 |
 |
田口ランディの『コンセント』映画完成記者会見 |
|
 |
| 2001年12月21日 |
|
 |
| ▲中原監督と市川実和子。会見中も終始笑顔で和やかムードのふたり。 |
メールマガジンを介して小説を発表するなど、画期的な手法が話題を呼んだベストセラー作家、田口ランディの処女作『コンセント』が映画化され、このたび完成。12月21日に、主演の市川実和子と中原俊監督による完成記者会見が行われた。
本作『コンセント』は、主人公ユキが実兄の壮絶死を通して、自分のなかにあった"何か"に目覚めいく様子を描いたファンタジー色の濃い人間ドラマ。原作での"匂い"、"解体"、"シャーマニズム"といった数々のキーワードをで表現される精神世界は、映画化不可能とさえ言われていたという。映画化にあたり中原監督は、「原作を読んだとき、自分が作りたい感じの物語がそこにあった。話がいろんな方向にとんでいく"どこいっちゃうんだろう"感が、とてもおもしろかったんです。映画化する際に田口さんに、すべてお任せします、と言われてうれしかったですね」と、話した。
 |
| ▲『アナザヘヴン』で映画デビューした市川実和子。モデル時代に培ったスタイルとエキゾチックな顔立ちが、スクリーンに会映える新鋭女優。 |
監督に「彼女でなくては出来なかった役」と言わしめた市川は、心の変化など内面の演技が必須とされる難役、主人公ユキを好演。役作りに関しては、「頭で考えても信用できないので、身体で馴染むようにしていきました」と、体当たりで挑んだことを明かした。また、苦労した点については、「ブルー・バックで撮影するシーン。あとで編集することはわかっていたけど、何も誰もいないところでひとり芝居するのは、幽霊相手みたいで結構大変だった」と語った。
 |
| ▲原作の持ち味を残しつつ、映画ならではのカラーも持つ『コンセント』。オフィス・シロウズ/メディア・ボックス配給。 |
「原作が女性の視点から観ているのに対して、映画では男性にも間口を広くしたつもりです。また、この物語は、女性のエロチシズムがポイントにもなっているので、女性でも抵抗なく観られるエロティックな仕上がりになったと思います。自分では10年ぶりの傑作だと思ってます!」と、中原監督が自信をもってオススメする『コンセント』。公開は2002年2月上旬、テアトル新宿ほか全国順次を予定している。
★ディレクターズ・カット版『コンセント』BS-iにて放映決定
本作『コンセント』を中原監督自ら編集したディレクターズ・カット版が、12月22日(金)19時からデジタルハイビジョンチャンネルBS-iにて、放映されることが決定した。テレビ版では、本編では描ききれなかった主人公ユキの内面世界がより丁寧に表現されているとのこと。映画館に行くまえにぜひともチェック! |
|