ファミ通.com ENTERTAINMENT
CONTENTS
GAME ENTERTAINMENT
SHOPPING enterbrain
ニュース 『アリ』主演ウィル・スミスが体当たりの演技を激白!
2002年4月17日
▲アリさながらのファイティングポーズで会見に臨むウィル・スミス。
 最新主演作『アリ』(5月25日公開 松竹・日本ヘラルド配給)のプロモーションのため来日し、4月16日に日本武道館で行われた特別試写会ではアントニオ猪木とともに日本のファンにあいさつした(→関連記事)ウィル・スミス。翌17日には、都内ホテルにて記念記者会見を開き、会場に詰めかけた報道陣に向け、本作やモハメド・アリへの思いを語った。

 登壇早々に、卓上に飾られた花を指して「きれいな花だね。持って帰っていい?」とジョークを飛ばし、場を和ませたウィル・スミス。まずは本作での役作りについての質問に対し「まず肉体的なところからアリを再現したんだけど、そのへんはマイケル・マン監督がとてもち密な指導をしてくれたから、問題なくできた。そのあとにアリの精神性、考え方、そして魂の部分を理解する努力を始めたんだ。彼が信仰していたブラック・ムスリムの勉強もしたし、脳神経医療の専門家にアドバイスしてもらって、脳の働きの観点から動きやたたずまいそのものをアリに近づけることもやってみた」と説明した。


▲つぎつぎと明かされる壮絶な撮影秘話に、取材陣も思わず引き気味に。
 また、迫真のファイトシーンについては「もちろんとっても大変な撮影だったよ。撮影には本物のボクサーを起用することが決まっていて、そのなかで僕だけが素人なんだから(笑)。とにかく実際にパンチを受けつつ、ダメージを最小限に抑える練習から始めたんだ。たとえば顔面にパンチをもらうときに、当たる寸前に首を回転させて衝撃を逃がしたり、直接当たっているように見せかけて実は肩に当たってたり、というぐあいに」とコメント。さらに「初めてヘッドギアを外して練習した日に、その時のスパーリング相手がいきなりものすごいパンチを出してきたんだ。思わずビビッてアゴを引いたら、おでこでパンチを受けちゃった。もう上半身全体に電気が流れたみたいになって、なぜか『あれ? クルマのキーどこにしまったっけ?』とか考えながらダウンしてたよ(笑)。あの経験をしてから、ボクサーの何たるかが理解できた気がする」と、いまだからこそ笑って話せる撮影秘話を披露した。

 さらに、モハメド・アリ本人について「僕的に共鳴したのは、彼が持っているとってもシンプルな信仰心。ふつうの人って信仰というものを往々にして複雑に考えすぎるものだけど、彼の場合ベトナム戦争に対しても『神がこの戦争に反対している。だから自分も反対する』っていう、ただそれだけなんだ。そして、その結果としていかなるものが犠牲になってもかまわない、と考えていた。なかなかできることじゃないけど、僕もそうありたいと思う」とコメント。続けて「偉大と賞賛される人は、みんな共通してシンプルだよね。マハトマ・ガンジーにしてもマザー・テレサにしても。まず自分がどういう人間になりたいか、ということをつねに優先させて考え、行動している。この考え方そのものは誰しもが持っているはずなんだけど、それを自覚して実行できるかが問題。この映画は、そういった姿勢の大切さを教えてくれるはずだよ」と、これから映画を見る日本のファンに向けてメッセージを送った。

▲小池栄子の登場にご満悦。
 会見の最後には、ウィル・スミスの大ファンというタレントの小池栄子が花束贈呈に登場。「会見中よりもこっちのほうが緊張するよ!」とおどけながら、ウィル・スミスも大喜びだった。

 「僕はこの映画でモハメド・アリそのものになったんだ。だからウィル・スミスが演じている、なんて感じないでほしい」と、ウィル・スミス本人も演技に自信満々の大作『アリ』。日本にふたたびアリ伝説が巻き起こることは間違いナシ!?

アリ
公開日 2002年5月25日
劇場 丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系
監督 マイケル・マン
出演 ウィル・スミス、ジェイミー・フォックス
配給 松竹、日本ヘラルド映画
公式サイト http://www.ali-movie.jp/

エンターテイメントTOPに戻る


enterbrain FAMITSU.com (C)1999-2002 ENTERBRAIN, INC. ファミ通.comに使用されている画像は全て著作権管理ソフトで保護されています。無断で転載、加工などを行った場合、処罰の対象となることもございます。