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ボスニアから熱血監督がデビュー作をひっさげて来日 |
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| 2001年11月2日 |
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| ▲現在さまざまな国から取材のオファーが殺到しているという、多忙なダニス・タノヴィッチ監督。 |
今年のカンヌ国際映画祭において、そのストーリーテリングが絶賛され、みごと脚本賞に輝いたボスニア映画『ノー・マンズ・ランド』が、東京国際映画の特別招待作品として上陸。一般披露に合わせ、11月2日に本作を撮ったダニス・タノヴィッチ監督が記者会見を行った。
映画『ノー・マンズ・ランド』は、92年のボスニア紛争を舞台にボスニアとセルビアの国境に取り残された、敵対する両兵士の駆け引きをユーモラスかつスピーディーに描いた戦争もの。ボスニア人のタノヴィッチ監督は戦争当時、自ら前線へと出向いてドキュメンタリー映像を撮っていたという。「この映画はドキュメンタリーではないけど、ボクの体験はふんだんに活かしたつもり。実際に戦争を体験してるからこそ、ほかの人よりも自由に表現できるし、真実を真実と言い切れるんだ。でも、真実ってあんまり強調するとチープになっちゃうから気を付けないと(笑)」(タノヴィッチ監督)
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| ▲集まった報道陣に向かって、「もしもいま、ボクが狙撃されたとしたらみんなはどうする? 死にかけのボクをそのまま取材する? それとも病院へ運んでくれる?」とドキッとする質問をした監督。さすがは筋金入りのジャーナリスト。 |
また、先に述べたように、本作はカンヌ映画祭で脚本賞を受賞したほか、サラエヴォ国際映画祭やベイルート映画祭などさまざまな国で多くの賞に輝いている。このことについて監督は、「ボスニア紛争っていうある一定の地域に起きた事件をテーマにしているのにも関わらず、いろんな国でこの映画が受け入れられたことはとてもうれしい。なぜなら、ボクがこの作品に込めたメッセージは反戦以外の何ものでもないから」と、熱く語った。
「戦争が起こるといつでもどっちが悪いって話になるけど、そんなことはどうでもいいこと。戦争自体が無意味なことなんだから」と、話したタノヴィッチ監督のデビュー作『ノー・マンズ・ランド』。一般公開は、2002年春の予定だ。
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