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ニュース 台湾からやってきたハイパー人形劇『聖石傳説』会見
2002年2月27日
▲左から黄文擇(オウブンタク)、伍佰(ウーバイ)、黄強華(オウキョウカ)の3名。製作の文擇と強華監督は実兄弟。
 台湾で古くから親しまれている伝統的な人形芝居"布袋戯(プータイシ)"に、最新のSFXを施したハイパーマリオネーションムービー『聖石傳説 Legend Of The Sacred Stone』(3月16日公開/バンダイビジュアル、メディアボックス配給)。この映画で、製作および登場人物すべての声を担当した人形師・黄文擇(オウブンタク)と監督の黄強華(オウキョウカ)、そして主題歌を歌った人気シンガーの伍佰(ウーバイ)が来日し、2月26日に都内で記者会見を行った。

 『聖石傳説』は、もともと伝統芸能だった布袋戯に現代的な演出を加えたテレビシリーズ『雲州大儒狭』をベースに作られた映画。『雲州大儒狭』は、一時平均視聴率が97パーセントにもおよび、放送時間になると国内の社会的機能が停止するまでに至ったことから、当局が放送中止命令を余儀なくされるという自体を招いたほどの人気をはくした番組だったという。

▲多彩な声色を使ってひとりで何十人もの声をあてるという黄文擇。会見中、男性、女性、老人などの声を披露した。
 その人気ぶりついて伍佰は、「布袋戯は、子供のころから縁日の出し物で見たり、おもちゃ屋で人形を買ってきては布袋戯ごっこをして遊んだりしてたほど、台湾人にとってはなじみの深いもの。最近では、人気の野球チームの帽子を被った布袋戯人形まで売られてるんだよ」と説明し、布袋戯の台湾国内での影響力の大きさを語った。

▲人形がものすごいスピードで画面を縦横無尽に飛び回る驚異の映画『聖石傳説』。
 黄監督は、「布袋戯は、武侠小説を骨子としてますが、物語のテーマは男女の情愛や友情、親子愛など身近なものが多く、また道徳的な話などは教育にもよいと言われています。だからこそ、子供から大人まで幅広く指示されているのではないでしょうか。きっと、日本のみなさんにも気に入ってもらえると思います」と、内容的な魅力について話し本作をアピール。かつてNHKで放送されていた『三国志』や『真田十勇士』といった人形劇になじみのある人にとっては、新発見となる作品といえるかも。

 人形劇とは思えない派手なアクションと情念を表現する細かな演出、さらにハリウッドに出向いて施したというSFX処理など、これまで見たこともない映像に驚愕すること間違いなしの映画『聖石傳説』。伝統と最新技術の融合を、ぜひ劇場で確認しよう!

聖石傳説
公開日 2002年3月16日
劇場 シネマスクエアとうきゅう、テアトル梅田ほか全国順次
監督 黄強華
声の出演 黄文擇(日本語吹き替え:さとう珠緒、石橋蓮司)
配給 バンダイビジュアル、メディアボックス
公式HP http://emotion.bandai.co.jp

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