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ニュース フランス女優ジャンヌ・バリバール新作とともに来日
2001年11月27日
 エマニュエル・ベアール主演で日本でもヒットした『美しき諍い女』のジャック・リベット監督による最新作『恋ごころ』(2002年1月下旬より日比谷シャンテ・シネにて公開/フランス映画社配給)が、お正月第2弾映画として公開される。これに先駆け、本作の主演女優ジャンヌ・バリバールが来日し、11月27日に都内で記者会見を開いた。

 本作『恋ごころ』は、演劇女優と彼女の昔の恋人との恋模様を、周囲のキャラクターとの絡みを交えながらコミカルに描いたラブ・ストーリー。今年のカンヌ映画祭で上映され、上映後には10分間以上ものスタンディング・オベーションを受けたという作品だ。

 今回来日したバリバールの本国における人気は、日本でも人気のフランス女優シャルロット・ゲンズブールと同等クラスなのだとか。彼女が出演し、日本で公開された作品は、アルノー・デプレシャン監督の『そして僕は恋をする』が代表的だが、今後注目の女優だ。

▲先日、テロ直後に行われたニューヨーク映画祭に出席したというバリバール。「町は戦後の廃墟のようだったけど、"生活を続けよう"っていう皆の気持ちが伝わってきたわ」。
 「ウチのおばあちゃんが日本通だったので、小さいころから日本の映画に親しんで育ったの。だから日本に来られてうれしいわ」と、来日の喜びを挨拶のなかで話したバリバール。「具体的にどんな日本映画を観たことがあるのか」という質問には、「昔なら小津安二郎や溝口健二、最近は北野武監督のものかな。溝口監督の『雨月物語』は感動したわ」と、日本映画通なところをアピールした。

▲バリバールも熱演『恋ごころ』。
 また、本作のリベット監督は、撮影と平行して脚本を執筆するというスタイルを取ることで有名。今回初めて監督といっしょに仕事をした感想については、「翌日撮影分の脚本は、良くて前日の晩、ギリギリだと当日の朝もらえるの。しかも、一字一句完璧にセリフを言わなくちゃならないのよ。でも、私にとっては良い経験になった。むしろ、脚本をすべて読んでから撮影に入るよりも、進行中に決まっていくほうが、予想もつかないことが起きたりして、おもしろいものよ」と、クールに答えていた。

 バリバール演じる魅力的なヒロインを巡って、複雑に入り交じる人間関係をコミカルに描いた『恋ごころ』。心地よく笑いたい人にぜひオススメの1本だ。

恋ごころ
公開日 2001年1月下旬お正月第2弾
劇場 日比谷シャンテ・シネ
監督 ジャック・リベット
出演 ジャンヌ・バリバール、セルジオ・カステリット、ジャック・ボナフェ
配給 フランス映画社

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