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ニュース 最先端技術で誕生した印象派映画『ヴィドック』登場
2001年11月3日
▲2日の上映日には、俳優のギョーム・カネ(右)が舞台挨拶に訪れた。
 東京国際映画祭も大詰めを迎えた11月3日、フランスからやってきた超ビジュアル作品『ヴィドック』とともに、監督のピトフが来日。同日会場で記者会見を開いた。

 本作『ヴィドック』は、2002年に公開予定の『スターウォーズ/エピソード2』に用いられていることで知られる、ソニーの"HD24P"というデジタルハイビジョンカメラで全編を撮影した世界初の映画。19世紀に実在したフランスの国民的英雄ヴィドックの活躍を、ハイスピードで描いたアクション活劇だ。

 ピトフ監督はもともと、『デリカテッセン』や『ロスト・チルドレン』のジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ監督作品で、特殊効果を手がけていた映像の魔術師。長編デビュー作となる本作では、これまで磨いてきた腕を思いきり披露している。

▲じつはパイロットでもあるピトフ監督。「次回は、空を舞台にしたファンタジーがやりたい」と話した。
 「ボクはこの映画のことを"印象派"って呼んでいるんだけど、そもそも歴史絵巻を作る気はなくて、アーティスティックな映画を作りたかったんだ。するとフイルムでは、ボクのイメージする質感とか深みとかをなかなか表現できない。だから、HD24Pカメラを使ったんだ」(ピトフ監督)

 また、めくるめく映像にスピーディーなストーリー展開について、「テレビゲームのようですね」と言われると「じつは、ウチの子供が家で『トゥームレイダー』をプレイしてるのを見て、『お、映画みたいじゃん』って思ったんだ。そしたらウチの子供が一瞬、映画監督に見えたよ(笑)。ボクがゲームにインスパイアされたのは事実だけど、だからと言ってゲームを映画化することは考えてないよ。むしろ、映画とゲームの中間の映像劇を作ってみたいかな」と、裏話的なことを交えつつ、今後の夢を語った。

▲ニックネームをそのまま監督名にしているというピトフ。本名はジャン=クリストフ・グランジェ。
 今年9月にフランスで公開され、3週間で200万人を動員したヒット映画『ヴィドック』。日本でこの新しい映像体験ができるのは、2002年1月12日から!


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