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ニュース PV界から新たな才能『ヒューマンネイチュア』監督来日
2001年11月3日
▲フランス人のミシェル・ゴンドリ監督。フレンチなまりで話す英語がチャーミング。
 '00年に大ヒットした『マルコヴィッチの穴』のスパイク・ジョーンズ監督に続いてミュージック・ビデオ界から映画界に登場した新たな才能ミシェル・ゴンドリ監督が、デビュー作『ヒューマンネイチュア』をひっさげて東京国際映画祭に見参。コンペティション部門でのすべての上映を終えた11月3日、会場で記者会見を行った。

 本作『ヒューマンネイチュア』は、『マルコヴィッチ〜』の奇想天外なシナリオで一躍有名となったチャーリー・カウフマンが脚本を書き上げ、『マルコヴィッチ〜』の監督スパイク・ジョーンズとともに共同製作を担当する、いわばマルコヴィッチチームによる新作といった作品。物語は、サルとして育てられたひとりの男をめぐり、彼を人間社会に適応させるべく奮闘する科学者と、それに反対する女性動物学者が繰り広げる風刺コメディだ。

 これまでビヨーク、ベック、ダフト・パンクといった、売れっ子たちのミュージック・クリップを手がけてきたゴンドリ監督。いままでにも今回のような長編映画のオファーが、山ほど来ていたという。そのなかから本作を選んだ理由についてをつぎのように話した。

 「ちょうどスパイク(ジョーンズ)が、『マルコヴィッチ〜』を撮影しているときに、チャーリー(カウフマン)を紹介されたんだ。そこで書きかけのシナリオを見せてもらったんだけど、それこそが『ヒューマンネイチュア』だった。ちょっと読んだだけでブっ飛んじゃって、ぜひこれをボクに撮らせて! って頼んだんだ」(ゴンドリ)

 また劇中、強烈なインパクトで"サル男"の役を演じたリス・エヴァンスのキャスティングについては、「オーディションで一発で決めた」と話したのち、「じつは彼の演技テストのビデオを見ていたチャーリーの家のイヌが、テレビに向かってコミュニケーションをとろうと暴れ出したんだ。だから、今回リスのキャスティングは、チャーリーのイヌが決めたってことだよ(笑)」と、ユニークなこぼれ話を披露した。

 今年のカンヌで絶賛され、そしていまは東京国際映画祭のコンペの行方が気になる『ヒューマンネイチュア』。楽しみな一般公開は2002年春だ!

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