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松本大洋原作の映画『青い春』フィルメックスで初上映 |
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| 2001年11月26日 |
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| ▲将棋に夢中になりすぎて高校を中退してしまったという豊田監督。劇中には自身の実体験も、アイディアとして盛り込まれているとか。 |
独特のタッチと世界観で根強いファンを持つ漫画家、松本大洋のコミックをベースにした松田龍平主演の映画『青い春』(2002年公開/ゼアリズエンタープライズ配給)が、現在開催中の映画祭"東京フィルメックス"のコンペティション部門にて初お目見え。上映後、監督の豊田利晃が舞台に登場し、観客たちとのあいだで質疑応答を繰り広げた。
『青い春』は、秩序の荒廃した男子校を舞台に、3年生になったふたりの親友とその仲間たちの群像劇を描いた青春ドラマ。原作は、松本大洋の短編集『青い春』から、『しあわせなら手をたたこう』を中心に『夏でポン!』、『鈴木さん』、『ピース!』の要素を織り交ぜ、豊田監督が独自に脚本を執筆したというものだ。
「脚本から書かなきゃダメ」と独自の映画製作論を持つ豊田監督。本作の製作に取り掛かる際、キャストに「原作は読むな」と注意したそう。「コミック版とはまったく違うものにしたかったんです。原作を読んじゃうと、どうしても自分が演じるキャラクターのイメージに引きずられてしまうでしょう」と話した。
また、主演に松田龍平を起用した理由については、「以前から、一度いっしょに仕事をしたいと思っていて、今回こちらからオファーしました」と明かした。さらにこの映画には、小泉今日子がなんと購買のおばさん役として出演している。「小泉さんが松本大洋さんの大ファンだということで、ぜひ、と言われました。じつは彼女の実のお姉さんも高校の購買にお勤めしてるそうなんです」と、裏話も交えつつ出演理由について語ったのだ。
殺伐とした高校3年生の心を浮き彫りにした『青い春』。耳をつんざくミッシェル・ガン・エレファントの音楽も印象的な本作の公開は2002年"春"からだ。
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