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メル・ギブソン主演最新作の監督&原作者が緊急来日 |
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| 2002年5月21日 |
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| ▲記者会見にもカメラを持参したジョー・ギャロウェイ。カメラマン魂はいまだ健在!? |
ベトナム戦争をめぐる兵士たちとその家族の戦いを描いたメル・ギブソン主演最新作『ワンス・アンド・フォーエバー』(2002年初夏公開/ギャガ=ヒューマックス共同配給)。その監督、ランダル・ウォレスと、実際に戦闘のさなかに身を投じ、原作『We
Ware Soldiers Once...and Young』を書き上げた元UPI特派員のジョー・ギャロウェイが緊急来日し、5月21日に記者会見を開いた。
『ワンス・アンド・フォーエバー』は、'65年に起こったベトナム戦争における初の本格的な地上戦"イア・ドラン渓谷の戦闘"をテーマにした、実話に基づく戦争ドラマ。ハル・ムーア中佐率いる第7航空騎兵連隊400名が、2000人以上の北ベトナム軍に包囲され、多大な犠牲を払いながらも3日間にわたり抗戦を続け撃退したエピソードを、ムーア中佐をはじめ戦闘に参加した兵士たち、さらにその家族の視点で描いた作品だ。
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| ▲みずから激戦地区に立って部下をはげまし続けたムーア中佐をメル・ギブソンが熱演。 |
会見に臨んだウォレス監督は、ジョー・ギャロウェイ&ハル・ムーア共著の『We
Ware Soldiers Once...and Young』を映画化した経緯を「まず表紙を見たときから心を打たれました。タイトルからして威厳のある、尊敬を抱かせるものです。内容も、あの過酷な状況を冷静に見つめ、真実を語り、そして実際に戦った人々を深く愛しているのがわかりました。私もそれに応えるような態度で映画を作ってみたいと思ったんです」と語った。
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| ▲「これまでのベトナム戦争映画は、兵士たちをさげすむ内容のものばかりだった」と語るジョー・ギャロウェイ。 |
対して、映画化に際しては「これまでどれひとつとして興味をそそられる提案はありませんでした。だから一時は『絶対に映画化させない』とまで明言していたくらいです」というジョー・ギャロウェイ。その決意をひるがえしてウォレス監督に映画化権を与えた理由を「彼に対して『あなたは英雄の存在を信じますか?』と質問したら『もちろん! 何だったらこれを見てください』と言って『ブレイブハート』('95年)を見せてもらったんです。この作品を通して、彼の"英雄"というものに対する考えに感銘を受けまして、それ以来おつきあいさせていただいています」と説明した。
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| ▲真剣な面持ちでベトナム戦争を語るウォレス監督。 |
また、ウォレス監督は自身の映画について「私がこれまでに見たベトナム戦争ものの映画は、あの戦争に対する作り手自身の苦しみや痛み、悲しみしか描かれておらず、兵士たち、家族たちの人生が描かれていなかったと思います」とコメント。続けて「私としては、ギャロウェイさんが命をかけて戦場の兵士を見極めようとし、ムーア中佐が何とかして部下を生還させようとした、その姿をありのままに描きたかったんです。ベトナム戦争で戦った両軍の兵士、そしてこの世のすべての戦争で戦った兵士たちのために、そういう作品にすべきだという責任を感じました」と真摯に語った。
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| ▲5月19日まで開催されていた、ギャロウェイの友人でもあるカメラマン、故・澤田教一&故・酒井淑夫の写真展に参加した両名。中央は澤田夫人。 |
さらにウォレス監督は「役者たちのすぐ真上に超低空でヘリを飛ばしたり、300ガロンのガソリンを爆発させて、そこから100メートルも離れていないところにメル・ギブソンを立たせて撮影したりしてましたから、本当に危険で大変な撮影でしたね。とにかく、ムーア中佐と同じように誰ひとりとしてケガをさせないという心構えで臨んでいました」と、撮影現場での苦労を当時の心境をまじえつつ告白。さらに「特殊メイク担当のスタッフがベトナム戦争に参加していた人間なんですが、ある日彼の父親が亡くなったという知らせが入ったんです。私はすぐに帰郷するように伝えたんですが、彼はなぜか帰ろうとしない。理由を聞くと『私の父も兵士でした。いま私が父のためにできることは、この映画を作ることです。葬式はあとでもできます』と言ってくれました。スタッフ全員がそういう意識でいてくれたおかげで、すばらしい作品になったと思います」と感動的なエピソードを披露した。
従来のベトナム戦争ものの映画とはひと味違う実話ならではの物語と、ウォレス監督みずから「CGや合成処理などを使わずに迫力のある映画が完成しました。ほかの監督には絶対作れない映像ですよ」と自信を見せる注目作『ワンス・アンド・フォーエバー』。ベトナム戦争の実像をとらえ直す意味でも、ぜひとも見ておきたい作品だ。
| ワンス・アンド・フォーエバー |
| 公開日 |
2002年初夏 |
| 劇場 |
日劇1ほか全国東宝洋画系 |
| 監督 |
ランダル・ウォレス |
| 出演 |
メル・ギブソン、バリー・ペッパー、マデリーン・ストウ |
| 公式サイト |
http://www.once-jp.com/ |
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