオを担当した長坂秀佳が、99年に書き下ろしたオリジナル小説を映画化。全編デジタルビデオを用いて撮影された映像は、マルチアングルを多様したカメラワークで2次元とも3次元ともいえない異空間が描き出されている。また、演出の一環として、役者に持たせたビデオカメラで撮影したシーンを随所に使うといった斬新な手法も新鮮。これにより臨場感もあおられている。ホラー作品に欠かせない音響には、ドルビー5.1chデジタルサラウンドシステムを使用。迫力の映像と怒濤の音声で、もはや映画館は巨大なオバケ屋敷と化す!?

★気になる映画のストーリーはこちら

 ゲーム会社でバイトする奈美(奥菜恵)は、突如やってきた弁護士から、彼女の本当の父親が亡くなったことを聞かされ、その遺産を受け取るように告げられる。突然の出来事に奈美は釈然としなかったが、自分の生い立ちを知りたいがため、勤務先の社長公平(斉藤陽一郎)と一緒に、弁護士から教えられた屋敷へと向かう。するとそこは、弟切草がうっそうと生い茂る古びた洋館だったのだ。奈美と公平は、おそるおそる屋敷のなかへ忍び込み探索を始めたが……。

〜弟切草写真館〜
 あの恐怖の館が、ものの見事に再現されている映画『弟切草』。公平の視点で動くカメラは、まさに見ている観客自身の目なのだ。奥菜恵演じる奈美とともに、この恐ろしい館を探索しよう! また、ゲーム版をプレイしたことがある人にとっては、見覚えのある場面も多数登場。奈美を恐怖から守るのはキミだ!!

弟切草場面写真 弟切草場面写真
▲ゲーム版で印象的だったシャワー室。
▼屋敷の探索に疲れ果て座り込むふたり。この館は一体どうなっているのか?
▲ボーガンを構える奈美。狙うのは誰?
▼おどろおどろしい様子がちょっと変。これって本当に奈美なの??
弟切草場面写真 弟切草場面写真


弟切草(同時上映:狗神)
公開日 2001年1月27日
劇場 日劇東宝ほか全国東宝系にて
監督 下山天
出演 奥菜恵、斉藤陽一郎、松尾れい子
配給 東宝
公式HP http://www.immoral.co.jp/

■ゲーム仕様
弟切草(ニンテンドウパワー)※別途書き換え専用のSFメモリカセット(3980円:税別)が必要です
ハード スーパーファミコン
ジャンル・テイスト アドベンチャー・ホラー
メーカー チュンソフト
書き換え料金 1000円

弟切草 蘇生編
ハード プレイステーション
発売日 1999年3月25日
価格 4800円

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