ニューヨークにはびこる若者たちの姿をスタイリッシュな映像で見せるストリート・ムービー。定職につかないサイモン(ジェイソン・アンドリューズ)は、ニューヨークのロウアー・イーストサイドで、非合法にライブを録音した音楽テープを密売して生計を立てている。そんなヤバイ毎日を送っていたある日、ついにバンドからクレームがつき、サイモンは自宅アパートで襲撃された。さらにそこへ、ふるさとの幼なじみマーティ(エディ・ダニエルズ)が現れて、彼の母親が亡くなったことを知らせる。すべてにおいて最悪の事態が重なったサイモンが、この先とるべき選択とは?
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マーティン・スコセッシがプロデュースした『ステューピッド・イン・ニューヨーク』('97)で知られる、マシュー・ハリソン監督による1994年公開の作品。公開当時は、サンダンス映画祭をはじめ、各地の映画祭で絶賛された傑作だ。もともとインディーズ出身のハリソン監督だが、この映画で特筆すべき点は、ゴテゴテしたニューヨークの町並みを、わざわざモノクロで撮影しているところ。聞けば監督自身、ニューヨーク出身だという。そりゃあ、地元の人なら白と黒だけでニューヨークを切り取っても、"ニューヨーク"だってわかるような撮り方ができるというもの。なるほどねえ。
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