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ニュース 作家主義な映画祭『東京フィルメックス』開催発表会
2001年9月28日
▲『東京フィルメックス』を支援する面々。左から森プロデューサー、塩田監督、崔監督、実行委員関係者。
 昨年末に誕生した新しい映画祭『東京フィルメックス』が、今年も東京・有楽町を拠点に11月18日から8日間に渡り開催されることが決定。9月27日に都内で開催発表記者会見が開かれ、その概要が明らかにされた。

 "新・作家主義国際映画祭"というスローガンのもと、アジアを中心とした世界から選りすぐった独創的な作家たちによる総計24本の作品を上映する。各プログラムは、アジア諸国の新進作家の秀作が個性を競う"東京フィルメックス・コンペティション"、一般公開前の話題作を先取り上映する"特別招待作品"、埋もれた名作などを集めた"特集上映"の3部門で構成。

▲オープニング作品の『武士(ムサ)』は、壮大なスケールで描く韓国映画。
 なかでも注目したいのは、米テロ事件の影響で緊張状態にあるアフガニスタンに焦点を当てた作品2本が上映される点。このふたつの作品は、いずれもイランを代表する名監督によるものだが、偶然とはいえあまりにもタイムリーだ。このことについて、主催者から以下のような説明があった。「アフガニスタンの隣国であるイランではここ数年、政治状態が不安定なアフガニスタンからの難民が大量に流入してきてたそうです。イラン側としてもそれは気になるところで、とくに映画監督たちは題材として注目していたようです」

▲カンヌでパルムドールに輝いた『息子の部屋』はクロージング作品。モレッティ監督の来日もあるかも?
 そのほかの見どころとしては、本年度のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞したナンニ・モレッティ監督の『息子の部屋』がクロージング作品として上映されるほか、『姿三四郎』や『大誘拐』などで知られる岡本喜八監督の特集など、本映画祭ならではのラインアップも見逃せない。さらに岡本監督の特集では、最新作『助太刀屋助六』を試写会スタイルで上映する予定。試写会への参加応募は今後、以下の『東京フィルメックス2001』公式サイトにて受け付けるということ。マメに最新情報をチェックしよう。

▲デビュー作『十階のモスキート』で、いきなりベネチア映画祭の舞台に立った崔監督は、当時の思い出を熱く語った。
 また、この日は会見に引き続き、東京フィルメックスの協賛者であるオフィス北野のプロデューサー、森昌行と、映画監督の崔洋一、塩田明彦らによるトークショーが催された。トークショーでは最初に、北野武監督が昨年のカンヌ映画祭に『菊次郎の夏』を出品した際のドキュメンタリーフィルムが上映された。その後、"映画祭"をテーマにトークが展開。プロデューサーおよび監督という立場から、彼らがこれまで訪れた世界の映画祭でのエピソードや思い出話などが、約1時間に渡って語られたのだ。

 「カンヌもベネチアも、最初はみんな小さく始まった。この『東京フィルメックス』は、最小にして最強。いずれ世界に注目される映画祭になっていくと思う」と崔監督もエールを送る『東京フィルメックス2001』。アジア映画に注目してる人はもちろん、新しい才能を青田買いする優越感に浸りたい人も要チェックだ!

東京フィルメックス2001
期間 2001年11月18日〜26日
会場 有楽町朝日ホール、浜離宮朝日小ホール、シネ・ラ・セット、丸の内ピカデリー2
前売り券
(発売中)
1回券:1200円(自由席・定員入替、整理番号入場制)
回数券:3回券・3000円/10回券・8000円 ※取り扱いはe+(イープラス)のみ
販売場所 チケットぴあ 03-5237-9999/ローソンチケット: 03-5537-9999/e+(イープラス)http://eee.eplus.co.jp/
公式サイト http://www.filmex.net/

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