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岡本喜八ワールド全開! 『助太刀屋助六』特別上映 |
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| 2001年11月4日 |
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名作『姿三四郎』や、西部劇と時代劇を融合させた意欲作『EAST
MEATS WEST』など、数多くの作品を生み出し続ける映画監督、岡本喜八。その最新作『助太刀屋助六』が第14回東京国際映画祭の特別招待作品として上映。岡本監督をはじめ、真田広之、鈴木京香、岸田今日子、村田雄浩ら俳優陣、そして音楽を手がけた山下洋輔らによる舞台挨拶が行われた。
『助太刀屋助六』の主人公は、自分に関係がないトラブルにも進んで首をつっこみ、頼まれもせずに助太刀する"助太刀屋"・助六。ある日いつものように仇討ち現場にしゃしゃり出るが、目の前で討たれた男が生き別れになった父親だっと知り、初めて本気の仇討ちに乗り出すという物語だ。
手元のメモを見ながらの挨拶となった岡本監督だが、いきなり「えーと……全然見えないなぁ」とグチり、場内は大爆笑。「もう少々長生きして、もう少々みんなといっしょに仕事をして映画作りを楽しみたいです」と語った。
主人公・助六を演じた真田広之は「岡本監督のこだわり、そしてニヒリズムとユーモアのセンスに引っ張られた感じですね。みなさんも喜八ワールドを楽しんでください」とコメント。助六の幼なじみとして本作のヒロイン的な女性・お仙を演じた鈴木京香は「撮影中は真田さんや村田さんに色々とお世話になりました。岡本監督の映像に山下さんの素晴らしい音楽が加わって最高の作品になったと思います」と完成後の感想を語った。
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| ▲「本を見たときに『この映画が観たい、出演したい!』と思った」という真田広之。 |
▲劇中では着物姿で馬に乗るシーンもある鈴木京香。 |
お仙の兄・太郎役の村田雄浩は「岡本監督の作品は昔から大好きだったので今回出演できて本当にうれしいです。誠心誠意作られた、けれど監督はじめ全員が楽しくて楽しくてしょうがない状況で作られた映画です」とコメント。宿場のオトメばあさんを演じた岸田今日子は、その撮影現場の様子を「人里離れたホテルで、鈴木(京香)さんとじゅうたんの上で自主練習したり、真田(広之)さんの意外な鍋奉行ぶりを拝見できたりと、まるで合宿みたいななごやかな雰囲気でしたね」と語った。
音楽を担当したジャズミュージシャンの山下洋輔は「設定を見せていただいた時点で、笛と和太鼓のイメージが浮かんできたんです。そこにジャズの要素を加えていくことで、ジャズと時代劇の融合を試みてみました」とコメント。そして「岡本監督から『スタッフロールが終わるまでお客を立たせるな』という指令を受けましたので(笑)みなさん最後まで音楽で楽しんでください」と観客に呼びかけた。
岡本監督ならではの、ユーモアあふれる中の人間ドラマを堪能できる『助太刀屋助六』。公開は2002年1月の予定だ。
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