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『ぼくの神さま』 伊達公子が"子供と平和"語る |
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| 2002年2月21日 |
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| ▲「この映画では今の日本では感じることができないことが多く語られている」と伊達公子。 |
第2次世界大戦中のポーランドを舞台に、戦時下の子供たちの姿を描く感動作『ぼくの神さま』(3月2日より全国東宝系でロードショー)。この映画の公開を記念して2月21日、都内で『子供たちの平和』をテーマにしたトークショーが行われた。トークショー会場には、現在世界で子供たちにテニスを教えている元プロテニスプレイヤーの伊達公子氏と、元国連事務次長の明石康氏が登場。それぞれ同作品の感想と、自身の体験をもとにした"世界の子供たち"の姿を語ってくれたのだ。
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| ▲左から伊達公子氏、明石康氏。右は司会を務めた蓮舫。 |
かつてプロテニスプレイヤーとして世界を回り、引退後は中国やベトナムなどで子供たちにテニスを教えた経験もある伊達公子氏。『ぼくの神さま』はナチス政権化で苦しむポーランドで一生懸命に生きる子供たちを描いているが、伊達氏自身も作品中と同様の恵まれていない環境の子供たちを数多く見てきたという。「それでも、(どこの国でも)テニスラケットを持ったらうれしくてしょうがない顔をするんですよ。決して裕福ではない環境でも、子供たちは皆すばらしい感性を持っています」と、テニスを通じて触れ合った子供たちへの印象を披露。『ぼくの神さま』を見た感想については「戦争の歴史も含みながら、子供たちの恋愛や悩みというものをよく描いています。人それぞれ見方はあると思いますが、自分の感じたままに受け取って子供たちに伝えていって欲しいですね」と語った。
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| ▲「『ぼくの神さま』、とてもよい映画です。見てね!」と日本語でコメントしたハーレイ。 |
現在も戦闘が続くアフガニスタンから帰国したばかりという明石氏は「アフガンで見てきたような子供たちの姿を『ぼくの神さま』はリアルに描いている」と映画の出来栄えを絶賛。「私自身も戦争を経験したが、戦争が終わって平和が訪れた時の感動というものを、この映画を見て若い人たちにもわかってほしい」と、大半が戦後世代のギャラリーに訴えかけた。
また、『ぼくの神さま』の主演を務めたハーレイ・ジョエル・オスメントもビデオメッセージであいさつ。「『ぼくの神さま』は第2次世界大戦の時の話だけど、現在も戦争によって、たくさんの子供たちがつらい目にあっています。みんなでいっしょに戦争について考えることが、戦争をなくしていく第一歩だと思います」とメッセージを送った。
戦時下における人々の生活や心境は平和な日本ではなかなか感じることができないもの。戦争を子供たちからの視点で描いた『ぼくの神さま』を見て、戦争というものを認識し、平和について見つめ直してみては?
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