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ニュース 辻仁成の描く家族像『フィラメント』舞台あいさつ
2002年3月25日
▲左から松尾玲央(不二子)、井川遥、大沢たかお、辻仁成監督。
 作家やミュージシャンとしての活動する辻仁成が監督を手がけた映画『フィラメント』。その公開初日となった3月23日に、東京・新宿ジョイシネマ3にて初日舞台あいさつが行われた。当日は辻仁成監督をはじめ、大沢たかお、井川遥、松尾玲央(本作撮影時までの芸名は不二子)といったメインキャスト一同があいさつに登場。満場の客席を湧かせたのだ。

▲ 「試写をはじめて見たときは、恥ずかしくて自分のシーンでイスの下に潜り込んで発狂しそうになりましたね(笑)」と初々しいエピソードを語った井川遥。
 本作は"家族の再生"をテーマに、感情の抑制ができない兄と夢遊病を患う妹、そして女装癖のある父といった不器用な家族の生き様を鮮明に描いた作品。監督の辻仁成はこの映画について、「日本という国で、必死に愛をつかもうとする物語です」と説明し、さらに「僕の恋愛観や家族観などが、すべてこの作品に詰まっています」と、自分のメッセージが強く込められていることを話した。

 すぐキれる主人公の兄役を演じた大沢たかおは、「去年の夏から撮りはじめて、いつ公開になるのかずっと待っていました。今日という日を迎えられてうれしいです」と、初日の喜びをコメント。また、監督の辻については、「監督はエネルギッシュで仕事をしっかりとする男らしい人。とても人当たりがよく好感がもてました」と、監督・辻仁成の仕事に対する心意気と人柄を語った。

▲「僕の気持ちを、愛のある形にして届けたかった」と辻監督。
 本作が映画初出演となる井川遥は、「とにかく素敵な作品に仕上がってうれしいです。自分が初めて参加した映画が、この作品で本当によかったと思いました。感動です!」とニッコリ。また初めて舞台あいさつに立った感想については「緊張と楽しみな感情が混ざって複雑な気分ですね(笑)」と、いささか興奮気味に話していた。

 不器用に生きる人々を通して家族のありかたを"辻流"に提示する映画『フィラメント』。東京公開後は全国で順次公開予定とのことなので、辻ファンはもちろん興味のある人はぜひ劇場に足を運んでみては?

【作品紹介】
MOVIEピックアップ『フィラメント』

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