「若き詩人中の巨星」と絶賛されながらも、わずか26歳の若さで亡くなった童謡詩人、金子みすヾ。彼女の短くも波乱に満ちた生涯を、『地雷を踏んだらサヨナラ』の五十嵐匠監督が映画化。舞台化、テレビドラマ化と、近年になって金子みすヾブームが起きているが、その決定版ともいえるのが本作だ。
1923年、日本海の港町下関。20歳のテルは金子みすヾというペンネームで、詩を雑誌に投稿していた。世間に認められ詩人として脚光を浴びるテルを、従兄弟の正祐は見守っていた。ふたりは密かに惹かれあっていたが、決して結ばれるわけにはいかなかった。実は、正祐は幼い頃養子に出されたテルの実の弟なのだった。
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