『グリーン・デスティニー』のアン・リー監督による、アメリカ南北戦争時代に生きた若者たちの青春群像劇。1861年、アメリカ・ミズーリ州にジェイク(トビー・マグワイア)とジャック(スキート・ウーリッチ)というふたりの若者がいた。彼らは突如開戦した南北戦争の余波により加勢を余儀なくされ、南部軍として母国を守るために戦っていた。しかしこの戦争は、ジェイク親子を南北に引き離した要因となり、敵軍に父親を殺されたジャックにとっては、敵討ちの道具という意味を持っていたのだ。しかし、時が経つにつれ、かれらは人殺しに何の躊躇も抱かなくなり、誰と何のために戦っているのかさえも、わからなくなってしまう。
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1861年に勃発したアメリカ南北戦争(奴隷解放戦争)。本作は、軍隊同士による戦闘を描くのではなく、戦争ムード一色となったアメリカ全土に目を向けた。作品の舞台となったミズーリは、それらの代表でしかすきない。普通の隣近所同士が、「お宅どっち派?」とうかがいあい、敵なら即殺し合いという恐ろしい時代だったのだ。そんななかで、必死に生きた若者たちを、アン・リー監督は優しい目をもって見守っている。
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