2000年のカンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)&主演女優賞を獲得した話題のミュージカル映画。舞台は、'60年代アメリカの片田舎。チェコから移民してきたセルマ(ビョーク)は、町工場で働き、女手ひとつで息子ジーン(ブラディカ・コスティック)を育てている。セルマは遺伝性の病気を抱えていた。そして彼女は、息子も同じ病になることを恐れて、その治療代を貯めるために内職も始める。そんな忙しい日々のなか、彼女が唯一の生きがいにしているのが"ミュージカル"。町のアマチュア劇団で稽古することや、仕事帰りに同僚のキャシー(カトリーヌ・ドヌーブ)とミュージカル映画を観ることがなによりの楽しみだった。
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演技とは思えない、自然なビョークの"演技"が素晴らしい。彼女は、ミュージシャンとして本作の音楽も担当。さすがにミュージカル部分も自然に歌い踊っているが、その部分を抜きにしても主役は彼女しかいないのではと思えるほど、ストーリー的にもピッタリのキャストだ。そのストーリーのあまりの切なさが、ビョークの存在で衝撃度を増している。
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