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元ビートルズのジョージ・ハリスンが、11月30日午後、米ロサンゼルスの友人宅で肺ガンのために死去した。享年58歳。
ジョージ・ハリスンは、'43年2月25日、イギリス・リバプールでバスの運転手の子として生まれた。'58年当時電気工見習いだったジョージは友人となったポール・マッカートニーに誘われ、ポールが在籍していたビートルズの前身バンド・クオリーメン(ジョン・レノンがリーダー)にギタリストとして参加。'60年にはバンド名がビートルズに変わり、'62年10月5日、シングル『ラブ・ミー・ドゥ』でデビューを果たす。
ジョージは、ビートルズのメンバーのなかでは地味な存在だったが、インド哲学に傾倒し、'65年リリースのアルバム『ラバー・ソウル』収録の『ノルウェイの森』では、シタールを演奏するなど、当時のポップミュージック界では画期的な試みを行った。さらに、モデルのパティ・ボイドと結婚した'66年には、ヒンズー教の瞑想修行をするためインドへ。ビートルズのメンバーも彼を追いインドで瞑想修行を行い、中期ビートルズの音楽にその影響を深く刻んでいる。
'68年にはビートルズのメンバーのなかで最初にソロ作を発表。ビートルズ解散から半年後の'70年11月には、名曲『マイ・スウィート・ロード』を含むソロアルバム『オール・シングル・マスト・パス』をリリースし大ヒットさせている。'71年にはバングラデュ救済コンサートを企画し、多くのミュージシャンとともにコンサートを成功させている。
その後はあまり表舞台には登場していなかったが、'87年にリリースしたアルバム『クラウド・ナイン』、そしてシングル曲『セット・オン・ユー』がヒット。'91年にはビートルズでの来日以来25年ぶりに来日し、エリック・クラプトンとともに東京ドームなどで日本公演を行っている。
ここ数年では、'97年に喉頭がんの手術を受けた影響もあり、精力的な音楽活動を控えていたジョージ。今年5月には肺がんの手術を受け、今月始めには再手術も行われていた。
【ビートルズオフィシャルサイト(日本版)】
http://www.toshiba-emi.co.jp/beatles/
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