第二次世界大戦中のナチスドイツのユダヤ人に対する悪行を、これまでとは違った視点から描いた貴重なドキュメンタリー作品。
ナチスはユダヤ系の知識人を集めて、収容所の実態を隠すために、偽の収容所をチェコ北部に建設した。そこでは、ユダヤ人がプロパガンダのために表向き裕福な生活を送っていた。おまけに、その暮らしの模様は『ヒトラーがユダヤ人に町を与える』という宣伝映画にまでなり、世に出るのだった。この忌まわしい場所を、映画の出演者たちが20年後に訪問。ナチスによるユダヤ人弾圧の真相が暴かれる。偽の真実を描いた映画の中の幸福そうな人々の姿と、その後語られる真実との対比が、怒りと恐怖を呼び起こす。
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