『眺めのいい部屋』('86年)、『日の名残り』('93年)のジェイムズ・アイヴォリー監督最新作。『シン・レッド・ライン』('98年)の原作者、ジェイムズ・ジョーンズの娘ケイリーが描いた家族をめぐる自伝的小説の映画化。シャンヌ(リーリー・ソビエスキー、幼少時代/ルイーザ・コンロン)は父(クリス・クリストファーソン)、母(バーバラ・ハーシー)と3人でパリに住んでいた。ある日、6歳になるブノワ(サミュエル・グリュアン)が養子として迎えられることになった。里親から里親へたらい回しにされてきたブノアは、荷物をまとめたスーツケースをいつも手放さない内にこもってしまう子供だった。突然の弟の出現に最初は嫉妬したシャンヌだったが、ブノアのおねしょを優しく介抱したことがきっかけで、お互いのわだかまりもなくなり、家族4人の絆も深まっていく。時は経ち、家族はアメリカに移住することにする。
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'60〜'70年代のパリ、そしてアメリカを舞台にした少女の成長記。新しい家族の出現、自分が成長することで変化する友人たちとの人間関係、パリからアメリカに住むことで変わる環境……。それらの変化で揺れる少女とその娘を暖かく見守る父との絆を淡々と描いている。フランス人から見たアメリカ、またアメリカ人から見たフランスという異国の文化の違いも浮き彫りに。
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