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ニュース モスクワ国際映画祭で宮沢りえが最優秀女優賞
2001年7月5日
 現地時間の6月21日〜30日までロシアで開催されていた『第23回モスクワ国際映画祭』で、香港映画『遊園驚夢(PEONY PAVILION)』で主演を演じた宮沢りえが、最優秀女優賞を受賞した。同映画祭のグランプリにはヘンリー・ビーン監督の米作品『The Believer』、最優秀男優賞には、ロシア出身のセルゲイ・ボドロフ監督作品『Quickie』の主演、ウラジミール・マシコフが選ばれた。

 宮沢が出演した『遊園驚夢』は、'30年代の中国・蘇州にある劇場(パビリオン)を舞台に、二人の女性の数奇な運命と複雑な友情を描いた映画。宮沢は菎劇(中国の伝統演劇)の有名歌手・ジェイドを演じている。今回の宮沢の役どころは、有名歌手でありながら、金持ち相手の娼婦でもあり、さらに名門一族のもとに嫁ぎながら従姉妹と禁断の愛に陥るという複雑なもの。宮沢はオール中国ロケでセリフもほとんど中国語という厳しい環境下で今回の難役を見事演じきり、その演技が国際的に認められる結果となった。

 同映画の監督は、'99年日本公開の『美少年の恋』などでメガホンをとったヨン・ファン。共演は『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』などで日本でもおなじみの香港のトップ女優、ジョイ・ウォンら。宮沢は映画祭の最終日に行なわれた授賞式は欠席したが、かわりにトロフィーを受け取ったファン監督が来日し、宮沢にトロフィーを手渡すとともに、感動をわかちあった。

 婚約破棄騒動や激やせ騒動以来、スランプも伝えられてきた宮沢だが、今回の受賞に加え、この夏には6年ぶりの邦画出演となる『釣りバカ日誌12』も控え、完全復活の兆し。今後、国内はもとより国際女優としてのさらなる飛躍を期待したいところだ。なお、『遊園驚夢』の日本での公開は、時期、配給ともに現段階では未定となっている。

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