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ニュース 「決着をつけたかった」噂の連合赤軍映画ついに登場
2001年11月2日
▲上映前に行われた舞台挨拶にて。左から池内万作、裕木奈江、萩原聖人、高橋伴明監督。
 昭和史に残る空前の出来事"連合赤軍リンチ事件"を、30年の時を経て初めて映画化した『光の雨』が、11月2日、東京国際映画祭でついにそのベールを脱いだ。上映に先だち行われた記者会見では、高橋伴明監督をはじめ、萩原聖人らメインキャストが、本作を作った経緯や意識について語った。

 本作『光の雨』は、映像業界で生きる人々が、連合赤軍事件をモデルにした立松和平の同名小説を映画化するまでを描いた物語。劇中劇という形ではあるが、当時事件に関わった連合赤軍のメンバーたちを実名で登場させていることも、かねてから話題となっている。

 今回、連合赤軍事件を初めて映画化しようとした経緯について高橋監督は、「当時は自分も学生運動の一端にいて、日本赤軍だった足立正生さんにあっち(中近東)へ一緒に行かないか、と誘われたこともあった。だけど私は逃げ、そのころからずっと負け組気分だったのです。なので、ボクなりに決着をつけたいとずっと考えていてました。その結果がこの映画です」と、胸の内を明かした。

▲「この映画に関わるまで、連合赤軍のことは漠然としか知らなかったが、真実を知ってビックリした」という主演の萩原聖人。 ▲連合赤軍のメンバーで実在の人物上杉和枝役を演じた裕木奈江は、「役を受けるとき戸惑った」と話した。

 「『光の雨』というタイトルには、あの事件、運動に関わった人たちへの供養、浄化の意味が込められています」と、感慨深げに語った高橋監督の『光の雨』。悲惨な形でしか思想を表現できなかった30年前の革命戦士の姿を、12月8日からのロードショーで確認しよう。

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